
今年こそは素人童貞を捨てるぞ! 毎年そう決意しているのだが、齢50歳にしていまだその目標を達成できていない。
本番ありの風俗、本番なしの風俗、ダイヤルQ2や出会える系サイトなどで数えきれないくらいセックスはしているものの、素人女性とはまったく無縁なのだ。
当コラムの女性読者に請われセックスすることもしょっちゅうだが、それは出会える系サイトの延長みたいなもの。だから、筆者は素人童貞のままなのである。
ちゃんとした恋愛を経たセックスは、どれほど気持ちいいものなのだろうか…。非モテの筆者には想像することしかできないのであった。
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初めまして。ショーイチさん。
私は21歳の大学生です。
いつもコラムを読ませてもらっています。
今回メールさせてもらったのは、ショーイチさんにお願いがあるからです。
エッチの経験はあるのですが、まだ気持ち良さが分からないんです。
そこでいろいろと教えてもらえたらって思っています。
一方的なお願いで恐縮です。
一度でいいのでお相手していただけますか?
M美
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ある日のこと、筆者の個人ブログで公開しているメールアドレス宛てに、こんなメールが届いた。
女性読者からこうしたメールが届くことは珍しくない。下は18歳から上は55歳まで、年齢層は実にさまざま。それぞれメールを送信してくる理由は違うものの、彼女たちに共通しているのは、
“所沢ショーイチはセックスが上手”だと勘違いしているところだ。
不細工で、チンコは控えめサイズで、おまけに早漏という3重苦の筆者。コンプレックスの塊みたいなものだから、セックスさせてくれる女性にはただただ感謝するばかり。その思いを込めて愛撫しているだけに過ぎない。
しかし、そんな愛撫によって数多くの女性をエクスタシーに導いてきたことも事実だ。つまり、テクニックなんて関係なく、
“感謝の思いを込めることが大事”
だと思っている。これは非モテの筆者だからこそたどり着けた境地なのかもしれない。