本気で面白いお祭りをぶちかましたいだけ!! 「アリスJAPANとソフトオンデマンド」がまさかのコラボ!? 二大メーカー・プロデューサー対談!

写真左:SODクリエイト・高岡氏、右:アリスJAPAN・高松氏

 長引く不況と昨年の震災による自粛ムード、さらにスマホでの高画質無料配信などの打撃を喰らい、不遇の時代を迎えてしまったAV業界。「それでもエロの需要が途絶えることはない」と信じて疑わない二大AVメーカーのプロデューサーが、4月某日に極秘対談を行っていた。この対談は思わぬ論議にまで発展したことで公開が危ぶまれたが、機が熟したことでそれを許された。この二大AVメーカーこそ、レンタル系メーカーの代表であり美少女王道路線を守り続ける老舗【アリスJAPAN】と、セル系メーカー筆頭格にして脱王道を掲げ企画力で勝負する【SODクリエイト】だ。ビデ倫全盛期には犬猿の仲と言われた2つのメーカー代表が、互いの本社所在地である新中野にて、AV界の今と未来を語り尽くす熱きエロ論争を繰り広げる!

──昨年の震災以降、売り上げが落ち込み、AV業界は元気をなくしたという印象を受けます。人気AV女優たちによるチャリティや、AV30周年の記念式典など様々な催しは行われているものの、現状のリリース本数は全盛期の半分以下とも言われています。この状況を打破するための対策は練っているのでしょうか?

SODクリエイトプロデューサー・高岡氏(以下SOD):そうですね。チャリティのことは考えていましたけど、今までと同じ作品を撮りつつチャリティをやったところで何が変わるんだろうとは思っていまして、やはり我々AVメーカーは作品ありきですから、もっと内容面でお祭り的なものを作らなくては意味がないと思っています。僕は今年プロデューサーになったばかりで、それまでは宣伝部にいましたので、ファンの声が聞こえていましたから。晴れてプロデューサーになった以上、何かしたいと思っているんですけどね。

アリスJAPANプロデューサー・高松氏(以下アリス):AV界を元気にしたいっていう気持ちは、関係者なら誰でも考えていることだよね。おっしゃる通りリリース本数も減ってるし、しかも購買層はどんどん上がっていって、若い世代に関心を持ってもらえない。それでは今後の明るい未来はちょっとね……。

SOD:若い世代は観てはくれるんですけど、お金を出してまで観るかというと違うんですよね。ネット社会ですし、無料ダウンロードも豊富ですから。まず店舗に足を運ばないでしょう。僕はレンタル世代ですから、AVは借りて観るものだったんですよ。実はね、アリスJAPANさんのコーナーとか、目を皿のようにして可愛い子いないかなって探してましたよ(笑)。大きなポスターが貼ってあって、わくわくするものがいっぱい目に飛び込んできたじゃないですか。あの雰囲気も好きだったので、よく店に通っていたんですけどね。

アリス:今は、ショップに元気がないっていうのが現状だよね。なんとかショップから盛り上げていかないとって思うんだけど。ファンの人が頻繁に通ってくれて、まずは商品を探すことを楽しんでもらえるような状況を作っていかないと。これはショップだけではなく、メーカーの仕事だと思っているんだけどね。

SOD:そうなんですよね。それで、そんな話をけっこう前からしてるんですよね、実は。

──というと、お二人は以前からのお知り合いなんですか? これって歴史的和解と考えていいんでしょうか?

SOD:いやいや、そこまで大げさなものでは(笑)。昨年、やまぐちりこちゃんがアリスJAPANさんから移籍する際に引き継ぎの作業がけっこうあって、頻繁に会社に通わせてもらっていたんですよ。いつもカウンター越しで資料のやり取りをしていたんですけど、ある時、高松さんから「よかったらちょっと寄ってく?」と、奥の部屋に通してもらって。あれは嬉しかったな。それまで、正直、敷居の高いメーカーさんだと思っていたんで(笑)。

アリス:あははは、よく言われる(笑)。高岡君がいつもニコニコしていい雰囲気だったから、ゆっくり話してみたいな~って思っていたんだよね。それで年末だったよね。プロダクションの忘年会でもまた会って、そこで意気投合してね。本当は僕はそういうのに顔を出すタイプじゃなかったんだけど、周りからもそれはよくないよって言われてね(笑)。

