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アイドルの定義なんて彼女たちには無意味? BiS(新生アイドル研究会)インタビュー


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BiS0012Z.jpgBiS(新生アイドル研究会)。左から、ユケ・のんちゃん・プー・ルイ・りなはむ

 これがアイドルの新しい形なのか……!?

 「メンズサイゾー」でも「新しいアイドル社会の誕生宣言!? BiS『Brand-new idol Society』」(
https://www.menscyzo.com/2011/04/post_2442.html)で紹介した「自給自足アイドル」BiSが、その後も、メンバー同士でディープキスをする「パプリカ」のビデオ・クリップの公開、ヒップホップユニットであるtengal6とコラボレーションした楽曲「いんたああくしょん」の配信、そしてファンと抱き合う「ハグ会」(しかも普段の衣裳のまま!)の開催など、まったく勢いが衰えない。それどころか、もはや正体がつかめない恐怖すら感じさせるぐらいだ。このキャリアも個性もバラバラな4人組は何を考えているのだろうか?

 リーダーのプー・ルイ、「ユケ」ことナカヤマユキコ、「りなはむ」ことヨコヤマリナ、「のんちゃん」ことヒラノノゾミに、現場マネジャーしか来なかったのをいいことに、あれこれ聞いてみることにした。

──プー・ルイさんが「アイドルグループがやりたい」って言って作ったってことになってるじゃないですか。オーディションも予算がかかるし、この厳しいご時世にそれは本当なんでしょうか?

プー・ルイ「本当です。予算ゼロで。最初はマネジャーの渡辺さんから本当に何回も『いいの?』って聞かれました。もともとはOTOTOYさんの連載について会議して、『1年やるから自分が好きなことじゃないと続かないから決めていいよ』って言われてアイドルに」

──1年の連載企画があるからって、ソロからアイドルになるって異常な……。

BiS001.jpgリーダーのプー・ルイ

プー・ルイ「言っちゃえばBiSは企画モノなんで。最初はソロをやめると思ってなくて、ソロとグループを両方するのかと思ったら、体力やお金のこともあってグループだけになったんですよ」

──僕はうがった見方として、「アイドル戦国時代」とか盛り上がってるからちょっと便乗したところもあったのかなって考えてたんですよ。

プー・ルイ「そういうのは本当にないですよね。でも信じてもらえないからあえてグループ名を考えた時に『大人の事情』でどうですかって言って、遊んでたくらい」

──根本的な問題として、プー・ルイさんは日本人なのに変わった芸名ですよね。

プー・ルイ「フランス語で『彼のために』って意味です。ソロの時、『恋愛の歌を歌う』ってコンセプトで動いたプロジェクトだったんで」

──そのコンセプトからだいぶ遠くに来ましたね……。ユケはバンドやってたじゃないですか。今日は半袖だけど、ふだん絶対長袖だから「あれはきっとタトゥーが入ってるに違いない」って思ってたんですよ。

BiS004.jpg「ユケ」ことナカヤマユキコ

ユケ「みんなに言われてるんですけど、入ってないんですよ(笑)。舌ピアスは完璧に若気の至りですね」

──まだ10代なのに「若気の至り」って! そういえばデビュー・ライヴで昔の彼氏が云々ってMCがあったそうですが。

ユケ「あー、過去の話はいいんじゃないかなと」

──今はいたとしてもそれはNGとしてるんですか?

ユケ「今は完璧いないんですけど」

──いないってことにしてるんですか?

ユケ「いないです!」

プー・ルイ「禁止です。唯一の禁止事項は恋愛です」

──AKB48は片思いのみOKで両想い禁止だけど、BiSは恋愛禁止?

プー・ルイ「渡辺さんに恋をすることだけは許されます」

──なるほど、マネージャーさんだけOK。……そっちのほうが怒りが湧きますね。りなはむは雑誌モデルをずっとやってて、なんでアイドルになろうと思ったんですか?

BiS007.jpg「りなはむ」ことヨコヤマリナ

りなはむ「あれは街とかに声かけられて出てたんですけど、ほんとはずっとアイドルをやりたくて、モデルをやりながらオーディション受けてました」

──アイドルになると、ヲタに媚びとか売らないといけないじゃないですか。それでもアイドルになりたかった?

