宮崎あおいの泥沼離婚、生活保護の河本、ケツ出し前田敦子…芸能界アノ人は今

※画像:左/宮崎あおい、右/前田敦子(C)AKS

 今年も芸能界ではさまざまな騒動があった。世間の耳目を集めた数々の騒動のその後はどうなっているのだろうか。あまり報じられていない「今」を追った。

 今年初めから世を騒がせたのはオセロ・中島知子の洗脳騒動。1月に「家賃滞納訴訟」が発覚し、マンション所有者が俳優・本木雅弘だったこともあって大きな話題となった。他にも芸能人が多く住んでいたこのマンション前には、連日マスコミが24時間体制で張りつく事態に。2月末に中島の父親や弁護士、事務所関係者によって彼女が自宅マンションから連れ出され、騒動は一応の収束となった。一時は激太りが伝えられていた中島だが、脳機能学者・苫米地英人氏による脱洗脳治療などによって心身ともに回復し、ダイエットにも成功。一部スポーツ紙によると、「中居正広の金曜日のスマたちへ」(TBS系)で来年1月にテレビ復帰する予定だと関係者が明かしており、ドラマのオファーも舞い込んでいるという。

 宮崎あおいと高岡蒼佑の泥沼離婚騒動も話題になった。韓流批判によって高岡が所属事務所を解雇され、自身も立場が危うくなることを懸念したといわれる宮崎と連絡がとれなくなり、昨年末に離婚が成立。だが、離婚理由は高岡の韓流批判だけではなかったらしく、宮崎の不倫疑惑が発覚。高岡は自身のツイッターで「不倫して、別れたら今が1番幸せと言える女のどこがかわいそうなんだか」と発言し、宮崎の不貞を暴露した。浮気相手はV6の岡田准一とされており、高岡は宮崎や彼女の事務所関係者らを批判。しかし、大手事務所から離れた高岡の発言を取り上げるメディアは少なく、相手がジャニーズタレントということもあって騒動は沈静化した。高岡は芸能界を干された状態で事務所の移籍を繰り返し、話題になったのは鈴木亜美との交際だけ。一方の宮崎は、出演した民放ドラマの視聴率が大惨敗で終了。かつてはCM女王と呼ばれた宮崎だが、イメージの悪化によってCMのオファーやギャラが減少という憂き目に遭っている。泥沼の争いは、両者に深刻なダメージを与えたようだ。

 4月ごろに大騒ぎになったのは、俳優・塩谷瞬の二股交際騒動。写真週刊誌にモデル・冨永愛との交際が報じられたが、そのすぐ後に料理研究家・園山真希絵との交際も報じられた。双方と結婚の約束をしていたことなどが問題視され、塩谷は涙の謝罪。だが、同時に園山の虚言癖も明らかになり、塩谷は被害者ではないかとの見方も浮上した。その後、塩谷はバラエティー出演で自身の騒動をネタにするなど開き直り、現在は合コン三昧で相変わらずの肉食ぶりを発揮。一方、園山は騒動によって露出を激増させたが、虚言癖や大物タレントへの異常な擦り寄りぶりで悪評が立ち、最近はメディア出演が減少している。騒動の影響か、自身が経営していた隠れ家的レストラン「園山」も客が離れ、来年2月末で閉店することが発表されている。

 同じ4月ごろから数カ月間にわたって世間を騒がせたのは、吉本芸人の新族の生活保護費不正受給騒動。女性誌の報道によって次長課長・河本準一の母親に不正受給疑惑が持ち上がり、キングコング・梶原雄大の母親にも同様の疑惑が掛けられた。どちらも駆け出し時代に母親が受給を開始し、売れてからもそのままにしてしまったことが原因のようだが、世間の反応は厳しく両者とも謝罪。騒動の余波は大きく、河本は出演していた大手企業のCMキャラクターから外され、レギュラー番組も降板。都内の高級マンションに住み、長男を有名私立小学校に通わせていた河本だが、現在は経済的に厳しくなり高級外車3台のうち2台と高級時計を売却したといわれている。梶原も騒動で仕事が激減し、仕事の核であった『はねるのトびら』(フジテレビ系)の打ち切りも相まって非常に追い詰められているようだ。

 9月に「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした、元AKB48・前田敦子の泥酔ケツ出し騒動も忘れられない。大島優子らと共に深夜にイケメン俳優らと合コンし、人気俳優・佐藤健にお尻丸出し状態で抱えられたトップアイドルの姿は、ファンのみならず多くの人々に衝撃を与えた。だが、前田は世間の声に我関せずといった調子で、演技や語学の勉強を兼ねて12月までニューヨークに滞在。帰国後は歌番組でAKBと卒業後初共演を果たし、トヨタからクリスマスプレゼントとして新型クラウンをプレゼントされるなど、騒動の影響が感じられない充実した生活を送っているようだ。

 今年も悲喜こもごもあった芸能界。来年も芸能人たちが多くの騒動を起こし、世間の注目を集めるのだろう。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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