──では、お二人の縁があってこの対談が実現したんですね。ピリピリしたものになるのではないかと身構えていたので安心しました(笑)。それにしても、アリスJAPANとSODクリエイトという、業界を担うメーカー同士に交流があったのは意外ですね。

SOD:そうなんですよ。僕もこういう機会を改めて設けてもらったのは嬉しくって。うちは伝統を崩していく考え方で制作しているので、外部のメーカーさんとコンタクトをとることが少なかったんですよ。ある意味で閉鎖的というか。

アリス:いやいや、SODさんはAV業界の革命児だよね。僕自身はそう思ってたんだよ。

SOD:僕にとってアリスさんは憧れでしたよ。だから、去年、初めてお邪魔できて、昔レンタル店で見ていたポスターが貼ってあるのを見つけた時は嬉しかったですよ。昔の思い出が蘇ってきてね。元々、ユーザーあがりなんですよ。週3本は借りてましたから。

アリス:そうだったんだ。僕はね、映画を作りたかったんだよ。それで求人誌を見てジャパンホームビデオってのを見つけて面接を受けたんだよ。当時はVシネマを作ってたから。書類審査に受かって、3次試験の時に初めて会社に行ったんだけど、ドアを開けてアダルト系のポスターを見て「およよ?」ってなったの。アリスJAPANは当然知っていたんだけど、それがこの会社だとは知らずに来ちゃってね。「今はVシネよりもアダルトに力を入れているんだ」と聞かされて迷ったけれど、映像の仕事をやってみたかったんだよね。そこからもう17年だよ。

SOD:長いですね~。17年前と言ったらSODは創業したてですね。今年17周年ですから。だから、メーカー同士、一番いろいろあった時期ですよね(笑)。高松さんは今でもVシネの方が希望なんですか?

アリス:いや、今はアダルト1本。こっちの方が面白くなっちゃって(笑)。昔はね……あ、これは言っていいのかわからないけれど、Vシネの撮影だと思って現場に来る女優さんもいたんだよ。そういう時代だったね。それが今はAVに出たくてどんどん可愛い子がくるんだから変わったよね。

SOD:本当にそうですよね。一般的にAV女優が認識されるようにもなってきたし、女のコの質も意欲も向上してますからね。

──女優の質も上がり、撮影技術も、企画力もアップしてAVそのものが向上しているにもかかわらず、なぜユーザー離れが進行してしまったのでしょうか?

SOD:今でもね、ユーザーの数は減ってはいないと思うんですよ。でも、買って観てるかどうかってね。可愛いコは当たり前で、そのコに何をさせるかがメーカーの力量みたいになってきてるとも思いますし、そこで一歩抜け出したのがS1さん。ハメしろを接写で映すアングルは、関係者の間では【S1体位】って呼ばれてたんだけど、それも今ではありきたりになってきたし……。

アリス:やっぱりいい作品を作るには、作り手がどこまで女優を大切に思っているかにかかっているんじゃないかな。技術も大切だけどさ。

SOD:それは僕も同じですね。大げさに言うと、AVに出たことで女優さんは十字架を背負ってしまうわけですよ。それを僕も一緒に背負ってあげたいなというか。家族にバレたりして傷つくこともあるんですよ、女優さんって。でも、AVを辞める時に「やってよかったです」って言ってもらうための努力をしていきたい。技術面だけじゃなく、心のケアを大切にしてますね。話を聞いてあげたりとか。

──実際にSODの女優さんは、みなさん「社会人としての教育をしてもらえた」とおっしゃっていますよね。引退後にも舞台女優になったり、音楽方面に進んだり。AVに出たことをプラスにして進んでいますしね。

SOD:最低限、彼女たちがやりたいことを応援してるだけなんですけどね。AVをやるコには目的があるはずなんですよ。もちろん“お金”だってコもいますけど、舞台をやりたいのならば、それを応援したい。

アリス:そう! その気持ちなんだよね。いや~、こんなに近くに僕と同じ考えの人がいたとはね。やっぱり、女優あってのAVだから、女優を消費するだけの作品作りはイヤだよね。メーカーのエゴを押し付けるような内容の作品は女優の魅力を削ぐだけだと思うし、ユーザーさんだって求めてないでしょう。どの女優がやっても同じになってしまう企画とか、観たくないだろうから。

SOD:メーカーのエゴ……確かにそうですね。そういうのを超えて、一緒に何か「ぱ~っ」と楽しむのも手なんでしょうけれど。

──メーカーの個性云々という時代は終わって、AV界全体で何かお祭りを楽しみましょうよって時代が来たってことでしょうか?

