「聞き上手は床上手」という言葉も…セックスのうまさは何に比例するのか

※イメージ画像:DVD 『女医が教える本当に気持ちいいセックス』
ブックマン社

 セックスのうまさとペニスのサイズは比例しないということは、今さら言うまでもないだろう。むしろ、ペニスが大きすぎると、女性側が痛みを感じることもある。ということは、女性に痛みを与えないよう角度など工夫を重ねていくうちに、結果としてセックステクニックが磨かれるというケースは存在するだろう。そう考えると、「ペニスのサイズとセックスのうまさは比例する」という見方もできるが、女性が痛がっていることに気付けないタイプの巨根男性は、永遠にセックステクニックが上達することはないだろう。

 では、外見的容姿とセックスのうまさは比例するのだろうか? これまた、イケメンだからといってセックスがうまいとは限らない。むしろイケメン男性は、顔立ちに自信があるあまり、他の分野において努力を怠りがちである、という人もいる。もちろん、イケメンでも努力家の人もいるだろうが、イケメンであることにあぐらをかいているような男性は、セックステクニックが磨かれることはないだろう。

 仕事ができる男性はどうだろう。イメージ的には、仕事のスキルが高い男性はセックススキルも高い気がする。実際に女性陣から意見を募ったところ、意外にも「仕事ができてもセックスはうまくない男性も存在する」という声が多かった。仕事に熱中するあまり、女性との付き合いが少なかったタイプだと、仕事のスキルとセックスのスキルは比例しないようだ。

 ペニスサイズも、容姿も、仕事のスキルも関係ないとなると、いったいセックスのうまさは何に比例するのだろうか? もう少し、範囲を狭めて考えてみよう。

 一般的に言われているのが、「料理がうまい人はセックスもうまい」という見解。男の料理のみならず、女性に対してもしょっちゅう囁かれる俗説である。確かに、食材を前に想像力を働かせ、手際よく調理していく過程は、セックスと似ているのかもしれない。しかし、料理が苦手だという女性からは反対意見が挙がっている。「料理がヘタだからセックスもヘタということはない。むしろ、男性の胃袋を掴むことができないので、そのぶんペニスを掴むことにしている」という言い分のようだ。なるほど、料理が苦手なぶんをセックステクニックで補うというのは、ある意味前向きな考え方である。セックスライフを充実させたい男性は、料理が苦手な女性を選ぶといいだろう。

 楽器演奏と、セックスのうまさが引き合いに出されることもある。ギターやピアノができる男性は、女性のカラダも楽器の如く奏で、いい音(声)で鳴かせる……という意図なのだろうが、ということは、バンドマンは全員セックスがうまいのだろうか? なお、男性側の意見として「学生時代に吹奏楽部だった女性はフェラチオがうまい!」という証言が出ている。フェラチオ好きな男性は、元吹奏楽部員を選ぶといいだろう。

 そういえば、「聞き上手は床上手」という言葉もある。これは、女性に対して使われることがほとんどだが、ホステスやキャバ嬢が床上手なのかというと首を傾げたくなる。というよりも、男性客に対して股を開くことが滅多にないので、うまいもヘタも知りようがない。

 女性から寄せられた意見で、もっとも多かったのが「ドライブテクニックとセックステクニックは比例する」という声。イメージ的には、なんとなくしっくりくる。しかし最近は、現代人のクルマ離れが加速しつつあるので、ドライブテクニックでセックステクニックを推察するのが難しい世の中である。ところで、運転を生業にしている職業の人はどうだろう。タクシーやトラックのドライバーは全員セックスがうまいのだろうか? お客さんや積み荷の安全を考えてハンドルを回す=気遣いの必要な仕事ということになるので、セックスにおいても気遣いを発揮できるのかもしれない。

 気遣いという点に着目すると、クルマの運転以外でも、気遣いを発揮できるシーンは日常に多く潜んでいる。狭い一本道で女性とすれ違う際に自然に道を譲れるか、デートの時、女性に歩調を合わせられるかなど、女性に対する気遣いだけでなく、大人数の飲み会前には万札をくずしておく、通勤電車ではドア付近にたまらず奥に詰めるなど、全般的に気遣いのできる人がセックス上手なのかもしれない。ただし、度が過ぎるとお節介になってしまう。セックスでも、「アナル開発してあげるよ」「精液はお肌にいいらしいから飲ませてあげるよ」など、お節介プレイを押しつけてしまわないように気をつけたいものだ。
(文=菊池 美佳子)

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