ラッシャーみよしの「エロ業界栄枯盛衰物語」第1回:1978年

ノーパン喫茶とは何だったのか?【画像・体験記あり】

射精を目的にしていなかった画期的な風俗『ノーパン喫茶』

『写真時代 特別編集 最新風俗特集』発行:白夜書房
ノーパン喫茶の女王イブも伝説的存在に

 

 エロの歴史ってどこから始めるの? と深く考えたわけではないけれど、社会全体でエロのことを騒ぎ始めたといえば、やっぱりこれ、ノーパン喫茶。

 初期の形態においては、ミニスカートにノーパン・パンスト姿。後にトップレス&ノーパン。テレビの深夜番組だけでなく、ワイドショーでも取り上げられるほど注目を集めた新しい風俗でしたが、これがどうしてエロの歴史にとって画期的だったかというと、それまでの風俗が射精を目的にしていたのに、こちらは、射精ではなく「うれしい」をテーマにしていたこと。もしも、喫茶店に入って女の子がパンツをはいていなかったら……。子どもっぽいファンタジーですが、でも、夢ですよねえ。

ノーパン喫茶第1号店は京都?福岡?

まだいろいろなところに夢があった時代

 

 ぼく的には、これが後にイメクラへとつながる日本独特の「おもしろ風俗」の原点になった……と思うんですが、さて、肝心のノーパン喫茶第1号店はというと、これが諸説紛々。もっとも有力視されているのが1978年10月に京都にオープンした『ジャニー』という店だということですが、これに対して、福岡説というのもあります。近畿VS九州ってなんか邪馬台国みたい(笑)。

ノーパン喫茶体験

 というのはともかくとして、その頃、ぼくは京都の大学生で、それが『ジャニー』だったかどうかは記憶にないけれど、学校の近く、鴨川沿いにそれらしきものがあって、何度か行ったことがありました。で、これが実に渋いというか、エロ心をくすぐるというか、外観はまったく普通の住宅街の喫茶店。中に入っても、私服のウエイトレスが2、3人いるだけの普通の店なのに……。

 3時になったら、ノーパン・タイム! 友達に教えてもらって初めて行った時は、だまされたと思いましたよ。だって、店内の様子はまったく普通じゃないですか。ところが、時計の針がピッと3時を指すと、女の子たちが全員厨房の奥に入って行く。


このコたちは今頃どこでなにをやっているのだろう

 

 な、なにごと? と思って様子を見ていると、10分ほどして戻ってきた女の子たちがみんな超ミニ! おおっ、丸見えのスカートの下は確かにノーパンではないか! パンストに包まれたプリンプリンのま~るいお尻。

 最初からノーパン嬢がウロウロしていたら、それは単なる風俗店。こちらは、最初は私服、それから時間限定でノーパンということで、あくまで喫茶店なのだ!

 料金は普通のコーヒー代だけ。
 
 オプション料金などない。

 そう、まさに喫茶店がノーパンなのだ!

 当時は、いわゆるアイデア風俗などなかった時代。おそらく、店主の酔狂で始まったものだったのでしょうが、これは衝撃的でした。風営法の届出などとの兼ね合いでパートタイム・ノーパンという奇妙なものになったのだと思いますが、客は皆、ただ、ただ固唾を飲んでウェイトレスのお尻を見る。沈黙が支配する喫茶店でした(笑)。


美脚ブームもここから?

 

 というわけで、これがぼくのノーパン喫茶事始だったわけですが、この後、ぼくは東京に出て、本格的なノーパン喫茶ブームとビニ本ブームの中に身を置くことになります。

 それは次回のお話として、最後に一言。この時代、大阪の梅田に『E』という喫茶店がありました。これはノーパンじゃなかったけど、制服が超ミニ! パンツ丸見えだったんです。実は、パンチラの方が興奮するぼくが好きだったのはこちら。オープン前に背伸びして窓ガラスを拭いている丸見えのパンツを見るだけのために、よく大阪に行ったものです(笑)。

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