
トコショーとセックスレスのバツイチ女性
“三十させごろ、四十しごろ、五十ゴザかき、六十ろくに濡れずとも”という格言が示す通り、女性の性欲というものは加齢と共に高まっていくものである。
本当に羨ましい話だ!!
しかし、それはあくまでもセックスのパートナーがいる女性に限定される。
60歳を過ぎても定期的にセックスしている女性というのは圧倒的に少ないはずだ。性欲は衰えていないのに相手に恵まれず悶々とした日々を過ごしているに違いあるまい。
そんな可哀そうな境遇の女性を救いたい! 18歳以上の全ての女性が筆者の性欲の対象なのだ。これから先も相手の年齢を気にすることなく、ひとりでも多くの女性を救って差し上げたいものである。
いつものように複数の出会い系サイトを物色していると、筆者が10年以上愛用している【PC★MAX】(https://pcmax.jp/)で気になる書き込みを発見した。
———————–
1年近くレス状態です(涙)
数年前にバツイチになりました。
その後それなりに相手はいたのですが、この1年はすっかりレス状態です。
まだこういうサイトには抵抗ありますが、相性のいい人と出会えたら嬉しいです。
今日の夕方、池袋で待ち合わせとかどうですか?
カテゴリー:
スグ会いたい
投稿時間:
2022-03-0* 13:14:45
ミスズ
地域 東京都
年齢 44歳
———————–
セックスレスに悩んでいる44歳の女性だ。後腐れなくセックスを楽しめそうだし、場合によっては定期的に会えるセフレとなってくれるかも? そう期待してアタックを開始。
彼女が44歳ということもあり、正直にこちらが53歳だということも伝える。
すると、すぐに話がまとまり、その日の夕方に池袋で待ち合わせすることになった。
待ち合わせ場所に現れたのはスレンダー体型の女性だった。
顔の良し悪しは不明だが、これなら余裕でヤれる対象だ。いつものように紳士的な態度を崩さないよう話しかける。
「こんにちは、ミスズちゃんかな?」
「あ、は、はい」
「【PC★MAX】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「え? ショーイチさん?」
「あ、もしかしてヒいちゃったかな? 嫌だったらここで断ってもらっていいんだよ」
「い、いいえ。そういうんじゃなくて、思ったより若くてビックリしちゃいました」
「わ、若いかな? メールに書いた通り普通の53歳のオッサンだよ」
「ふ、普通じゃないです。私よりずっと若そうに見えます」
「あ、ありがとう。でも、ミスズちゃんも10コ以上は若く見えるよ」
「そ、そんなことないですよぉ」
「いやいや本当だって。若く見えるから別の人だと思って、声をかけるのに躊躇していたくらいなんだから」
「お、お上手ですね」
「お世辞なんかじゃないって。思った事をただ口にしているだけだよ」
「あ、ありがとうございます」
ここでこちらのマスクをズラし、彼女に顔を見せる。
「俺はこんな感じだけど、本当に平気? 今ならまだ引き返せるよ」
「だ、大丈夫に決まってます!」
「ありがとう。それじゃあこのままホテルに向かうってことでいいのかな?」
「は、はい。それでお願いします」
挨拶を早々に切り上げ、ホテルに直行することとなった。
徒歩5分ほどで目的地のラブホに到着。チェックインを終え、室内でマスクを外すミスズちゃん。
うほっ! これはアタリかも!!
彼女の顔は女優の「高橋惠子」に似た感じ。ちょっと古臭い顔立ちだが、一般社会においては「中の上」クラスと言えよう。
一般社会の「中の上」というのは、出会い系サイト遊びにおいては「上の上」に相当するのだ。
途端に有頂天モードに突入する筆者。
エッチの前の会話で嫌われないよう無難な内容でおしゃべりを続ける。
結局下ネタを切り出せないままおしゃべりタイム終了。別々にシャワーを浴び、ベッドインすることに。
先手をとって室内の照明を少しだけ暗くする。ミスズちゃんはもっと暗くしてほしそうだったのですぐに言い訳をする。
「俺は目が悪いから、これ以上暗くすると何にも見えなくなっちゃうんだよ」
「そ、そうですか…」
「だから、照明はこのくらいで許してくれるかな?」
「わ、分かりました」
なんとか納得してもらいベッドに潜り込む。