有吉、加藤茶夫妻に恐縮&呆れ顔 マンションで花火騒動の真相は…

※イメージ画像:加藤茶
TEICHIKU ENTERTAINMENTより

 2011年、45歳の“年の差婚”として話題になった加藤茶(70)・綾菜(25)夫妻が『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演。有名芸能人が自分のことを反省する番組で、綾菜が「夫の加藤茶に無理をさせていることを反省しに参りました」と述べた。

 番組では、綾菜が加藤に無理を強いている証拠として、加藤のオフィシャルブログ「加トちゃんぺ」にアップされた写真を挙げ、綾菜の友人だという若いガングロ男やギャルに囲まれている加藤が“疲れきっている表情”だと指摘する。しかし加藤本人はそのことを否定。「無理なんかしてない」と笑いながら答え、綾菜も、「けっこうノリノリ」「イエーイとかB系の挨拶してる」と加藤がその場を楽しんでいることをアピールしていた。

 番組MCの有吉弘行(38)が「ヤンチャそうなメンバー」と評した加藤と一緒に写真に写っていたメンバーは、総じて肌の色が黒く服装も派手。この日の放送で超ミニスカートを履いて登場した綾菜の友人というだけある。有吉が「(この中に)元彼とかいないでしょうね?」と言っていたが、そんな言葉もどこかギャグに聞こえない印象だった。

 とはいえ、加藤も綾菜の友人との交友は「無理などしてない」と断言。大先輩を前に、有吉も恐縮しているのか、それ以上ツッコむことはなかった。ただ、加藤は自宅で「社交ダンス」を一緒に踊るのは勘弁してほしいと述べ、「なぜかオレが女形なんだよ」と妻への不満を漏らした。そんな夫の言葉に対して綾菜は、「まんざらでもない」「楽しんでる」と反論。その後実際にスタジオで2人は踊って見せたが、嫌々ながら踊る加藤の姿は見ていてどこか痛々しくもあった。

「加藤夫妻といえば、『週刊ポスト』(小学館)が報じた「加藤茶留守中に若妻家族がマンションで花火」という事件が話題です。実際のところはわかりませんが、番組側はこのネタから出演オファーしたのではないでしょうか。有吉さんが「花火なんてしちゃダメでしょ~」なんてツッコんだら盛り上がるでしょからね。しかし、実際に放送された番組では一切そのことには触れられていませんでした。確かに若い人間に囲まれている加藤さんがテーマではありましたけど、そんなことは視聴者も知っていることですし、ここにきて取り上げる話題でもないですよね。そこで“社交ダンス”というキーワードを加えたのかもしれませんが、それもまたぎこちないほど嘘っぽかったですよ(笑)。社交ダンスを披露した後の観客席からのまばらな拍手がそれをよく物語っていたのではないでしょうか」(業界関係者)

 確かに、毒舌王として知られる有吉も、この日の放送では花火騒動には一切触れなかった。それは、ゲストで出演していたバカリズム(37)の発言にもあったが、それだけ加藤茶という芸人が「お笑い界の宝」であるということを示している。前出関係者が言うように、本当のところはわからないが、制作サイドの要望(花火騒動に触れるということ)を加藤側が拒否し、お笑い界の宝には逆らえなかったということだったのかもしれない。だから有吉も、普段なら一言くらいツッコんでいるところを、不思議なほど触れなかった。

 ただ、そんな中にあっても綾菜はマイペースを崩さない。妻とはいえ、お笑い界の宝に対して軽すぎるほどの態度は、言い方をきつくするとどこかぞんざいでもあった。もちろん夫婦ならではという見方もできるが、プライベートな場所ではなく、今後の仕事にも影響を及ぼすテレビであることを考えれば、もう少し喋り方など“取り繕う”こともできたはずだ。もちろん、そんな飾り気のないところが、加藤にとっては魅力なのかもしれないが…。有吉も呆れ顔で「言葉遣いっ…」と漏らしていたが、多くの視聴者が同じようなことを感じたのではないだろうか。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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