【ネットナンパ】性欲大のOLと大熱戦! デート終わりに「次は●●してもいいですよ」

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Illustrate by ながおか

 筆者は20代後半から30代後半まで、極度の腰痛に悩まされていた。

 長時間同じ体勢を取っているとさらに痛みが増すので、うっかり2時間以上寝てしまうと起き上がれないくらいの激痛に襲われていた。

 だから常に睡眠不足状態で、日常生活のあらゆることに支障をきたしていた。

 レントゲンで診てもらってもダメ、鍼を打ってもダメ、薬を飲んでもダメ、どんな治療も効果がなく、この病とは一生縁が切れないものと半ば諦めていた。

 しかし、ある時知り合いから1冊の書籍を教えてもらった。筆者が腰痛に悩んでいることを知り、軽い気持ちで勧めてくれたようだ。

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 本のタイトルはうろ覚えだが「腰痛の原因は怒りである」みたいな感じだった。そのタイトルを聞いた瞬間、完全に合点がいった。

なるほど! そうだったのか!!


 思い当たる節が数えきれないくらいあり、イボイボだらけのバイブレーターを連想してしまったほどだ。

 この時まで、自分で言うのもなんだが、筆者はかなりの“怒りん坊さん”だったのである。出版の仕事が多忙で、文字通り心を亡くしてしまい、相当ストレスが溜まっていた。その結果、腰痛持ちになってしまったのだろう。


もう怒るのは止めよう。脳細胞の無駄遣いだし、早死にするだけだから。


 その日、そう決心して眠りについた。

 そのまま朝まで8時間以上ぐっすりと寝ることができ、毎朝悩まされていた起床時の腰の痛みを感じることもなかった。この時の感動は今でもよく覚えている。

 こうして長年悩まされ続けていた腰痛にサヨナラすることができた。結局、その書籍は買うことも読むこともなかったが、15年近く経った現在まで一度も腰痛を再発せずに済んでいる。

 今でも歩きタバコしてる連中に殺意を覚えたりするが、目から死ね死ねビームを1回発射するだけに止め、できるだけ後を引かないように気をつけているのだ。

 そんな筆者にとって、怒りを溜め込まないための一番の解決策は“抜くこと”だ。風俗で遊んだり、セフレを呼び出したり、出会える系サイトでセックスしたりと、さまざまな選択肢が常にあることは、とても幸せなことだろう。


———————–
今から新宿で待ち合わせできませんか?


生理前なのでちょっとムラムラしてます(笑)。

性欲が人より強いみたいで困ってる私です。

ちょっとぽっちゃり体型なので、スレンダー好きの方はゴメンなさい。

たくさん愛撫してくれる人だと嬉しいです(ハート)

もちろん私もお返ししますので(汗)


3月1*日18時17分
受付メール数:0/5

♀ジュリ
33歳
———————–


 いつものようにあちこちの出会える系サイトを物色していると、筆者愛用の【イククル】でこんな書き込みを発見した。

 この時点で、彼女が書き込みしてから30分以上が経過していた。やはり30過ぎのぽっちゃり女性の書き込みはあまり人気がないようで、まだ誰もアプローチしていなかった。

 若くて、可愛くて、スタイルのいい女性とエッチしたいと思うのは、男として当然のことだろう。だが、筆者のような非モテ男子は好き嫌いなんて言ってられない。

 ちなみに、コンプレックスをたくさん抱えた女性とのエッチは濃厚になりがちだ。普段から抱えている闇が大きいほど、セックスの際の豹変ぶりがハンパないのだ。

 そういうエッチも大好物な筆者は、ジュリちゃんにアタックすることにした。


———————–
こんばんは、ジュリさん。

都内の会社員、ショーイチ・38歳です。

さきほどジュリさんの書き込みを見つけちゃいました。

私もジュリさんと同じで性欲が強いほうだと思います。

優しいくらいしか取り柄のない私ですが、是非ジュリさんとお会いしたいです。

今日は仕事が休みなので、5分後の待ち合わせでも、数時間後の待ち合わせでもOKですよ。

あ!

お返事もらえたら、私の写メを送りますね。

それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。
———————–


 こんなファーストメールを送ったところ、10分近く経ってから返信が届いた。

 そこから数回ほどメールをやり取りして、あっさりと約束は成立した。

 待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。どんな女性が現れるのかドキドキしながら待っていると、約束の時間通りにジュリちゃんらしき女性を発見した。


ぐぬぬぬぬっ!

