【美谷朱里の幻想AV論】嫉妬心から生まれた変態性…最後まで胸糞を貫く催眠AV

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『催●光線で支配された新婚夫婦 紗倉まな』

 

 他にも、野菜でオナニーをするシーンがありました。キュウリをアソコに入れられ、潮を吹かされます。男はその潮を瓶の中に入れるのです。

 その夜、まなさんは先ほどまで自分のアソコに入っていたキュウリを、夜ご飯のサラダとして旦那さんに出すのです。まなさんは、そのことに気づいていません。なぜなら、催眠をかけられた時の記憶はなくなってしまうからです。

 旦那さんもそうとは知らず、ドレッシングをかけ、サラダを食べます。そのドレッシングの中には、まなさんの潮が…。「変な味がする」と旦那さんは言いますが、記憶がなくなっているのでまなさんにも原因はわかりません。こうして少しづつ、本人たちが気づかない間にゆっくりと、世界は壊されていきます。

 そして最後のシーン。男は旦那さんの前でまなさんとセックスをします。旦那さんは催眠をかけられて動けません。さらには、オナニーを命じられます。奥さんが同僚とセックスしているのに、自分はその目の前でオナニーしているという、旦那さんにとっては屈辱的な展開です。

 

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『催●光線で支配された新婚夫婦 紗倉まな』

 

 さらに男はまなさんに催眠をかけます。催眠をかけられたまなさんは旦那が近くにいることを忘れ、セックスしながら夫婦生活の不平不満を吐き出すのです。

 これだけでは終わりません。男はセックスしながら、旦那にあるものを読ませます。


「何があっても夫婦2人で生きていきましょう」


 それは、まなさんと旦那さんが結婚式の時に書いた手紙でした。

 いやらしいほどの生々しさ。まなさん夫婦をどん底に突き落とし、最後まで胸クソを貫く。

 この徹底した展開にものすごく引き込まれて、オナニー関係なしに、ストーリーとして楽しむことができました。

 

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※画像:美谷朱里公式Twitter(@akari_mitani17)より

 

 まなさんの凄さは、こういった現実ではあり得ない独特な世界観の作品でも、ファンを置いていかない演技力があることだと思います。落ち着いていて芯がある。だからこそ、見る側は安心して見ることができます。どんなに攻めた作品でも、まなさんの安心した演技により、世界観についていくことができるのだと思います。

 まなさんがしっかりとした女性だから、催眠系作品にハマるのかもしれません。落ち着いている女性を自分の思い通りにしたいという気持ちは、女の私もなんとなくわかります。

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