フーゾク嬢が明かす、恥ずかしすぎる「性」人式協奏曲

※イメージ画像 photo by rt13 rosca from flickr

 初風俗というのは、ほとんどの男性にとってほろ苦いものだったりするって聞きますが、そのきっかけが成人式というケースは結構あるもので…。まあ、成人式終わりの同窓会からの初風俗という場合、まずほとんどが酒が入っているので、様々なハプニングが起こる要素は十分なわけです。それでも毎年の恒例行事みたいなものなので、風俗店や風俗嬢のほうもある程度心得たもので、新成人には…そうですね、3割方、優しめに接していたりもしているそうです。

 そこで今回は、今年の成人式に起こった風俗店での「新成人ハプニング」を紹介したいと思います。お話をうかがったのは、船橋と池袋のデリヘル嬢、そして吉原のソープ嬢さん数名。インパクト順にランキング形式で発表しちゃいます。

【「新性人」の悲惨な話、ベスト5!】

■第五位 AV男
 これは成人の日に限った話じゃないんですけど、彼女のいない人、付き合ったことのない人って、AVを参考書にしているんでしょうけど、とにかく乱暴なんです。

 濡れてもいないうちに、指を入れてきてガチャガチャーって。「痛いから!」って言うと、本気で困惑して、「どうして気持ちよくならないの?」とか「こうしなきゃ潮噴かないじゃん」とか…。

 これが、知っててやってるタチの悪い客ならいいっていうか、対処のしようもあるんですが、本気でそう信じているお客だと、逆に自分がヘタなんじゃないかとショックを受けて、その後何度トライしても勃起しなくなっちゃうなんてこともあるんですよね。

 45分のコース時間、女性の身体の説明だけで終わっちゃったケースが、今年は2件もありました(苦笑)。

 それ意外にも、女性はごっくん(精飲)すると気持ちいいくせに、どうしてオプション代がつくのかって本気で怒り出す客とかもいましたね(笑)。

■第四位  早撃ち男
 初めての風俗。興奮しすぎて暴発! なんてのはよくあることですが、今年来た成人式帰りのお客様は、なかなかの伝説を残していきました。

 ホテルの指定された部屋に行って、ノックすると食い気味に「は、は、はい」と言いながら大きな音を立ててドアを開けられ、「私でいいですか?」 と言うと、目を見開いて、うんうんと首を振る感じで。

 この時点で「ああ、初めてなんだなぁ」って思ったので、なるべくこちらから話しかけるように心がけたんです。

 でも、大人しく座っていても、心ここにあらずだったので、早めにシャワールームに…そこで、ズボンを脱がせようと、ベルトのバックルを触った瞬間、「あっ、ああぁぁぁっ」って、何ともいえない悲鳴を上げて、しゃがみ込んでしまったんです。

「いっちゃった」
「え?」
「い、いっちゃったの」
「え? 出ちゃったってこと?」

 なんて間抜けな会話をして、見てみたら、確かに、股間のあたりがぬるぬるしてるんです。
で、泣きそうな顔しているから、「大丈夫だよ。まだ時間あるし」って、急いでズボンをおろしたら、また「あっ……だ、あぁぁぁ」と……まさかの2連発。さすがにフォローできませんでした。

■第三位  セルフィッシュ男
 これは、いやなお客さんの話なんですけど、緊張して勃起できないってことあるじゃないですか。で、それは仕方ないと思うのに、なんか知らないけど、「だから風俗はいやなんだ」とか「僕は潔癖性だから」と勝手に諦めて、ぶつぶつ文句を言ってくるんです。

 もうすっごく空気が悪くなって、まだ部屋に入って5分くらいしか経ってなかったら、「じゃあキャンセルしますか?」って言ったら、「僕をインポ客って馬鹿にするんだろ? プライドが許さない。オナニーではいけるし、大きさだってあるんだ。見ろ」って、言い出して、いきなり自分の自慰を見せてきたんです。

 目をそらすと怒って「見ろよ、すごいだろ。すごいだろ」って、延々15分もオナニー見せられて…なんか途中でバカバカしくなってきたんだけど、ようやく射精して、ドヤ顔されたんですよ。その人、なんて言ったと思います?

「ほら、ちゃんと立っただろ? でも君がサービスしたわけじゃないんだから返金してくれるんだよね?」だって。

■第二位  本番男
 これは定番なんだけど、風俗初体験の人って、ネットだとか友達とかから、変な情報を仕入れて来てるんですよ。デリヘルは100%本番が出来るとか。だからよくいる本番強要客と違って、手抜き接客をされたと思う人が多いんです。

 今年の客も、そういう人がいて、うちの店はそういうことはしないって言ったら、怒って拗ねて、だけど、こちらも「だったらそういう店に行けばいい」って引かなかったんですね。むかついたから。
そしたら、たぶん、本番ができるって教えた友達に電話して、文句をいったあと、私に携帯を出して代わってくれと。

 何かと思ったら、その友達らしい人が「そいつ完全童貞で縁起物だからさせてあげて。初物は縁起物なんでしょ?」だって。

 もちろん、お引き取りいただきました。

■第一位  出血男
 経験者ならわかると思うんですけど、ソープのマット洗いのローションって、ベッドなんかで使うやつよりも、柔らかいし滑るんです。

 だから、常連の方でも転ぶことはあるので、こちらもすごく注意してるんですけど、そのお客様は最初からテンションが高くて…お酒は飲んでいなかったんで、大丈夫かと思ったら、いきなりお尻からドスンと転倒。で、立ち上がろうとして、前につんのめって転倒。まるで特撮映画みたいに見事な2回転倒を決めたんですね。特に2回目は顔からだったので、大丈夫かと不安になったんだけど、ケロっとした顔で「平気平気」と笑いながら答えてくださったので、安心してサービスをはじめたんです。

 でも、4~5分して、うつぶせになったお客様の上でサービスをしていたら、急に反応がなくなってきて…しかも、気がついたらローションとマットが赤く染まってきていたんです。もうパニックになっちゃってあわてて確認すると、興奮しすぎて鼻血を大量出血しながら、だけど眠ってしまわれていたんです。私のほうが心臓が止まりそうでした。

 
 と、まぁ、実にいろいろな新“性”人の方がいるものですね。読者の中にも成人の仲間入りされた方がいらっしゃると思いますが、これらの例を反面教師にかっこいい遊び人になって下さいませ。

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