アリス:そうそう。それをやっていきたいよね!

SOD:僕は、自分の担当してる女優さんのことが書かれた「2ちゃんねる」をよく見るんですよ。で「SODかよ」とか「この女優、早く他のメーカーに移ってくんないかな」とか書かれてることもあって、その都度ショックを受けていたんですね。ところがある時、それ面白いんじゃないかって思ってしまったんですね。

アリス:というと?

SOD:他のメーカーに、もしうちの女優が出たらどんな感じになるのかな。それ作ったら面白いんじゃないかなって。

アリス:でも、それで企画をマネしてもどうだろうね。これまでのAV界の流れは、ヒットした企画をパクッてなんぼみたいになっていたわけだし。

SOD:それなんですよね。実際にパクッたこともあったけれど……。

アリス:オリジナルにはかなわないだろ?

SOD:だとすれば、コラボですかね? 思い切ってオリジナルのメーカーさんと。

──でも、お互いに手の内を明かし合って企業秘密も漏れてしまうだろうし、博打になってしまうのでは?

アリス:それは考えられるよね。でも、オリジナルの魅力をそのまま女優に反映させるには、うってつけといえばうってつけだけど。まぁ、面白いと思うよ。組んでやるからには、うちだけの利益になるようなことはしないだろうけど。

──もしSODさんとのコラボが実現するとして、ライバル意識は働きませんか?

アリス:ん~、ライバルではないね。会社の場所は近いけどね(笑)。ユーザーさんもこの2社が同じものだとは考えていないだろうけど、ウチはみんな「面白そうじゃないか?」って賛同すると思うな。

SOD:僕にとってアリスJAPANさんは、ライバルどころか憧れですから。今だから正直に言ってしまいますけど、パッケージなんかも意識してやってみたことがあったんです。でも、やっぱりうちの色なんですよ。同じようにやってるのに。だから、結果として異質なものなんだなという認識に達したんです。ライバルではなく、ご近所でもあるし「ヴィーナスフェスタ」(注1)に入れてもらいたいって思ってましたから。僕、昔の確執とか知らないし、聞いても気にしないタイプなんで(笑)。

アリス:いいものを作りたい、盛り上げたいって気持ちがつながってれば、コラボしてもマイナスにはならないはずだよね。

SOD:もし、ウチとアリスさんがコラボするなら、イベントも盛り上がるでしょうね。

アリス:イベントもいいけれど、女優交換という手もあるし、企画交換もあるし、新人の共同プロデュースもあるし。可能性はいくらでもある気がする。もし女優交換をするとしたら、どう? お互いに新人を育てているし愛情があるから、この子をどうぞとは言いづらいかな?

SOD:実は、以前フリーの監督さんがやっているニコ生で、他のメーカーさんの女優を交換するドラフト会議ってのを勝手にやったことがあったんですよ。その時に僕が言ったのは小島みなみちゃん。(注2)可愛いし人気もありますし。

アリス:こじみなか。アリスた~ず☆(注3)の末っ子だし、育て中なんでどうかな。だったら、うちは引っぱりだこの紗倉まなちゃん(注4)をもらわないとね(笑)。

SOD:あ、それは……。育て中というか、育て始めですからね。ベテランってのはどうです? といっても、世代交代で今は新人ばかりなんですけどね。

アリス:その点、うちはベテランから新人まで、バランスの取れたラインナップになってきたナ、と思っています。でも、これを実現させるとしたらどうだろう、やっぱりユーザーさんが求めてる旬の女優じゃないと意味がないような。お互いのリスクは覚悟ということでね。きっと営業は渋い顔するだろうけど、プロデューサーからすると、営業が驚くくらいのこと仕掛けてなんぼかなとも思うよ

SOD:絶対に失敗すると言われることを成功させた時が、一番の快感ですからね。プロデューサーとしては。

──制作部と営業部のあれこれは、どこの業界でも同じなんですね(笑)。もし、企画交換するとすれば?

