芥川賞作家・田中慎弥氏に熱烈女性ファン! M字開脚写真で絶賛アピール中!?

※イメージ画像:『共喰い』/著:田中慎弥/集英社

 芥川賞作家・田中慎弥氏の自宅とされる周辺地域を散策する熱烈なファンがいる、とネットで大きな話題を集めている。

 田中氏といえば、1月17日に行われた芥川賞・授賞式での不遜な態度、発言で一躍脚光を浴びた小説家だ。田中氏が同賞を受賞した作品『共喰い』(集英社)は、初版部数は3万5000部ほどだったが予約が好調なのを受け、19日には1万5000部の増刷を決定。さらに部数を伸ばし、2月9日には刷り部数は20万部に到達したという。同社が発行した文芸書での20万部超えは、昨年9月9日に発売した東野圭吾氏の『マスカレード・ホテル』(現在4刷、35万部)以来だという。

 会見から2週間ほどで、ベストセラー作家になった田中氏。話題になっている彼の熱烈なファンの女性は、田中氏の『共喰い』に感銘を受けたとして、一風変わった感想をブログに綴り、田中氏の会見の様子を正気と狂気の間のさまをみごとに演じるSEX PISTOLSのボーカル、ジョニー・ロットンのように見えたとしている。

 彼女は、なんとかして田中氏に会いたいようで、田中氏が普段立ち寄るといわれる食品店や食事処などを夫とみられる男性と車で巡っている様子をブログに書いている。また、彼女は同ブログに『共喰い』を股間に当て、M字開脚した写真を掲載。ほかの記事にはセミヌードも公開されているようで、全身に和彫を施している写真を目にすることができ、さらに話題を呼んでいるようだ。

 最近では、スピッツのボーカル・草野マサムネ氏に執着する女性や、タレントの有吉弘行氏のTwitter上に、彼の行動のすべてがメディアを通して自身に送るサインと思い込む女性が確認されている。今回の田中氏のファンだという女性は、文章や全身の刺青から見るとどうやらアウトローやアナーキーな生き方をしている人にあこがれを抱いている節が見受けられる。

「今回の田中氏のファンの女性は、草野氏や有吉氏のファンたち以上に危険性を含んでいそう。女性は立ち寄った場所に行ってみるなどの行動を取っているので、近いうちに田中氏に接触するおそれもある。この騒動を知らないまま、『単なるファン』と思い込み対応すると、さらに彼女が田中氏にのめり込む可能性もあるだろう」(事情通)

 言いたいことを言うだけと、自身の芥川賞会見を振り返っている田中氏だが、彼のアナーキーな行動がこのようなファンを寄せつけたようだ。熱烈なファンはふとしたきっかけで、アンチへと変貌を遂げることもあるため注意が必要だろう。

 田中氏は、3月に下関で直木賞作家古川薫氏との対談やファンとの交流会のイベントが予定されており、彼女はすでにチケットを手に入れているという。ブログには「会場にうかがう」との記述もあるため、ふたりが顔を合わせる可能性もある。田中氏が彼女を刺激せず、無事イベントが終わることを願いたい。
(文=本山文七)

『切れた鎖』

 
ファンが切れなければいいですが……

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