「芸能界一性格良い」上地雄輔にネット上では「うさんくさい」の声…

※イメージ画像:『BACKSTAGE PASS
2013年5月号』
シンコーミュージック

 26日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に上地雄輔(34)が出演、「芸能界1性格が良い」タレントとして紹介された。

 芸能リポーターなどのテレビ関係者140人から芸能界一性格が良いタレントに選ばれた上地。スクープを狙う週刊誌記者やカメラマンにも気を遣い、張り込みをされながらも缶コーヒーを配っていたなどのエピソードが紹介され、裏表のないタレントとして誰からも信頼されているという。番組で仕掛けた「ADによる無茶な大量のサインのお願い」というドッキリにも笑顔で受け答え、性格の良さをアピールした上地。スタジオに登場した際には、「恥ずかしい」と漏らしていたが、そんな態度も好感度を上げるには十分な態度だった。

 しかしネット上からは、そんな上地に対して「ただの自分大好き」「うさんくさい」などの声がにわかにあがっている。

「番組では業界関係者から裏表のない性格のタレントとして紹介されてましたけど、確かに上地さんからは悪い噂を聞いたことがありませんね。ゴールデンタイムの番組で彼と一緒に仕事をしたことがあるというスタッフに聞いたんですけど、どんなに下っ端のスタッフにも分け隔てなく接するそうですよ。ただ、独特の雰囲気があるというのも事実のようで、合わない人は合わないだろうって言ってました。横浜高校野球部出身という根っからの体育会系でありながら、オイラ口調の天真爛漫な少年気質ですからね。捉えどころがないのでしょう。ネットユーザーたちは、そんな上地さんのキャラに困惑して戸惑っちゃうのかもしれませんね」(芸能関係者)

 昨年の夏には、公式ブログ「神児遊助」で、友人におもちゃのゴキブリを食べさせたエピソードや、リハーサルに遅刻したダンサーに対して土下座をさせた画像をアップし、「まるでイジメ」「DQNすぎる」などと非難を集めた上地。しかし、その一方で、ファンからは「可愛い」「お茶目」と言われているのも事実。上地ファンにとっては、ゴキブリ食べさせるのは可愛いイタズラ、土下座をさせるのは愛の証と映るようだ。

 5月13日には「脱携帯生活」をブログで宣言し、その内容がネットニュースなどでも取り上げられた上地。「君もあなたもあったでしょう(^-^) 携帯がなかったあの頃!!」「携帯がない時は待ち合わせに遅れたら、心配してケンカした分、思い出や選択肢が増え。メールがない時は、文字や書き方、そしてその優しい伝えかたとか渡すタイミングに表情も覚え。ネットがない時は時間の使い方と努力を覚えたじゃない!!」などと熱く語っていたが、その一週間後の5月20日には「へ?何が?Amazon」というタイトルでブログを再開。テレビ番組の企画でブラジルのアマゾンに行っていた期間、携帯を手放していただけということを告白した。

 上地曰く、「アマゾン行くから携帯持って行っても意味ないし、アマゾン行く事言えなかったし、スタッフやマネージャーが持ってるから調度いいからいいや♪」「そんだけです(-_-;)(笑)」だったという脱携帯騒動。本人にしてみれば何ら悪気のないことのようだが、影響力を考えれば、軽率だったといわざるを得ない。

 しかしそれでも彼のファンは「そーゆーことだったのね!」「ちょっとしたことでもあれこれ言われて大変だね。言いたい人には言わせておきましょ~」「ゆうちゃん、お帰り~」などと上地の手紙(ブログのこと)が更新されたことを手放しで歓迎。2000以上のコメントが寄せられており、まさに神の児・遊助に心酔する信者のようでもある。

 その一方で、冒頭に記したような上地への不信感や非難がネット上で語られているというのもまた事実。芸能界一性格が良いと言われながら、ネット上ではアンチも多い上地。熱狂的なファンの盲目ぶりが、一般の視聴者には不気味に映るのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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