
セックスしたくてたまらないのに、相手がいなくて困っている。そんな男性は掃いて捨てるほどいるが、同じように困っている女性も星の数ほど存在する。
しかし、こうした女性たちの多くは性のはけ口を見つけられず、日々悶々としていることになる。
男性と違って風俗で気軽に抜けるわけでもなく、出会える系サイトで見ず知らずの男とセックスすることにも抵抗があるわけだ。
そう考える女性たちがネットで筆者のコラムを見つけ、“セックスしたいです”と連絡してくることが稀にある。
容姿もチンコのサイズも平均以下の筆者に連絡してくるのは、それだけ彼女たちが切羽詰まっているということだ。
無償の愛の伝道師を自称するからには、そうした女性たちの心の叫びを無視するわけにはいかない。どんなに締め切りを抱えていようとも無理やり時間をひねり出して会ったり、日程がブッキングしたら1日で3人の女性と会ったり、という強行スケジュールをこなす日々なのだ。
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いきなりメールして大丈夫でしょうか?
埼玉よりの都内に住んでいるK子といいます。
年齢は32歳の主婦で、幼稚園に通っている長男がいます。
半年くらい前、友人にサイゾーウーマンのサイトを教えてもらいました。
そこからいろんなリンクに飛んでいるとき、ショーイチさんのコラムを見つけた形です。
はっきり言って衝撃でした。
AVや漫画ではなく、世の中にはこういう現実もあるんだなぁって。
それから毎週ショーイチさんのコラムを楽しみに読ませてもらっています。
でも最近は読んでるだけでは我慢できなくて、
コラムに出てくる女の人に感情移入して自分で慰めたり……。
この年で本当に恥ずかしいです。なにしろレス状態が長いので。
長々とお時間とらせてすいません。
ショーイチさんとセックスしたいのですが、どうすればいいですか?
お願いしたらセックスできるんでしょうか?
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筆者がハメ撮りブログで公開しているメールアドレス宛に、こんなSOSメールが届いた。
女性読者からの1発目のメールとしては長文なほうだ。最初はおっかなびっくりといった感じで、短めのメールをしてくる女性読者がほとんどなのである。
この長文具合からして、K子ちゃんの本気度はかなり高そうだ。
相手の容姿は分からなかったが、来るものは拒まずの信条にのっとり返信メールを送ることにした。