ただのデブじゃねぇかっ!! なにがぽっちゃりだ!?

 

 我々男性が考えるぽっちゃりと、女性が自分の体型を形容する際に使うぽっちゃりはまったく別物だということは理解しているつもりだったが…。ジュリちゃんの体型は、お笑いコンビ・おかずクラブのゆいPのような感じだった。


はっ! この程度で怒っちゃダメだ!!


 それに、決して騙されたわけではない。なにしろ、彼女は最初からぽっちゃり体型だとカミングアウトしていたのだから。

 怒りを鎮めるため、脳内ライブラリーにアクセスする。過去に対峙した数々のモンスターを思い出し、こちらに近づいてくるジュリちゃんと比較する。

 トドみたいな体型の女性、ドラクエのボストロールみたいな女性、前歯が4、5本欠けていた女性、どう見ても50代なのに20代を自称していた女性…。

過去の難敵たちに比べたら、ジュリちゃんなんて可愛いものだ!


 ジュリちゃんはボリューミーな体型なので、おっぱいにもかなり期待できそう。もし性格が最悪でも、

おっぱいに顔を埋めればすべて許せそうな気がする。


 やる気スイッチを押して覚悟を決めた筆者は、ゆっくり彼女に近づき、声をかけた。



「こんばんは。ジュリちゃんだよね?」

「あっ、はい。そうです」

「約束させてもらっていたショーイチだよ。今日はよろしくね」

「はい。こちらこそお願いします」


 挨拶しながら素早く彼女の顔を確認する。

 目が細く、全体的に幸薄そうな印象だ。これぞ“地味顔”という感じだったが、決して不細工ではない。


これなら問題なく射精できそうだ!

 と一安心。


「それじゃ、行こうか?」


 相手がイマイチだった場合、断られても構わないという気持ちが表れてついつい強気になってしまう。


「あ、あのぉ」

「ん? どうかした?」

「ほ、本当に大丈夫ですか?」

「え? 何が?」

「わ、私みたいな“ぽちゃぽちゃ”でも大丈夫な人ですか?」


 イククルに“ぽっちゃり”と書き込んでいたジュリちゃんは、この時、“ぽちゃぽちゃ”と表現していた。

 確かに、“ぽちゃぽちゃ”のほうが“ぽっちゃり”よりデブに近い印象がある。本人もそれなりに自覚しているのか、正直にそう告げてきたようだ。

 この体型のせいで、顔パスされることもしょっちゅうなのだろう。だから、自分から「大丈夫なのか?」と聞いてきたわけだ。

 ここで正直にゴメンと言うわけにはいかない。すでに「行こうか?」と声をかけていて、暗に「OK」だと伝えているのだから。

 彼女の「大丈夫なのか?」発言が先なら展開は違っていたかもしれないが、もう後に引けない。


「もちろん大丈夫だよ。ジュリちゃんは最初からそうサイトに書き込んでたでしょ?」

「ほ、本当に平気なんですか?」

「うん。あっ! 俺のほうこそ聞くべきだったね。こんなスケベそうな野郎だけど、ジュリちゃんは大丈夫?」

「はい! もちろんです!」


 笑みを浮かべ、即答するジュリちゃん。愛嬌は十分あり、一般企業でOLをしているだけあって、常識も兼ね備えているようだ。

これなら途中でチンコが萎むようなこともなく、たっぷり射精できそうだ。


 ホテルに向かって歩きながら、当たり障りのない会話を続ける。


「ジュリちゃんは、よくこのサイトを使うのかな?」

「えっと…。3カ月前までは彼氏がいたので使っていなかったです」

「ってことは、彼と別れてから使い始めたんだ?」

「そ、そういうことになります」

「やっぱりエッチ目的だよね?」

「は、はい」

「性欲が強いって書き込んでたでしょ? そんなにエッチが好きなんだ?」

「そ、そうですね…」


 相手のレベルが低い場合、遠慮なくずけずけと質問してしまう筆者。

 たとえ嫌われてもダメージは少ないし、2度目のデートはこちらから御免被りたいので、どうしてもデリカシーに欠けてしまうのだ。

 歌舞伎町を横断してホテル街に向かう途中、どうしても周囲の視線が気になってしまった。

 ジュリちゃんは嫌でも人目を引いてしまう体型なので、好奇の視線が容赦なく降り注いできたのである。

 ならばと、いつもより少し早いテンポで歩き、ホテル街に到着することになった。

 筆者が選んだのは、界隈で一二を争う激安ラブホだ。レンタルルームを使えばもっと安く遊べるが、あまりにもチープなところだと、気持ち良さより虚しさが勝ってしまうことになる。

