開き直り!? 峯岸みなみ「坊主頭になった真相」を告白

※イメージ画像:『婦人公論
2013年5月7日号』
中央公論社

 今年、丸刈り謝罪で話題になったAKB48の研究生・峯岸みなみ(20)が、発売中の『婦人公論』(中央公論新社)で「私が坊主頭になった真相」を独占告白している。騒動後、正規メンバーから研究生に降格となった峯岸はロングヘアのウィッグをかぶって活動していたが、同誌の表紙とグラビアでは篠山紀信氏の撮影で以前よりは少し伸びたベリーショートの髪型を公開している。

 今年1月末、EXILEの弟分ユニット「GENERATIONS」の白濱亜嵐(19)とのお泊まりスキャンダルが発覚した峯岸は、YouTubeを通じた動画で謝罪。トレードマークだったロングヘアを切り落とし、衝撃的な丸刈り姿を披露した。この丸刈り姿は海外でもニュースになり「20歳の女の子に恋愛を禁止するのは酷」「ここまで追い詰める日本は異常」などといった意見が噴出。その一方で「誰も丸刈りなんて望んでないのにバカじゃないの」「相手の男性に全く配慮がなく不快」といった批判も多く、国内外で物議が巻き起こった。

 今回の告白記事では、峯岸は「世間を騒がせてしまい、本当に申し訳なく思っています」と謝罪した上で「髪を切ったのは精神的に取り乱したからではありません」「どうしたら謝罪の気持ちが皆さんに伝わるか、目に見える形で誠意を伝えたいと思った時、浮かんだのが『坊主頭にすること』でした」と、丸刈りにした理由を説明。彼女の中で「反省=坊主頭」というイメージが強くあったという。「とにかくAKBをやめたくなかった」という気持ちが強く、一瞬でもAKBをやめようと思っていたら髪は切らなかっただろうと語っている。

 また、一部では「周りにスタッフがいるのにタレントが勝手に髪を切るのを見過ごすはずがない」(芸能関係者)と指摘されており、事務所ぐるみでの批判そらしと話題作りだったともいわれた。それに対して峯岸は「(坊主頭にするのは)自分で決めました。強要も、強制もされていません」と断言し、事務所の意思とは無関係だったことを強調している。

 恋愛禁止というルール自体がおかしいという意見もあるが、それについては「AKB48に恋愛禁止、というルールが明確にあるわけではありません」としながらも「私たちは皆さんに夢を与える立場。なので、メンバー間の不文律として、恋愛禁止というのはある」と説明しており、恋愛禁止ルールには納得しているようだ。6月に開催される『第5回AKB48選抜総選挙』にも立候補している峯岸は「AKBをやめてしまったら路頭に迷い、何をしていいかも分からないでしょう」「AKBとしてしか生きられないと再認識した」と語り、アイドルとして、AKBとして活動し続けていきたいと悲痛な決意表明をしている。

 支えてくれた家族やメンバーに対する思いも吐露しており、感動的な作りになっている同記事。だが、この記事に対するファンの反応は意外にも冷淡だ。ネット上では「別に真相なんて知りたくない」「まだファンの中でも整理できてないのに、もう商売に利用しちゃうのか」といった声が上がっている。その一方で「ベリーショートは似合ってる」「ヅラなしの方が美人」といった外見に対する好意的な意見も多く書き込まれているようだ。

 まだ時期尚早という見方もある峯岸の真相告白だが、もうみそぎは済んだということだろうか。

「もとをただせば、この騒動は遊び好きでAKBの合コン仕切り役といわれた峯岸の身から出たサビ。他のメンバーの合コン発覚の裏にも、仕切り役の峯岸の存在があったといわれる。にもかかわらず、まるで被害者のような悲壮感を演出し、告白記事を感動エピソードでまとめるというやり方には違和感がありますね。ここまで大きくなった騒動を逆に利用し尽くしてやろうという、事務所の意図が感じられます。峯岸の言葉からも反省や後悔の念は感じられませんが、AKBにすがりつきたいという気持ちだけは本物でしょう」(芸能記者)

 20日に放送された『めちゃ2イケてるッ!SP AKB48に抜き打ち期末テスト BKA(バカ)No.1は誰だ?』(フジテレビ系)では、加藤茶のコスプレをしてハゲヅラをかぶっていた峯岸。坊主頭を持ちネタにするのも時間の問題のようだが、この早すぎる開き直りは吉と出るのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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