【円山町テレビ放談】

ダイエット企画で体重とウエストを暴露されたアイドリング!!!・菊地亜美

kikuti0218.jpg※イメージ画像:『菊地亜美 1st写真集「ami-ing」』
東京ニュース通信社

 17日昼に放送された『スクール革命!』(日本テレビ系)はダイエット特集。番組アンケートによれば、女性の56.3%が自分の体型に「不満」、32.4%が「少し不満」と回答しており、実に9割の女性は常に「ダイエットしたい…」と意識しているそう。レギュラー出演者のスザンヌも、ぽちゃっとした二の腕や太ももの質感が“癒しポイント”として男性人気に貢献しているはずなのだが、「もっと脚が細ければいいのに~とか、もっとここがシュッとすればいいのに~と思う」と自身のボディに不満を持っているとコメントしていた。

 とはいえ、なかなか継続できないのが「ダイエット」。楽して痩せたい、という街頭女性たちの声を反映したという体で、番組では8つのダイエット方法を伝えていた。中でもクローズアップされたのが、アイドリング!!!メンバーの菊地亜美(22)が実践した「17日間ダイエット」だ。昨年2月に出版されたダイエット本『世界一きれいになるモレノ博士の17日間ダイエット 一生太らない!絶対リバウンドしない!』(日本文芸社)に基づいた内容で、飲酒・暴食を控え、野菜を食べ、味噌・ヨーグルト・キムチなどの発酵食品を摂り、毎日有酸素運動を17分、水を1日にコップ8杯ほど飲む…というもの。

 実行前の菊地の公称スリーサイズは、B85cm・W60cm・H86cmと“アイドルらしい”数値だったが、計測してみると現在のウエストはなんと78cm。体重計に乗る前は「48キロくらいかな~」とうそぶいていたが、いざ乗ってみると針は55.7kgを指した。この結果にレギュラー出演者のHey!Say!JUMP山田涼介は、「俺より(ウエストが)太いよ!」と失礼なコメント。ちなみに菊地の身長は164cmで、体重55.7kgは標準範囲内。決して肥満体型ではないが、マネジャーいわく「最近スタイリストさんが持ってきた洋服が入らないこともある」とのことで、水着グラビアやファッションモデルなどの仕事もこなすには、もう少しウエストを絞り減量をした方が良いと判断したようだ。

 そんな菊地だったが、「17日間ダイエット」を決行した結果、わずか17日で体重は51.2kg、ウエストも69cmに!! そもそも菊地はこのダイエットを開始するまで「毎日焼き肉かモツ鍋食べてる。お酒も大好き」という食生活で運動もしていなかったため、腹回りに余分な肉がつくのも必然だったと言えよう。過剰な断食や無理な運動などによる減量ではなく、偏った食事を改めて、適度な食事と運動をしたため、健康的に痩せることができたようだ。しかしスタジオでの計測後、「今日は(収録が)終わったらまっすぐ飲みに行く!」と宣言しており、また焼き肉・モツ鍋・お酒の日々に戻ってしまったら、すぐにリバウンドしてしまいそうだ。

 アイドルの体重といえば、数年前にももいろクローバーのメンバーが公開体重測定を行ったことがある。その際彼女たちは、標準体重の計算式“身長マイナス100”に、0.8をかけた「超アイドル体重」を目指し、早見あかり(165cm・45.6kg、現在は卒業)、 玉井詩織(154cm・33kg)、百田夏菜子(155cm・37.6kg)、 有安杏果(147cm・32.2kg)、佐々木彩夏(159cm・41.4kg)、高城れに(157.5cm・46.8kg)と「超やせすぎ」レベルの結果を叩きだした。これでも高城にいたっては「理想の超アイドル体重よりも0.8kgオーバーしている」とされ、さらなるダイエットをすることになり、一時期「ガイコツ並みに痩せている」とファンが心配するほどだった。

 ただ、何度も言うようだが、20代女性で身長が164cmと高めの菊地の「55.7kg」というダイエット前の体重は決して太りすぎではなく標準で、むしろダイエット後の「51.2kg」は医学的には「痩せている」という部類に入る。やみくもに「痩せ信仰」を募らせるのは健康を損なう恐れがある。とはいえ、番組冒頭で紹介された、女性の憧れる“理想体型”トップ3は、1位米倉涼子、2位藤原紀香、3位綾瀬はるかとグラマラス体型の女性が並んだ。彼女たちのようになりたければ、痩せるよりもむしろもっと太って胸や尻に肉をつけ、かつ筋肉をつけるためトレーニングを積む必要があるだろう。

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