 激安ラブホということで、部屋はやはり狭い。そんな部屋でぽっちゃり体型の彼女と相対していると、いやでも圧迫感が増してくる。

 待ち合わせ場所からここに来るまで、愚息はずっと静かなままだった。最後に射精してから24時間以上経っているので、普通ならギンギンにいきり立っているはずなのに…。

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 ベッドと小さい冷蔵庫があるだけの部屋だったので、とりあえずベッドの端に腰かける。すると、ジュリちゃんはこちらに寄り添うように隣に座ってきた。これが夏だったら、さぞかし暑苦しかっただろう。

 おしゃべりを再開したが、ジュリちゃんはやたらとこちらの肩や太ももに触れてくる。積極的なスキンシップは大歓迎だが、それは相手が好みの女性の場合に限る。

 相変わらず愚息はピクリともしないので、少し焦ってきた。


おいおい、マイサン! そろそろ機嫌を直してくれよ…。


 この時、筆者は大きな失敗を犯していた。

 この激安ラブホは過去に何度も使っているが、その際のパートナーはいつも化け物級ばかり。忘れようとしても、どうしても思い出してしまう。だから、愚息はずっとヘソを曲げているのだろう。

まっ、事が始まれば問題ないはずだ。

どんな女性が相手だろうと、全力でマンコを舐めているうちに痛いくらいにフル勃起、それが筆者なのだ!!

 その後、しばらく会話を続けてから、彼女にシャワーを浴びるよう促した。

 入れ替わりで筆者もシャワーを浴び、室内を暗くしてからベッドイン。

 カラダに巻いていたバスタオルをゆっくり取り去るジュリちゃん。


ゲゲゲ!!


 彼女のおっぱいは、Cカップ程度だった。一般的な女性なら十分過ぎるボリュームだが、ジュリちゃんのようなぽっちゃり体型だとあまりに物足りない。

 こめかみの血管が


ピキキキキッ!


 と音を上げた気がした。


このやり場のない憤りをどうしたらいいのか!?


…はっ! いかん!!


 この程度で怒るようでは、出会える系サイト遊びを楽しむことなんてできやしない。

 ゆっくり深呼吸を繰り返し、アンガーマネジメントで冷静さを取り戻した。

 ちゃちゃっと軽めのキスを終え、さっそくおっぱいの愛撫に取り掛かる。


ギニュむ。


 ジュリちゃんのおっぱいは、硬いゴムのようだった。柔らかい脂肪ではなく、分厚くて硬い脂肪の塊といった感じだ。

 ここでまた心が折れそうになったが、ままよ!とその乳首を口に含んでみる。


か、硬い…。


 乳首が勃起しているからか、それとも最初から硬いのか…。1カ月以上天日干しされたグミのようだ。ここまで硬いと、おっぱいに顔を埋めて楽しむこともできない…。

 悪戦苦闘していると、ジュリちゃんが徐々に声を上げ始めた。

 そして、硬い乳首を甘噛みした瞬間、


「あ、ぁああぁ。いっ、いぃぃぃ」


 と絶叫した。どうやらこれが気に入ったようだ。



「噛まれるのが好きなの?」

「わ、分からないです。か、噛まれたことないので…」

「じゃあ、もう少し試してみようよ。少しずつ強くするから、痛くなったらすぐに教えてね」

「は、はいぃ」


ギチチッ。

 さっきより強く乳首を噛んでみたが、ジュリちゃんは気持ち良さそうにアンアン言ってるだけだった。

 さらに力を込めて噛むが、変化なし。どこまで強く噛めば痛がるのか…。探り探り噛み続ける。

 こんなに力を込めて乳首を噛むのは、生まれて初めてで、そのうち


これはこれで面白いじゃん!


