AV業界のタブーに触れる驚愕インタビュー

「AV女優が本気でやるボランティアは売名or贖罪」織田真子インタビュー

織田真子、恐るべし。これほど生々しく語ってくれた女優は初めてだ

 アイドルユニット「welcome」の一員として、またTバッククィーンとして着エロ界に一大旋風を巻き起こした織田真子。ユニットが解散し、その後の動向が注目を集めていた。その織田真子が、AV界に進出した。セクシーアイドルとして着実に地位を築いてきただけに、この決定に業界は大きな衝撃を受けた。ファンに『真子様』と呼ばれ愛されてきた彼女が、なぜAVという道を選んだのか? これからの展望は? 2時間を越える密着インタビューを慣行した。

──ユニット解散からAV出演を決めるまでに、何があったんですか?

「『welcome』が解散したときに、まず芸能界を続けるか辞めるかで悩んだんです。結婚して普通の生活を選んだメンバーもいたし。でも私はもうひと踏ん張りしたかった。芸能界で自分の力を見てみたかったんです。AVの世界にも興味があったし……」

──アイドルとしては年齢的にも若くないし、経歴がある分それが逆にリスクになるとは思いませんでしたか?

「16歳のときから3年グラビアをやって、それから着エロを6年やりましたけど、その当時のセックス観ではエロスを表現できなかったと思うんです。いろいろと経験してきたからこそ今がある、と。だからこのタイミングでAVに出ることには納得していますね」

──それまでギリギリで隠してきた場所を一気にさらけ出すことに抵抗はなかった?

「ないです。自分を出し惜しみしたくないし、AVも着エロも自分の中では変わらないと思ってるんで。どちらも見ている人は”抜くため”じゃないですか。それをキレイごと言ってもねえ……。『早くグラビアという仕事がなくなってしまえ!』とさえ思ってますから(笑)。なんかグラビアって嘘くさいんですよ」

──その着エロ時代からのファンから、反発・反応はあった?

「昔はイベントをやると100人くらいの方が集まってくれてたんですけど、AVが決まってからは2、30人くらいに減ってショックでしたね。でも1カ月くらい前のイベントでは、それまでのファンが戻ってきてくれたんですよ! うれしかったです。自分を守るためだけに動かなくてよかった、と思いました」

──真子様がAV、というといろいろなところからオファーがありそうですけど、アリスJAPANを選んだのはなんで?

「『AVっていう言葉を使わずに”作品”を作りたい』と考えていたんです。ちゃんと絡んでちゃんと感じて、表現として残したかった。そういう信念を分かってもらえたから、かな。ここまでくるのに色々なことがありましたけどね(笑)」

──8月13日に発売されたAV出演作『愛獣教室 女教師・弓香』は大ヒットしていますし、結果オーライですね。この後、AVの仕事と並行してボランティア活動をやられるという話を聞いたんですが、どんなことをやるんですか?

「世界のご飯が食べられないような子どもたちにお金を寄付できれば、と。自分のお金の中からはもちろん、サイトを立ち上げて、動画作品を見た視聴者の方からも1クリックで募金していただけるようなシステムを作ります。仲間意識、地域意識の強いボランティアをもっと大きい規模でやりたいんです。私もできることで助け合いたい、と考えた挙句、行き着いたのがそれでしたね」

──子どもが好きなんですね。

「はい、大好きで。でも、セックスを見せてもらったお金で子どもが育っていいのか? とか、子どもたちはそれでうれしいのか? とか、迷いましたよ。だけど生きるか死ぬかのところではそんなの関係ない! っていう結論に至りました。また、AVに出ることでボランティア心が高まったとも言えるんですよ。人が買ってくれるからこそ私もお給料がもらえる。それを還元したいと考えるようになったんです。感謝の心を違う形でお返しする、って感じですね」

──しかしAVとボランティアって新鮮ですよね。「売名行為か」なんて言われませんでした?

「売名だったとしても、作品が良ければ文句は言われないと思うんです。一番力を入れるのは作品ですから。AVに出るという負い目があるからボランティアなんてやるんでしょう、なんてことも言われるだろうなと思ってます。でもやりたかったふたつのことが実現しただけ。使えるお金と時間、それにファンの方の満足のバランスを考えたら、私にとってはAV出演が一番効率がいいんです。ファンの方も作品を楽しんでくれて、ありがとうの1クリックをしてくれたらみんなハッピーじゃないですか」

──どういったサイト運営を考えているんですか?

