そして、大井町から電車で15分ほどで到着する街こそ、東京第四の風俗街・五反田である。筆者の五反田風俗の記憶は、20年ほど前が最初だ。当時、五反田の風俗といえば、ピンサロと人妻風俗とSM店で、ブラック編プロで働いていた頃から、SMの取材といえば五反田だった。今は人妻やかわい子ちゃんデリの方が断然多くなり、SM店は影を潜めてしまったのが残念だ。
五反田の風俗は駅を挟んで西口と東口に二分される。西口は風俗街というよりはラブホの並ぶ街。「ラブホ街」とまではいかないが、マンションの間に瀟洒なラブホが点々と誘惑のネオンをちらつかせている。
同じ西口で駅のホームからもチラ見えする風俗店がある。それが、ソープランド『ハピネス東京』だ。料金は50分1万8000円～80分2万8000円と、ファッションヘルス並。筆者も過去に一度だけ入ったことがあるが、記憶の中では女の子は若く、90分コースだったのでマットはあったけど湯船はちょっと狭かったような…。エントランスにある『ゆ』という文字は、「銭湯気分で」という粋な呼びかけだろう。
そして、五反田風俗の中心である東口に移動すると、ネオン瞬く『遊楽街』に並ぶのは、数々のピンサロとエステ、キャバクラ、おっぱいパブにラブホテルだ。調べたところによると、ピンサロは現在10軒。その中には行列のできる人気ピンサロもあり、筆者も開店前から並んで、一番で入店したことがある。
「風俗店に並ぶなんて恥知らず！」と、思う方もいるだろうが、その店は雑居ビルの上階にあり、並ぶのはビルの内階段なので、通行人に恥を晒さなくて済むのだ（笑）。
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