 と思い始めた。その後、ようやく彼女が痛がるギリギリの力加減を見極めることに成功した。

 反対側の乳首も同じように攻めまくった後、クンニを開始する。

 まずは、口内に唾液を溜めてからクリトリスにキス。


「ああ、すごい!!」


 また絶叫し始めるジュリちゃん。いちいち相手にしていたらキリがないので、そのままクンニを続行する。

 クリトリスを吸引しながら、先端を舌先でレロロロと弾いてみる。


「それ、気持ち良すぎぃぃ」


 さらに、下唇で膣口と尿同口を同時に刺激する。


「お、おかしくなっちゃうぅぅぅ」


 ワンパターンのアヘ声ではなく、バリエーション豊かに感じまくるジュリちゃん。

 彼女は、自分の言葉に酔うことでより快楽を得るタイプのようだ。

 そんな彼女の反応を見て、ようやく愚息が反応を開始。フル勃起とまではいかなかったが、この調子でクンニを続けていれば問題なさそうに思えた。

 どんな相手だろうと、クンニで手は抜かない筆者。いつものように全力クンニを続けていると、ジュリちゃんは面白いくらいにイキまくった。

 ここで水分補給の休憩を挟み、今度は筆者が受け身になる番だ。


「私、あまり攻めたことがないので…」

「大丈夫だよ。さっき俺がしたみたいに、乳首やチンチンをペロペロしてくれればいいからさ」

「は、はい」

「じゃあ、まずは乳首から舐めてみて」


 ベッドの上で大の字になると、ジュリちゃんが覆いかぶさってきた。

 そして、こちらの胸板にこん棒のような二の腕を置きながら乳首を舐め始めた。


お、重い!!


 全体重がかかっているわけではないが、推定80キロオーバーのジュリちゃんは、腕だけでも十分過ぎるくらい重かった。

 もちろん重いから止めてとは言えず、ここはグッと我慢。

 するとジュリちゃんは、突然、


カリッ!


 と乳首を噛んできた。

 さっきのアドバイスを忠実に守り、筆者がしたことをトレースしたカタチだ。

 ということで、彼女の噛み方は、


甘噛みというレベルを遥かに超えた、激しいものだった。

 

 このまま好きにさせたら、乳首が取れてしまいかねない。


「ちょ、ちょっと待って」

「えっ?」

「俺は噛まれるのが苦手なんだ。乳首はもういいから、チンチンをペロペロしてくれる?」

「は、はい」

「あっ! 絶対に噛まないでね」

「はい!」


 こうしてフェラが始まったが、どうにも気持ち良くない。

 手を抜いている感じはなかったが、男のツボをまったく理解していない感じだ。

 この調子で長時間舐めていられたら、せっかく勃起した愚息が萎んでしまいそうだった。


「もう、フェラはいいよ」

「えっ? ゴメンなさい。気持ち良くなかったですか?」

「ううん、そろそろ入れたくなっちゃった」

「は、はい」


 枕元に用意しておいたコンドームを取り、スルスルっと装着。


さて、どの体位で入れようか。


 巨乳ちゃんなら迷わず正常位を選択しているところだが、残念ながらジュリちゃんはそうではない。ここは無難に、後背位が正解だろう。


「それじゃあ、バックで入れたいから四つん這いになってくれる?」

「は、はい」


 デカい尻肉を抱え込み、ゆっくり挿入する。


ニュルン!


 途中まで挿入したところでジュリちゃんが腰を使ったため、一気に根元まで入ってしまった。

 ゾリゾリゾリといった感じでマンコの内側の壁を擦り出すと、


「あぁぁぁぁぁぁ、硬いですぅぅぅぅぅぅ!」


 と絶叫するジュリちゃん。

 より感じてくれる角度を探すため、ヘコヘコと腰を振り続ける。

 その時、筆者は気づいてしまった。

 後ろ姿の彼女には、背中にはブラジャー、お尻にはパンティの跡がハッキリと残っていて、それが


ハムやチャーシューを作るため肉の塊をタコ糸で縛ったカタチと完全に一致してしまったのだ!


