【合コン“強敵女”攻略法】グイグイ来られるのは嫌な草食女

※イメージ画像 photo by basistka from flickr

 お気に入りの女の子を落としたいなら、とにかくプッシュ。プッシュプッシュの連続で、好きだアピールを繰り返すことが必須だ。昨今、草食男が増えたといわれるが、それにより女性は殊更に「肉食男がいい」とか「積極的に来てほしい」と言うようになった。

 しかし、すべての女性が肉食男を好むわけではない。男性に肉食と草食があるように、当然ながら女性にも肉食と草食がある。ただし、女性の場合の草食は、「あまり自分から攻めない男」を意味する草食男とは違う。グイグイ来る肉食男を好まない、どちらかというと草食男を主食とするような女性だ。つまり本来の意味通り、肉(の男)を好むか、草(の男)を好むかが、女性における草食と肉食の分かれ目である。

 近年、様々なメディアで「草食男は嫌われる!」なんて文字を目にしているから、男性の多くはとにかく「攻めなければ」「肉食にならなければ」という気持ちになっている。がしかし、時には「グイグイ来られるのは嫌」という女性も出現する。こういう女性が来た時に、どう戦うか考えておくことも重要だ。しかも、こういう草食女が合コンに現れると非常に難しい。なぜなら、合コン自体が戦場なのだから。食うか食われるか、モタモタしてたら他の男に奪われてしまう状況で、グイグイ行かずに女の子をゲットするのは至難の業。

 だからこそ考えたい。「グイグイ来られるのは嫌」という草食女が合コンに来た場合、僕たちはどう挑むべきか。

 まず草食女と戦う場合、一番大切になるのが「草食女だと発覚する過程」だ。たとえば、肉食男になりきって、気に入った子へガンガン攻めこんだ時に「私、グイグイ来られるの嫌」と言われてしまったら最悪。発覚したと同時に、NGを突き付けられたことになる。

 だからこそ、すべての合コンにおいて、序盤にさりげなく「草食肉食チェック」をしておく必要がある。チェック法のひとつとしては、ターゲットの女の子が自己紹介をした後、ふいにハイタッチの素振りを見せるのはどうだろう。ここで難なく対応する女性はまず草食ではないだろう。反対に、「え…」と戸惑ったらすかさず「あ、いきなりグイグイ来られるのは嫌?」と質問。正直、開始直後のハイタッチとグイグイ来るのが嫌かどうかはまったく関係ないのだが、それをきっかけに質問してしまう。とにかくここで相手に草食かどうか語らせてしまえば、早い段階で攻め方も判断できるし、開始直後のハイタッチを拒否されただけだから痛手も少ない。

 さて、相手が草食女だと分かったら、ここからが勝負だ。「グイグイ来るのが嫌」だからといって、こちらがまったくアピールしなければ、すべては天任せの合コンになってしまう。イケメンなら勝手に草食女も寄ってくるだろうが、ノーマルマンならそうはいかない。こちらがアピールして、何らかの印象を残さなければ勝ち目はない。

 そこで、グイグイせずにさりげないアピールで勝負しよう。たとえば、非常にシンプルな手段だが、相手の会話の内容をしっかり覚えておくのは有効。それも、なるべくさりげなくつぶやいた内容を覚えておく。例をあげると、飲み物を選ぶ時に「梅酒もいいけどな…とりあえずビールかな」みたいな発言があったら、次のドリンクオーダーの際に「次は梅酒? さっき言ってたよね」といった具合に、自分はその子の会話をしっかり覚えていることをさらっとアピールしよう。

 これは合コン後のメールのやり取りでも一緒。とにかくちょっとしたつぶやきを覚えておいて、それをどこかでひけらかす。そうするだけで、草食女はその男性を多少なりとも気にするはずだ。

 草食女を狙う場合、当然ながら即日ベッドインは難しいだろう。2回目のデートでもゴールを決めるのは難しい。当然ながらゆっくりと勝負するのが最善だ。とはいえ、なかには「どうしてもガマンできない。ここでガマンしたら我がマグナムとケンカになってしまう。やはり今日勝負したい」という男性もいるだろう。

 その場合は、もうなりふり構わずウソをつこう。たとえば、自分の家の住所を相手の家の近くにしたり、あるいは近くに友達の家があってこれからそこへ向かう予定にしたり。とにかく「たまたま帰りが一緒」という状況を作るのだ。そしてその移動の間にひどく酔っ払ったふりをするしかない。酔っ払った状態でさりげなく接近してみる。そこで拒否されなければ腰に手をまわしてみる。あくまで「酩酊状態だからこそ」と装って、一歩一歩階段を上っていこう。

 ただし、念のため言っておくが、草食女に早めの勝負を仕掛けることは、かなりのリスクを要する。グッとガマンして、家でシコシコやっている方がずっと安全だ。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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