今年も開催「AKB48じゃんけん大会」じゃ新しいスターは生まれない?

akb_chance0704.jpg※画像はCD+DVD『チャンスの順番』/キングレコードより

 昨年に引き続き今年も9月の開催が決定した『AKB48・24thシングル選抜じゃんけん大会』。AKB48のメンバーが一発勝負のじゃんけんで選抜メンバーを決めるこの大会だが、内外から疑問の声が挙がっている。

 昨年のじゃんけん大会で勝ち続け、見事19thシングル「チャンスの順番」のセンターの座を勝ちとったのは内田眞由美、2位は石田晴香であった。じゃんけん大会により初の選抜入りを果たした二人だが、そのどちらも6月9日に行われた選抜総選挙では40位圏外となり、じゃんけん選抜の影響が見えない結果となった。

 また、じゃんけん大会の模様を密着したドキュメント映像DVD「51のリアル」では、当のAKB48メンバーからもじゃんけんで勝敗を決めるのは心外だという声が多数挙がっている。「チャンスの順番」のプロモーションビデオで各人がメインで映される回数を調べると、じゃんけん選抜15位であるはずの前田敦子は、7位の佐藤夏希や8位の高城亜樹よりも明らかに多く映っている。じゃんけん選抜12位の田名部生来などはソロカットは皆無であるにもかかわらず、である。

 そもそも、日の目を見ないメンバーにチャンスを与えることがじゃんけん大会の意義である。しかしプロモーションビデオを見る限り、優遇の度合いはじゃんけんの結果と関係が無い。アイドルは運も実力のうちというが、運で勝ち取ったチャンスさえも運営に潰されては士気も下がるだろう。

「運営側には新しいスターをじゃんけんで生むなんて意識はないのでしょう。運営が推している人気メンバーの勝利をハラハラしながら見守っているはずです。スターを生み出している一方、選抜入りできない数多くの崖っぷちアイドルを内包するのがAKB48なんです。無名のメンバーが運によってセンターというチャンスを与えられても、アンチファンが増えて叩かれるという結果でした。AKB48黒歴史のひとつと言われるこの失敗イベントを今年も開催するとはネタ切れ感が強いですね」(アイドル雑誌記者)

 センターになっては叩かれ、選抜入りしても人気メンバーが優遇される。総選挙下位のメンバーにとっては苦行に近い。また、今年のAKB48のCDリリースやイベントが去年の活動と全く一緒であるとの指摘もある。

「2月に卒業ソング、5月に水着ソング、選抜総選挙を挟んでじゃんけん選抜、という流れが完全に出来上がっています。これでは保守的だと言われるのも当然でしょう。毎年同じことの繰り返しではファンの飽きも早いと思うのですが」(同記者)

 なんにせよ今年も注目を集めるのは間違いないじゃんけん大会。今年こそチャンスをものにできるメンバーが現れてくれるのを願おう。AKB48ファンにとっても、アンチファンにとっても熱い夏が始まる。
(文=佐藤)

『フライングゲット』

 
まだ、総選挙のCDも発売されていないのに……

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