筆者は自分が社会のドン底の負け組だということを痛いくらい分かっている。
その理由を挙げだしたらキリがないが、このコラムを読んでいる男性読者にほとんどの面で劣っていることは間違いないだろう。
しかし! 社会的弱者だからこそ、ちょっとしたことに大きな幸せを感じ、毎日生きていることが楽しくて仕方ない。
これからも小さな喜びを探しながら、人様に迷惑をかけないよう社会の片隅でひっそりと生きていきたいものだ。
もちろん、筆者にとってセックスは小さな喜びなんてものではなく、とてつもなく大きなものであることは言うまでもない。
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新宿で甘いデートしたいです(ハート)
24歳のどこにでもいるようなOLです。
最後にエッチしたのは2年くらい前なので、ちょっと寂しい…。
つかの間でもいいので、ほっとできるような優しいエッチをお願いします。
詮索されるのは苦手なので、
余裕のある紳士的な年上の男性が希望です。
勝手なお願いばかりですけど、お願いします。
書込み日時:02/0* 19:17
受付メール数 :2/15
♀アイカ(初心者マーク)
20代前半
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いつものように出会える系サイトをあちこち物色していると、筆者が愛用している【ワクワクメール】でこんな書き込みを発見した。
募集内容は普通な感じだったが、筆者が惹かれたのはタイトルの“甘いデート”と末尾のハートマークだ。これは、
きっと、ラブラブなエッチを求めているに違いない!
だったら、
トロットロの甘い愛撫を叩き込んで、全身がガムシロップ漬けにされたと錯覚させてやるぜ!!
そう意気込み、アタックを開始した。