浣腸・こなきじじいコスはOKでも「水着NG」な菜々緒のプライド

※イメージ画像:『Regina 春号 2012年4/30号』/プレジデント社

 初出演ドラマ『主に泣いてます』(フジテレビ系)で、演技初挑戦にして主役を任されている菜々緒(23)だが、評判は芳しくない。土曜23時からの放送で、初回は視聴率6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同時間帯の前クール番組『未来日記』は9.9%でスタートしてからダウン、5~6%前後を彷徨ったが、この調子ではそれよりも低くなるであろうことが予想されていた。案の定、3週目にはわずか2.2%にまで落ち込んでしまっている。夜23時以降は白熱するロンドンオリンピックの中継番組が特に集中しており、その影響で視聴率が低下することはどの番組も免れない。ただ五輪を機に一度離れてしまった視聴者を取り戻すことも難しく、2%前後というあまりにひどすぎる低空飛行が続けば打ち切りの影もチラつくことになる。

「マンガ原作で、菜々緒演じるヒロインは薄幸の超絶美人という設定なのですが、彼女はバラエティーに出過ぎて毒舌かつず太いキャラが板についていたため、イメージを払拭して役にハマりきることができていません。もともと女優ではないので、演技力でカバーすることもできず見ていて痛々しいところも。ただ、絶世の美女ながら、こなきじじいやどじょうすくいのコスプレを大真面目にする設定でもあり、他の美人女優だったらとても引き受けられない役どころのため彼女に白羽の矢が立った。菜々緒はせっかくのチャンスを生かして女優の地位を掴もうと意気込んでいましたよ」(テレビ局関係者)

 その心意気が功を奏せば良いのだが、どうも「私は女優よ!」という意識が強くなりすぎて、「何様なのか」という声まで聞こえてきているようだ。

「ドラマの宣伝をかねていくつもの媒体でグラビアなどに登場した菜々緒ですが、断固としてセクシー系の撮影はNG。当然、水着グラビアもNGでした。もともとレースクイーンやラウンドガールの仕事をしていて、三愛水着イメージガールに決まったのをキッカケにバラエティー進出しているので、水着に抵抗があるわけではないと思います。2010年に水着DVDもリリース済みで、秋葉原ソフマップでビキニ姿でファンイベントもこなしていたんですよ。それが今では完全に女優気取りです」(週刊誌編集者)

 一方で、彼女が最近出演しているのが、女性向けの便秘薬のCMだ。ネット上でジワジワ話題になっているこのCM、便秘薬といっても飲むタイプではなく、肛門から液体を注入するいわゆる「浣腸」だ。見事な美脚を露出したミニスカート姿でスタイルの良さを強調しつつ、カメラに向かって恥らいながら「菜々緒は7分。あなたは何分?」と話す菜々緒。浣腸してから排便までわずか数分という商品の特徴をバッチリPRしている。

「コレは女性向けのCMだから彼女的にはアリなんでしょう。ドラマでのコスプレも、主演女優の冠が手に入るのならアリ。ただし男性向け週刊誌などで水着になるのは、もはやNG。もともと毒舌がウリで、番組で嫌いなモデルや元カレを暴露したり、オリエンタルラジオ藤森慎吾に口説かれたことがあると明かしたり奔放なキャラだったのですが、それも女優業に差しさわりがでるため今後は封印するようです。大きく舵を切ったなあという印象ですが、彼女の所属するプラチナムプロダクションは、バラドル育成は上手くても女優はからっきしなので、どう転ぶかまだわからないですね」(芸能プロ社員)

 レースクイーンからテレビの世界へ踏み込んだ菜々緒。さらに「女優」へステップアップしようという目論見だが、果たして二作品目のオファーは来るのだろうか。まずは主演ドラマが打ち切りの憂き目にあわないことを願う。

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