
TwitterやFacebookといったSNSにあまり興味がない筆者。やれるかどうかも分からない不特定多数を相手にするのは、時間の無駄に思えてしまうからだ。
しかし、そんなSNS経由でも稀に美味しい思いを味わえることもある。今回はそんな話にお付き合いいただきたい。
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いきなりDM送ってすみません。
都内在住40代の主婦ですが、ショーイチさんにお会いしたいです。
3年前にショーイチさんの記事を読んでからずっと片思いしてます!
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ある日、Twitterにこんなダイレクトメールが届いた。
筆者のTwitterアカウントは開放されていて、フォロー・フォロワー関係なく誰からのメッセージも受け取れるようになっているのだ。
さっそく送り主である“K美”チャンのページを確認すると、ユーザー欄には『2018年12月に登録』との記載があった。
とはいえ、そこにはつぶやきもなければ、写真も掲載されていなかった。つまり、パーソナルなことは何ひとつ分からない。
仮にK美チャンが長年Twitterを利用していたとしても、本人アカウントからの連絡を躊躇してもおかしくなく、筆者に連絡をとるためだけにアカウントを作ったと考えるのが自然だろう。実際、筆者の元に届くダイレクトメールの半分近くは、開設間もないユーザーからのものだったりする。
もちろん、この時点では悪戯や冷やかしの可能性も否定できない。だが、こちらは失うものなど何もないフリーランスの身。たとえ騙されたとしても話のネタになるだけなので、恐れることなく返信することにした。
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初めまして、K美さん。
いつも愛読してくれてありがとう!
もう少し詳しい自己紹介と写メをいただきたいです。
できれば、Twitterではなくて私のアドレスに直接連絡ほしいです。
info@tokosyo.net
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と、ファーストメールを送ったものの、待てど暮らせど返信は来なかった。
やはり冷やかしだったのか?
結局、この日はそのままふてくされて寝た。
その翌日、昼過ぎにメールを確認してみると、K美チャンから写真付きのメールが届いていた。文章を読む前に、まずは画像をチェック。
ほほぅ、なかなかエロそうな顔してんなぁ…。
その写真には背後に鳥居が写り込んでいて、旅行先で撮ったものに思えた。
K美チャンの体型は中肉中背で、顔は女優の奥山佳恵に似た雰囲気。大きな口が印象的だった。
筆者は子供のころから口が大きな女性に惹かれることが多く、写真を一目見てすっかりその気になってしまった。