脱ぎサービス、母親の営業、学会票…AKB48選抜総選挙の票取り合戦が激化

 「第4回AKB48選抜総選挙」の投票が22日にスタートし、6月6日の開票に向けて激選が繰り広げられている。前田敦子(20)の不出馬の影響もあって激戦模様となっており、6月5日14時59分の投票締切まで票取り合戦が繰り広げられる。

 23日に発表された速報では、大島優子(23)が暫定1位、2位に柏木由紀(20)、3位に渡辺麻友(18)、4位に指原莉乃(19)、5位に高橋みなみ(21)と常連組が順当に上位に入っている。意外にもつまずいたのは、昨年6位の小嶋陽菜(24)。いわゆる“神7”の常連だった小嶋だが、速報では11位とつまずいている。ビジュアルは間違いなくトップクラスで握手会などファンへの対応も高評価されているのに、この順位はショックが大きいだろう。

「AKBに限らず芸能界全体にも言えますが、美人だからといって人気が出るわけではない。美人だからこそキャラが打ち出せず、キャラが定着してきた他のメンバーに追い越されている感があります。ビジュアル以外に、これといった長所がないところも難点ですね」(アイドルライター)

 この状況を心配してか、彼女の地元・埼玉県浦和市の複数の飲食店に小嶋ママが現れ、娘への投票を呼び掛ける“営業活動”を繰り広げており、ネット上で話題となっている。店の公式アカウントや従業員のTwitterにも写真入りで紹介されており、小嶋ママの来訪を受けて「当店は小嶋陽菜さんを応援しています」と書かれたポップやサインなどが掲示されている様子が確認できる。小嶋はサッカー・浦和レッズのサポーターでもあり、地元パワーと家族の愛で巻き返しを狙うようだ。

 速報で大躍進を見せたのは、いわゆる“支店”であるSKE48の面々。速報の上位64人中17人がSKEメンバーだった。特に中心メンバーの松井玲奈(20)は7位と好発進しており、支店メンバーによる初の神7入りが期待されている。昨年10位だった松井の上昇の裏には、20歳になったことでセクシー路線が解禁されたという事情がある。

 今年3月に発売した初写真集『きんぎょ』(光文社)では、水着はもちろんのこと、際どいキャミソール姿や入浴シーンまで披露。5月に写真週刊誌「フライデー」(講談社)に掲載されたグラビアでは、背中が大きく開いた服でお尻の割れ目まで見えそうになっているバック全開ショットや、胸の谷間を強調したショット、下着姿でベッドに寝ころぶセクシー写真などに挑戦した。少女っぽさを残した清純派として活動してきた松井の大人の顔に、ファンは「うおおおおおおお」と歓喜し、今回の大躍進につながったようだ。

 また、意外な選挙戦略を駆使しているとウワサされているのは高橋みなみ。彼女には“ある組織”から大量に票が入るのではないかといわれている。

「5月13日付の彼女のブログに、聖教新聞が写り込んでいたんです。ネット上では、創価学会員説が急速に広まりました。誰かから貰った可能性もありますし、彼女が学会員であるとは断定できませんが、この騒動によって学会員に好印象を与えたのは間違いない。それが彼女の狙いだといえます」(週刊誌記者)

 学会員によるF(フレンド)票は、実際の選挙でも大きな影響力があるが、F票が高橋に流れれば更なる上位が狙えるだろう。

 F票に限らず、実際の選挙のような勧誘は既に行われているらしく、元タレントで作家の松野大介(48)がTwitterで「知り合いがAKBの無名メンバーの家族から、携帯で登録するかして『総選挙で〇〇に投票してほしい。すぐ退会していいから』と頼まれ入会料含む千円渡された」と暴露している。

 不動のセンターだった前田の不在によって、新センター奪取を狙うメンバー、支店からの下剋上に燃えるメンバーなど、今まで以上に激戦となっている選抜総選挙。地道な活動から買収行為、色仕掛けなど、激化する票取り合戦からも目が離せなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

「前田敦子 君は僕だ [Act.2]」

 
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