アリス:まずは『女尻』だろうね。新しいところだと『終わらないお掃除フェラ』かな。人気なのは『出会って○秒』シリーズだね。

SOD:うちは『マジックミラー号』と『タオル一枚男湯入ってみませんか?』シリーズと『超ヤリまくりイキまくり24時間セックス』かな。あえて自信のある代表作、SODらしい企画力で勝負の作品でしょうね。想像すると、どうなってしまうのかって思うけれどね。アリスさんの女優さんにできるのかって。

──メーカーさんの女優教育方法って、そこまで違うものなんですか?

SOD:違うらしいですね。僕は自分の方法しか知らなかったんですけど、うちから他のメーカーに移籍した女優に話を聞く機会がって、全然違うと聞きました。うちは、女優さんがこの仕事をやってよかったと思うためのことをするだけです。誕生会をしたり、新しいことを始める時はお披露目会をしたり。家族的な付き合い方をしてますね。

アリス:うちも誕生会を開くのは一緒。違うのは同じメーカー内でライバル意識を持たないようにしてるところかな。その意味でアリスた~ず☆を作って、みんなで一緒にアリスJAPANを盛り上げようという話をしてますね。チーム意識でね。コラボも、その延長ですんなりいくような気がするね。

──大切に育てた女優を他のメーカーに行かせるのは、“お嫁入り”させる気分かも?

SOD:そうですよ。やりづらいかもしれないですからね。雰囲気も何もかも違うでしょうからね。

アリス:「いらないコだから捨てられた」と思われるのがイヤだなぁ。

SOD:あ、うちの紗倉とか、真面目だから心配だなぁ。

アリス:メーカーそれぞれが、新人のプロモーションを考えて作品を制作してるからね。それを無視して「他メーカーに行ってきなさい」と言ったらどう思うかね。

──実際にコラボするとして、そこから期待できることは?

SOD:各メーカーに、ファンがついていると思うんです。そこも交換できるのではないかと期待してますね。うちとアリスさんって、お店で置かれてる棚も、端と端くらい離れてるんですよ。まず入り口近辺にアリスさんがあって、うちはその奥、10メートル先みたいな。ジャンルで分けられてるのでそうなるんですけど、お互いのメーカーのファンが行き来するようになったらすごくないですか?

アリス:それはあるね。よくも悪くもメーカーは、固定のファンがついているものだし。まずはポスターだろうね。お祭り感が高まるじゃない。うちとSODさんが一枚のポスターの中で並んでたら、インパクトあると思うよ。特にコアなユーザーさんほど驚くはず。

SOD:ありえないってね。それはもう2度見しますよ(笑)。

アリス:お店の中にお祭り感を出して、まず店頭から盛り上げたいね。

──それが成功したら、どんどん新たなメーカーとコラボしたいということですか?

SOD:やってはみたいんですけど、思いが一つじゃないと実現は難しいでしょうね。

アリス:確かに。こういう企画は、利益を求め出したら無理だろうなぁ。実際、コラボみたいなことは、会社同士というより個人同士の繋がりで始まったりするんだよね。つまんないやつとやっても、お祭りは楽しくない!

SOD:お祭り感は大切でしょうね。まずAV界を盛り上げるという大きな目標があるなら、店頭でお客さんに足を止めてもらうことからやらなくちゃいけないと思うんです。そのためには裏切りですよ。『なんだこれ?』って振り返って、足を止めて、面白がってもらう。そのための嬉しい裏切を仕掛けていきたいですね。

アリス:そう。難しいことより楽しいことが一番!

──今後、AV界はどうなっていくと思いますか?

SOD:可愛いコはどんどん増えていくのかな…う~ん、どうだろう。それがわかればいいんだけどな(笑)。

アリス:そうなんだよ(笑)。

SOD:これは良い未来ではないかもしれないけれど、現実的に無料ダウンロードのサイトはもっと増えるでしょうね。ですから、今後我々は、お金を払う価値のある作品を作っていかなくてはいけなくなるので、企画力、女優の魅力併せてシビアになるでしょうね。でも、変わらないこともあるんです。今人気のコには「なんでこんなに可愛いコがAVに?」って驚きがある。

アリス:そう、そこ。結局、今も昔も清純で可愛くて男の気持ちを惹きつけるコなんだよ。これからどう変えていくかではなく、どうそこを守っていくのかが課題になると思うんだ。

SOD:守りつつ攻める。これが大切ですよね。

──AVプロデューサーとしては、どうなってほしいですか?

