ご無沙汰女こそいきなりエッチを狙え!

※イメージ画像 photo by Justin van Zyl from flickr

 ビジュアルが大惨事になっているわけではない20代後半の女性が「私、もう5年くらい彼氏いないの」なんてつぶやいたら、大抵の男性は「ああ、この子を落とすのはきついわ」と考えるのではないだろうか。その後どれだけ彼女と話しても、「彼氏いない歴5年」が彼女のプロフィールの最前面に来てしまって、到底攻め込む気になれない人は多いはず。

 それもそうだろう。外見に大きな問題はないのに5年も彼氏がいないということは、それだけ彼女が設定しているハードルが高いということになる。少なくとも、その日のうちにお持ち帰りなんて夢のまた夢。男性によっては、恋愛がご無沙汰な女というだけで手を引いてしまうこともあるだろう。

 しかし、筆者トビタが出会った「ご無沙汰女」は、意外や意外、あっさりと股を開くことが多かった。だからこそ、「ご無沙汰女」に会ったからといってゲンナリせず、むしろアグレッシブにいきなりエッチを狙ってもらいたい。

 言いかえれば、ご無沙汰女に対して他の一般女性と同じようなアプローチをしてはいけない。何度かデートを重ねて、マジメに交際することを意識させた上で、あるいは告白した上でベッドインはNGだ。なぜなら彼女らが「ご無沙汰」な理由は、まさに今挙げた王道のような手口を拒んできたから。というか、真剣な交際を受け入れられるほど高レベルな男性に巡り合わなかったから。となると、当然ながら、彼女らが持つ高すぎなハードルに挑むことは決して良いチャレンジではない。

 ではどうやってご無沙汰女とのいきなりエッチを狙うのか。そもそもなぜ、ご無沙汰女を相手にいきなりエッチを狙うべきなのか。この一見無謀とも思えるチャレンジには、しっかりとした裏付けがある。簡単に言えば「ご無沙汰女の中に溜まりつつある性欲や寂しさ、あるいは焦りが奏功する」ということだ。

 まず大前提として、女性にも性欲はある。人によっては男性以上に性欲を持っていることもあるだろう。だから、男性と同じように、恋愛度外視でのエッチをしたいと思っても何ら不思議はないはずだ。

 ただし、男性のように、その感情を露骨に表現することはできない。女性からガンガン男を口説いて、強引に攻めて…なんてケースは本当に稀。それは女性にとって恥ずかしい行動になるし、世間一般が作り上げた「女性の常識」から逸脱しているため、実行することは容易ではない。

 しかし、女性も男性と同じく「長い間経験していないこと」を不安に思う。なぜならエッチの回数も「自分の魅力や価値を示すもの」であるからだ。恋愛において、自分が交際OKを出すことはめったになくとも、男に追いかけられている証明はほしい。そう考えている可能性もあるのだ。

 もちろん、一般的にご無沙汰女は男性への評価が厳しく、許容範囲が狭いと考えるべき。しかし、20代後半ともなると、現実的な考えも備わってくる。つまり、「付き合う相手」には理想を追いつつも、「性欲の処理」や「彼氏がずっといない寂しさ」に対しては、現実的な形で対処したくなる。理想が高いご無沙汰女だからこそ、それゆえにたまる性欲や寂しさの処理法を現実的に提案すれば、あっさりゲットできる可能性があるということだ。

 ちなみに、筆者トビタが出会ったご無沙汰女は、こんな発言をしていた。
 
「年一回くらいはエッチもしないと、女性としての色っぽさがなくなっていく気がする」
「みんな付き合おうとするから断っているだけで、その日限りの関係なら別にNGではない」
「本当にいい人が現れた時に、スムーズなエッチができるよう、ある程度は経験しておきたい」

 ではご無沙汰女をゲットするためにどう戦うか。基本線としては、「付き合う」ことを意識させず、お互い割り切りの雰囲気を演出することが大切だ。とはいえ、「遊びでしよう」などと露骨に誘ってしまえば、女性のプライドを傷つけるだけ。それならば、付き合うことを一切ほのめかさずに勝負する方が無難だろう。

 つまり、相手がご無沙汰女だと分かったら、「好きなタイプ」や「過去の恋愛」など、いわゆる恋愛の定番トークを一切排して、ひたすらくだらないことや恋愛から遠い話題を続ける。そしてお互いがだいぶ打ち解けたところで、一気にハグやキスを仕掛けるのだ。順序立てた攻めではなく、むしろ粗雑な攻め方をする。

 もしそこで「付き合いたいの?」と聞かれても、「うん」なんて答えない。「まだ分からないけど、とにかくしたい」くらいでいいだろう。仮に「付き合いたい」と意思表示すれば、それはむしろ「軽い男」と見られる。その意味でも、まだ男にとって付き合う対象とまでは考えていないが、エッチしたいほどの魅力があることを伝えて相手の自尊心を守るのだ。これを、トビタの考えるご無沙汰女攻略の心構えとしたい。

 もしご無沙汰女に出会ったら、この記事を思い出して心を奮い立たせてもらえれば幸いである。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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