 興ざめしたというより、なんだか滑稽に思えた。

 このまま腰を振り続けていたら、途中で萎えてしまいそうだ。

 そう思い、体位チェンジを提案。正常位でピストンを再開させた。

 ジュリちゃんがフワフワおっぱいの持ち主だったら、上半身を密着させてその感触を楽しむところだ。しかし、彼女の硬いおっぱいに胸板を密着させても、まったく興奮しない。

 そこで、上半身を起こしながらリズミカルに腰を動かすことにした。

 彼女のマンコの締まりは、可もなく不可もなしといった感じだった。


この調子でいけば、数分もしないうちに射精できそうだ。


 ここで右手を伸ばし、ジュリちゃんの乳首を軽く摘まんでみた。すると、



ビクククリュブリュリュッ!

マンコが細かい収縮を繰り返し、愚息をギチギチに締め上げてきたのだ!



うほっ、こりゃ気持ちいい!!


 調子に乗って、さっきより強めに乳首を摘まむ。



ビリュギチブブにちゅジュんヌッ!



 マンコは、ふたたび不規則に振動した。


「こ、こっちも触ってください」


 ジュリちゃんから、もう片方も触ってくれとリクエストされた。

 どうせなら両方同時に触ってあげたいと思い、少しばかり前傾姿勢を取った。

 ピストン運動しながらなので腰の負担は増すが、そんなに長時間ではないので耐えられるだろう。

 両ひざで上手く重心をコントロールし、両手でジュリちゃんの乳首を摘まむ。

 そして、上に軽く引っ張りながら弧を描くように動かしてみた。


「あぁぁ、もう分かんない! 分かんない!!」

「気持ちいいんでしょ?」

「は、はい。ワケが分かんないくらい気持ちいいですぅぅぅぅ」

「お、俺も気持ちいいよ。そろそろイクよっ!」


 乳首から両手を放し、彼女の両ひざを抱え込みながら高速でピストン!


ガガガガガガガガっ!


ふぅ。


 一時は萎んだままの愚息に焦りもしたが、なんとか無事に射精することができた。

 こちらが射精した後も、ジュリちゃんのマンコはブルブルヒクヒクと収縮を繰り返していた。

 その感触を味わうように、射精後もゆっくりピストンを続けた。

 すると、その最中に

 

「い、イクぅぅぅぅぅぅ!」


 と、ジュリちゃんは果ててしまった。

 同時にイクのが理想だが、この“時間差フィニッシュ”というのは、わりとよくある。

 筆者のいつものパターンとして、残り汁を完全に出し切るため、射精後しばらくはピストンを続ける。愚息は射精後も数分は硬度を保ったままなので、発射後のピストンで相手の女性が頂点に達することも珍しくないのだ。

 しばらくチンコを挿入したまま余韻を味わってから、後処理を開始する。

 シャワーを浴びて帰り支度を始めたのだが、こちらは賢者タイム真っ最中なので、できるだけジュリちゃんの顔やカラダを見ないように気をつけた。

 もちろん再会の約束をする気はおきず、連絡先の交換をする気もさらさらなかった。

 こちらの帰り支度はすぐに終わり、彼女を待っていると、思いもよらない提案をされてしまった。


「実はね、ショーイチさん」

「ん?」

「私、ピルを飲んでるんですよ」

「えっ?」

「だから、ショーイチさんさえ良かったら、次は生でしてもいいですよ」

「え? エエッ?」



な、なんて可愛いコなんだ!

ポチャポチャ体型も、よく見たらゆるキャラみたいで愛くるしいではないか!



「ありがとう。それじゃあ、次からは直接やり取りしたいから連絡先を交換しようか?」

「はい!」


 その後、駅の改札口まで彼女をしっかりエスコートし、この日のデートは終了した。


※ ※ ※


 どうせなら、今回のデートでも生挿入したかったものだ。だが、これは彼女なりの作戦なのだろう。生挿入という餌をぶら下げられたら、再会の約束をしないわけにはいかない。

 あの不規則に振動するマンコの感触を“生チン”で味わえるだなんて…。想像しただけで愚息がギンギンになってしまう。それに、ピルを飲んでるのだから、遠慮なく濃厚ザーメンを好きなだけ注げるではないか!


嗚呼、今からジュリちゃんとの再会が楽しみで楽しみで仕方ない!


 これからもストレスを抱えることなく生きていきたいので、怒ったりイライラせず、気持ちいいことだけして過ごしたいものだ。

(文=所沢ショーイチ)

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