「最初は動画をアップして、そこからの1クリックでお金だけを寄付させてもらいます。ゆくゆくは仕事仲間の女の子とかみんなに協力してもらってオークションなども展開したいですね。で、そのお金をどう使っているかもオープンにして、視聴者の方にも見てもらいたいと思ってます。24時間テレビなんかとは違う、透明な、リアルなボランティアをやりたいんで。あとは企業さんにも協力をお願いしたいですね。AVっていうと卑下されるかも、って心配はありますけど、お互いお仕事の一環ですから気にしません。むしろ、後ろめたく思いながらやってたらAVもボランティアも成功しないんじゃないかな」

──こうやって聞いていると、すごく利他的というか……。結婚して子どもを生んでっていう、いわゆる”普通の未来”に憧れたりしない?

「もちろんしますよ。考えてて泣けてくるときもあります。でも、それを諦めてこっちの世界に来たんで、もうしようがないですね。人前に出ている分、ダメージを受けるときも大きいです。だけどそんな状況でも発見できることがありますし、それを探せるようになりました。いやー、ほんと、周りが見えてきましたよ。男性に関しても『やっぱりカネだけか』『ただの遊びか』とか、分かるようになりましたね(笑)」

──もし自分に娘ができて、同じ仕事をしたいと言われたらどうする?

「全部教えますね。業界のいいことも悪いことも。でも、それでもやりたいと言うなら応援します。その代わり本気でやれ! って言いますけどね。AVの仕事をどうこう言う人がいてもしようがないんです。それは日本が変な方向に曲がっちゃったからかな、と。昔は吉原の売れっ子の花魁はスター扱いだったし、吉原っていうくくりの中で遊女は暮らしていた。でもいまのAVって敷居が低くなってるし、一般社会との行き来もラクですよね。なのに堂々と言えない。そうさせたのはこの日本の業界だとも思うんですけど、そんな現状がイヤになってもいますね」

──では、これから日本だけでなく海外も見据えた活動を?

「アメリカ進出を狙っています。日本では性行為は『秘めごと』とされていて、そこに独特の淫靡さがあると思うんです。なのに、いま何作か撮っている段階で、それを求められないんですよ。そこに違和感がありますね。だったら表現力を身につけて、海外に向けて日本人のエロスを見てもらいたい。サイトを立ち上げたら世界にも配信されるし、どう動いていくか楽しみですね。アメリカの方にもきちんと見てもらいたいから英語も勉強しなきゃ。私は背も小さいから、向こうに行ったらのまれるのは分かっているんですよ。でもチャレンジしてみたい。俳優の真田広之さんも海外へ行く前に批判されましたけど、大きな結果と支持を受けましたよね。すごいと思います。また、アメリカのプロ意識を見習いたいですね。ミュージカルとかに出たり、芸が身につけられたらいいなと思っています」

──大きな野望、楽しみですね! それでは、最後にファンの方へメッセージと今後の抱負をお願いします。

「今日は難しい話ばっかりしちゃいましたけど(笑)、純粋なエロスを追及していきたいと思ってます。それを作品から感じ取ってもらえたら! 経歴があるとは言っても、AVは始めたばかりでまだまだ緊張しますが、末永く応援してください。また、ボランティアのほうも、若い子が興味を示してくれつつあって。私がAVに行くときに批判も当然あって、イヤな思いもしたけど、そのぶん若い女優の子とかが共感してくれるとうれしいです。今後もボランティアとAVを繋ぐ架け橋的な存在になっていきたいと思うので、よろしくお願いします」

 普段は扇動的で過激な真子様ですが「いまの日本は『やってもらって当たり前』な世の中になってしまって、民主主義を気取ってるだけ」「どれだけいまの日本は楽して贅沢してるんだろう」「許されている日本」と、真剣に国の危機を想う憂国の徒でした。AVにしてもボランティアにしても、その行動力の根源は「人が好き」という気持ちだそう。そんな人情派の真子様が立ち上げるボランティアサイト、オープンが楽しみだ。
(取材・文=飛澤良子/写真=岡崎隆生)

■織田真子オフィシャルブログ 「M様ちゃんねるー2」
■ボランティアサイト「Love&Smile」(近日正式オープン)

『決意 織田真子』

 
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『若妻のいやらしい姦係』

 
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