急性白血病から復帰し、女優として活躍を続けている吉井怜の最新&衝撃の写真集『月刊NEO』(イーネット・フロンティア)がついに発売された。先日、この写真集の先行カットが「フライデー」(講談社)で公開され、幻想的な美しさと共にバストトップが露わになった写真が大きな話題となっていた。発売を記念したイベントが25日、福家書店・新宿サブナード店にて行われた。
今月18日、30歳になったばかりの吉井は、この日、肩から背中にかけて大きく開いた大人の色香を感じさせるベージュのドレスで登場。集まった多くの報道陣からも思わずため息が漏れた。
今回の写真集のテーマは「妖精と人魚」。1月にオーストラリアで撮影されたもので、うっそうと草木の茂るジャングルを走る川に首もとまで浸かった表紙もインパクト大だ。
「ジャケットの写真の時は、水がすごく冷たくて、何度も足がつりましたね。マッサージをしてもらいながら撮影しました。このロケーションに、テーマやストーリーなどを詰め込み、すべて込みでひとつの作品となっています。撮影する場所も、イメージとして妖精や人魚がいそうなところを選びました。自分でお芝居しながらテーマを表現した作品なので、その世界観が伝わったら嬉しいですね」
しかし、場所が場所なだけに、撮影はなかなか大変だったようだ。
「特にお気に入りのボートの写真を撮影しているときは、『ワニが来ているからフチに乗らないで!』って言われたり、ちょっと危険な現場でしたね」
と、体当たりで挑んだ作品を十二分にアピールした。
昨年、29歳で発売した写真集『ここから』(ワニブックス)の記念イベントの際は、「29才になったら結婚したいと思うようになった」と語っていたが、30歳を迎えた吉井にそのような色っぽい話はないのだろうか?
「29歳の時は本当に焦って、『結婚したい』と言っていたけど、いざ30歳を迎えてみると『こんなものかな」って感じですね。周りからは『ようこそ30代へ』と言われましたよ。今はこうやって、自然と歳を重ねるんだなって思ってます」
当時ほどの焦りはなくなり、いい意味で落ち着いているという吉井。それでも「30代でウエディングドレスは着たいなと思います」と結婚願望を語っている。しかし、まだ家庭に収まらず、体当たりの演技でファンを楽しませてもらいたい!
(文=ネズミ親父/撮影=黒清)
お美しい身体です