「Twitterで出演依頼」企画にバカリズム・千秋が激怒

※イメージ画像:『Twitterツイッター100%活用ガイド』技術評論社

 2,000万人にまでユーザー数が急増したTwitterは、手軽に初対面の人間との交流が楽しめるのも魅力の一つ。このツールをきっかけに友人・恋人が出来た人も多く、仕事に結びつくことも珍しくない。しかし140文字以内の短文を書けば相手とコミュニケーションが図れる手軽さゆえに、ビジネスマナーを軽んじて無用なトラブルを巻き起こすケースも多々みられる。

 先日は人気芸人バカリズムが、ラジオ番組の出演依頼をTwitterで求められ「失礼だ」と、不快感をあらわにする騒動が起こった。トラブルの要因は、長年DJとして活躍するピストン西沢の番組『GROOVE LINE Z』(?J-WAVE)で、リスナーにTwitterを使って有名人に電話生出演するよう呼びかけたこと。

 番組を聞いたリスナーは各々自分がアカウントを知っている著名人に、出演を依頼。人によっては文面こそ違えど同じような内容のリプライが何十通も届く事態となった。

 ビビる大木のように「ピストン先輩!! 今から21時すぎまで収録ですよ~。スイマセン!」と優しく対応したタレントもおり、結局はフリーアナウンサーの小島慶子が出演。番組はつつがなく放送されたようだ。

 その小島に対しても放送後「J-WAVE聞けない地域の人間にとってはSpamみたいなものですけどね。TLに突然同じ内容が現れるので」との意見も寄せられた。しかし小島はならばフォロー解除しろと一蹴した。
 
 小島・大木は元々西沢と知り合いという事もあって、和やかに対応したようだが、前述のバカリズムのように縁の無い人間からすれば、一般人から、いきなり知人でもない男のラジオに出演するよう頼まれたわけで、無礼に思ったのも当然の事。同様のトラブルに巻き込まれたタレントの千秋も憤っていた。この企画は「嫌なら見るな」では済まない、チェーンメールやデマ拡散と同様のネットのルール違反なのではないだろうか。
 
 実は西沢は去年ニッポン放送で「オールナイトニッポンGOLD」という番組を担当した際も、同様の企画を行い、トラブルを起こしている。今ほどではないにしろ既に数十万人のフォロワーがいた有吉弘行の元に無礼なリプライが届きバトルになった他、多くの著名人が不快感を表明。さらにまだ娑婆にいた堀江貴文氏にも、無知な一般人が出演依頼を行う珍騒動まで巻き起こしたのだ。

 当然ながらホリエモンが、かつて買収騒動がきっかけで大敵扱いされているニッポン放送の番組に出演することはなかった。そんな珍事も忘れ去られたころ、またも同様の騒ぎが起きたことには驚くばかり。

 西沢本人が交渉するならともかく、ラジオを聴いているだけで芸能界に縁もない人間にブッキングを丸投げする安易な企画は、今後も間違いなくトラブルを起こすだろう。
(文=ピーピング・トム・ソーヤ)

『ソーシャルメディア炎上事件簿』日経BP社

 
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