Kinectでバーチャルセックスが実現間近に?

画像はDaily motionより

 昨年のクリスマス前に、3D美少女ゲーム『リアル彼女』(株式会社アイワン)をご紹介しました(https://www.menscyzo.com/2009/11/post_574.html)が、遂にプレイヤーが自ら動くことで操作するバーチャル3Dセックスゲームが誕生しようとしているようです。1年でこんなことになってしまうとは、テン年代恐るべし。

 それを可能にしようとしているのが、マイクロソフトが先月発売した、プレイヤーの動きや声を認識し、コントローラーなしでゲームをプレイすることができる、Xbox360用の最新のゲームデバイス『Kinect』です。Kinect本体がセンサーになっており、任天堂のWiiリモコンの全身版、といった趣ですが、プレイヤーは何も持つ必要はありません。Kinect用の『Dance Dance Revolution』はとんでもない難易度になりそうです。

 これだけの可能性を持ったデバイスなので、Kinectを使ったゲームのラインナップが揃うことを粛々と待つ──なんてことには当然なりません。非公式ながら、パソコンで動作されるためのドライバソフトがオープンソースで公開されており、すでに世界中のユーザーがKinectの可能性を様々な側面から探り、レポートした動画も数多くアップロードされています。

 日本でも、モーションキャプチャー機能で初音ミクを躍らせることができるフリーソフト『MikuMikuDance』がKinectに対応したため、すでにYouTubeではKinectでキャプチャーした動きをMikuMikuDanceで初音ミクにトレースさせた動画もアップロードされています。今後この流れが加速することは間違いないでしょう。極端なたとえ話ですが、マイコーりょうさんがマイケル・ジャクソンのパフォーマンスをする様子のモーションキャプチャーをKinectで撮影すれば、マイケルそっくりのパフォーマンスを初音ミクがMikuMikuDance上で再現してくれるというわけです。あまりゲームに馴染みがない読者の皆さんも、Kinectの凄さ、可能性がお分かりいただけたでしょうか?

──さて、Kinectの説明が長くなってしまいましたが、メンズサイゾーとモーションキャプチャーとくれば、当然その心はバーチャルセックスです。健全な男子ならKinectの機能をある程度知れば、当然そこに発想がいくに違いありませんが、技術と情熱を併せ持つ海外の同士たちも同様だったようで、Kinectで操作する3Dエロゲーの開発が始まっている模様なのです。

 12/10に動画サイトDailymotionにアップロードされた、「Kinect as a Controller for a Sex Games Interface」という動画は、プレイヤーが左手だけを動かしている50秒の動画なのですが、まずカメラ視点を手で動かし、その後3Dの女性キャラ(クオリティは『リアル彼女』の足元にも及びませんが……)の胸に触れ、続いて別の女性キャラの胸とお尻に触れる──という、完全にKinect始まったな!! と言わざるを得ない内容になっています。

 また、この動画ではプレイヤーが左手しか使っていないため、開発が進んだ際に下半身をどう使うのか、その場合は脱衣するべきなのか、といった疑問と興奮も湧き上がります。自慰行為をしようとしたらその動きもKinectが拾ってしまいそうですし、開発者はどのように対応するつもりなのでしょうか? 筆者としては、我が国の誇るUSB接続が可能なオナニーマシーン「SOM」とのコラボレーションを期待しています!

 さらに妄想を膨らませれば、史上初となるオンライン美少女ゲームとして、そのカオスすぎる内容が一部の好事家に話題の『らぶデス555』とKinectのモーションキャプチャー技術が合体すれば、2015年の東京を舞台に、「俺たちにはもう仮想現実しかない」という台詞が多くの喪男の魂を撃ち抜いた、花沢健吾先生の『ルサンチマン』の世界も本当に実現してしまうかもしれません。12月12日に放送されたNHKスペシャル『世界ゲーム革命』のエンディングでは、ゲームは今後、人類にとって新しい麻薬に進化するという警告が発せられていましたが、果たして……。
(文=B.I.Sachiko)

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まもなく実現なるか!?


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