りなはむ「もともとアイドル好きだし、メイドやってたこともあるんですよ」

──のんちゃんは、最初は「女優になりたいから」って言ってたのが、いつのまにか「AKB48に憧れてた」って話が変わってるなぁと思ってたんですが。

のんちゃん「そうですね(笑)。女優がやりたかったんですけど、そのあたりにちょうどいろんなアイドルさんを見て、なんかやっぱりこっちのほうがいいかもって思っちゃって」

──高校も中退したんですよね。

BiS009.jpg「のんちゃん」ことヒラノノゾミ

のんちゃん「元から行ってない状態で、東京に出てきたし辞めちゃいました。最初は渡辺さんには、ライヴの時ごとにUSTREAMとかメディアを使って……という話だったんですけど、私は一刻も早く東京に行きたくて」

──なんでそんなに東京に来たかったんですか?

のんちゃん「田舎を出たかった、ちょっと嫌になって。なんか、いろんなビルとかいろんな人たちを見てみたくなって」

──ビルとか人というかヲタを実際に見て、東京が嫌になったりしてないですか?

のんちゃん「楽しいです」


──そうやってみなさんがグループを作ったわけですが、BiSって渡辺さんも20代だし、プロデューサーの松隈ケンタさんも30代頭だし、メンバーもスタッフも10代後半から30代前半までの人たちで固まってて若いですよね。でも事務所には川嶋あいさんもいるし、上のほうの人がうるさく言わないですか?

プー・ルイ「渡辺さんは最初、やっちゃだめって言われてたんです。でも、ヲタのみんなが何枚も買ってくれるじゃないですか。アイドル特有だから予想外に売れてて、今は静かに見守られてる感じです」

──なんか大変なことになってますね……。

プー・ルイ「でも私たちも最初は一時期、手伝い当番みたいなのとかやってて」

りなはむ「営業についてったり」

ユケ「会社に一週間、毎日誰かしらメンバーがいることで、会社の人たちにちょっとでもBiSの存在を知ってもらって、会社にいやすくなろうっていうのだったんですけど、逆にうざがられて止めた(笑)。でもそのかいあって、みんな普通にやさしいです」

──アイドルグループでデビューが決まったら、もうちょっと華々しい世界とかを想像して、現実とのギャップを感じたりしなかったですか?

りなはむ「ギャップは感じるんですけど、すごく。そのギャップを自分でなんかその、自分なりに昇華したいと思います」

ユケ「私は雑草みたいなもんで、もともと子役タレントで高校二年生のときまでずっとやってたんです。だから別にまだまだこんなもんだろうって感じですね」

プー・ルイ「意外とみんな芸歴長いんです」

──さっき複数枚買いの話題が出てきましたが、ああいうのってメディアに叩かれるじゃないですか。そういうのはどう思いますか?

のんちゃん「やっぱりももクロちゃん(ももいろクローバー)もAKB48さん参考にしつつ、何十枚買った人にオリジナルDVDを制作しますっていうのやってて、叩かれたりしたじゃないですか。やっぱりたくさんの人には聞いてほしいなとは思います。でもCDは2,500円なんで、そこがまた難しいかなって」

りなはむ「りなは、いろんな人に聞いてもらいたいと思うんですけど、やっぱり日本の一番上のAKB48さんがそういう売り方してるってことは、みんなそうしないと勝てないじゃないですか。だから一番上の人が止めないとダメだと思う。そうしないと勝てない」

──やっぱり構造的に、ファンに複数枚買いさせないとアイドルが活動できない状況ってありますよね。

りなはむ「SUPERGiRLSさんとかもたくさん買わないとチェキ撮れなかったりするじゃないですか。だからそれに対抗しようと思って1枚ずつ売ってたら、相当なプロモーションしないと勝てないと思うし、だからしょうがないのかなって」

ユケ「アイドルのCDの売れ方でそういう風習ができてるじゃないですか。だからそれがアイドルなんだな、って思うんで何の疑問もないです、私。でもたくさんの人に聞いてほしいのは変わらないんで、だから買ってくれる人たちが周りにおすすめしてくれたらすごくいいなと思うし」

プー・ルイ「最初は仕方ないと思うんですね。同じ人が何枚も買って記録を残して、それから会社がお金を出すとかもあるから、最初はほんとみなさんにたくさん買っていただいていくしかない」



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