※イメージ画像：フジテレビアナウンサー公式サイト「アナマガ」より10月22日の放送終了間際に突如、来年3月での終了が発表された『笑っていいとも！』（フジテレビ系）。32年間MCを務めたタモリの労をねぎらう声が上がる中、加熱しているのが後継番組とそのMCを務める人物は誰なのかということだ。最有力候補としてSMAP・中居正広やダウンタウン・浜田雅功などの名前が挙がっているが、ここにきて加藤綾子アナが浮上していると一部で報じられた。
『いいとも！』の後継番組にはフジテレビの局アナ2人を進行役にする動きがあり、まずは加藤綾子アナが最有力。加藤の相手役となる男性アナには、オリコンの『好きな男性アナウンサー』ランキングで3位の伊藤利尋アナをはじめ、同ランキング５位の中村光宏アナらが浮上しているという。また、フジテレビとしては長きにわたって同局に貢献してきたタモリへの配慮として、後継番組のMCを新たな大物タレントよりも自社の社員である局アナに絞ったようだ。
「『いいとも！』はフジの看板的存在であり、同時に国民的人気番組ですから、たしかに後継問題は局にとって頭の痛いところです。タモリさんの後釜なんて、誰を選んでも『帯に短しタスキに長し』で、完璧な人選は不可能に近いでしょうね。それに、局アナを使えば大幅なコストダウンにも成功するので、局にとってはうまみが大きいと判断したのかもしれません。加藤にはかねてからフリー転身がささやかれていますが、仮に『いいとも！』の後継番組が決まれば当分フリーも回避でき、局としても安心でしょう。ただ中村アナは、加藤のライバルともいわれ、一部では不仲説の流れる生野陽子アナとの交際がウワサされています。もし加藤×中村コンビになったら、スタジオには微妙な空気が流れるのでは（笑）」（芸能ライター）
“カトパン”の愛称で親しまれている加藤は、オリコンの『好きな女性アナウンサー』ランキングでV2を達成しており、「週刊文春」（文藝春秋）の同ランキングでも2回連続2位と安定した人気を見せている。朝の情報番組『めざましテレビ』のキャスターを務めており、『ホンマでっか!? TV』では明石家さんまと息の合ったところも見せているなど、その対応力にも定評があるだけに、局としても安心して任せられるのかもしれない。
「フジテレビは、昨年の年間視聴率が3位に転落し、6月には新社長に亀山千広氏が就任しました。そこで昼の時間帯の視聴率改善のために、最近は視聴率が低迷していた『いいとも！』の終了を決めたといわれています。後継番組の内容はまだ定かではありませんが、加藤であればゲストにどんな大物が来ても対応できるでしょうしね。惜しむらくは、昼は主婦など女性の視聴者が多いので、加藤のもう一つの武器であるエロ要素が抑えられるのではないかということ。夜の『ホンマでっか!? TV』などでは“ノーブラ出演”疑惑や“ミラーパンチラ”を見せたなど、エロハプニングを炸裂させてくれましたが、その路線はやめないでほしいですね」（同）
ネット上では「局アナを使うとか手抜き」「むしろ、司会にアナウンサーを使うほうが失礼だろ」と否定的な意見も見られるが、まだ正式な発表がされたわけではない。誰が起用されたとしても賛否両論あるだろうが、後継番組の件でこれだけ話題になるというのも、『いいとも』の偉大さを示しているといっていいだろう。
（文＝津本ひろとし）