SOD:芸能界出身の女のコは、みんなが知ってるから売れるのは当たり前、それより新人がばーんと売れることがあるじゃないですか。それがキモチイイんですよ。そういうヒットを飛ばしたいですね。女のコってやり方次第でバケるんですよ。

アリス:そう。デビュー作を撮ってポスターを作って、店舗回りが始まったあたりで綺麗になるよね。意識が変わってくるから、「あれしなさい」と言われなくてもどんどん変わっていく。それが女性のすごいところだよね。美意識に目覚めていくのが、手に取るように分かるから。

SOD:メイクがめちゃくちゃ上手くなりますよね。この間までモサッとしたコが綺麗になっていくのは嬉しいです。ただ、たまにこちらの意思とは違う方向にいくときもあって、戻っておいで~って。黒髪から茶髪にしたがるとか(笑)。

アリス:うちの中でここ最近一番変わったのは奥田咲。1カ月後に小島みなみが出てきて刺激されたのか、どんどんメイクも服も変わっていってうれしかったよ。2人は仲よしなんだよね。

SOD:うちだと紗倉。初めて会ったときには微妙な丈のジーパンはいていて、なんだこれはって思ったんです。しかもスニーカーに紺のパーカーといういでたちのあか抜けないコ。僕はそれにヤラれてしまったんですよ。単純に「いいな~」って思いましたね。この業界には、あまりいないじゃないですか、そんなコ。それが最近では、すっかり可愛くなっちゃって……。

アリス:親離れだね(笑)。でも、こじみなは別格。あの子、玩具みたいだよね。「こんにちは~」って手を振るとき、前じゃなくて肩の横に手をくっつけてピコピコって振るの。これは真☆美少女じゃね~な、電池入ってんじゃないのかと思って直そうとしたけどヤメました。驚くことにそれがキャラになったんだから。あんまり大人の思惑にハメすぎてもいけないって反省させられたパターンだね。

お酒の力もあり、話は思わぬ方向に膨らむことに…。AVの面白さは、
本来こういった人間関係の面白さから出るものなのかも

SOD:それが難しいとこですよね。今日はいろいろお話できて本当にうれしかったです。ありがとうございました。ぜひ、近々に、あっと驚かせるようなことをしましょう!

アリス:いえいえ、こちらこそいろいろ面白かったですよ。この2メーカーが世間からどう思われているのか知った上で、コラボが実現したなら、エゴにならない“お祭り”を仕掛けたい。面白いことになると思うよ!
(取材・文=文月みほ/写真=辰巳千恵)

(注1)ヴィーナスフェスタ
 かつてはビデ倫系メーカーと呼ばれていた老舗AVメーカー4社(アリスJAPAN・MAX-A、KUKI、h.m.p)と、新メーカーEROTICAを加えた5社が参加する合同企画。2009年、2010年と2年連続で大規模なイベントを行い、スカパー!放送局『エンタ!371』にて、同名バラエティー番組も放送していた(2010.4~2011.3)。

(注2)小島みなみ
 2011年7月。アリスJAPAN新人発掘プロジェクトの第一弾女優としてデビュー。AV界初の永久専属女優として注目を浴びた。キャッチフレーズは『真☆美少女』。1992年12月生まれ、現在19歳。

(注3)アリスた~ず☆
 「最強美少女軍団」の異名を持つアリスJAPAN専属女優たちによるAVアイドルユニット。2011年10月に結成され、ラジオやCS放送など多種メディアで活躍中。現在のメンバーは、葵つかさ、辰巳ゆい、小島みなみ、奥田咲、川上奈々美。

(注4)紗倉まな
 2011年11月。イメージDVD『工場萌え美少女 紗倉まな 18歳』(グラマラスキャンディー)をリリースし、工場萌えアイドルとしてデビュー。今年2月にはSODSTARの専属女優としてAVデビューを果たす。1993年3月生まれ、現在19歳。

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