【ニッポンの裏風俗・番外編】ソウル:オリンピックで韓国風俗はどうなった!?

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 ちょんの間が衰退する一方、店舗数と種類を増やしているのが、宣陵(ソンヌン)駅周辺にある「キスバン(キス部屋)」や、江南(カンナム)にある「オフィステル(事務所兼用マンション)」と呼ばれるニュー風俗です。

 キスバンは本来、キスだけをしてくれる店でした。しかし、キスだけで満足できる男は少なく、今やフェラのオプションは常識になっています。

 またオフィステルは、日本にもあったマンション型風俗店とほぼ同じ。指定された部屋に行くと女のコがいて、韓国流で遊ぶことができるというシステムです。

 両方とも、まずは電話で店の場所などを確認しなくてはならず、外国人にとっては韓国語が要求される分、ちょんの間よりハードルは高くなります。しかし、その分素人っぽい女のコがいて、オフィルテル(60分1万5000円程度)には、ヨーロッパ人や日本人の留学生が在籍している場合もあるようです。

 そして現在、外国人でも気軽に遊べるソウル風俗はというと、駅三(ヨクサム)駅近くに並ぶ「マッサージ」でしょう。昔からある按摩施術所(アンマシスルソ)とはまったく別物で、建物は日本のソープランドより豪華で、バンコクにあるマッサージパーラーの様。店の前の路地にいた客引きの兄ちゃんに料金を聞くと、

 
「フルマッサージとセッ○ス込みで22万ウォン(2万2千円程度)だよ。今ならヤングでキュートなガールがいるよ」

 
 と、日本でも聞いた様なセリフで誘ってくるのでした。本当に「ヤングでキュート」なアガシがいれば、サイボーグだらけのオーパルパルよりは満足度は高いのではないでしょうか。

 
 ちなみに、友人の風俗大好き韓国ボーイにオリンピック時の風俗の状況を聞いたところ、

 
「オリンピックでもフージョクやてます。江南もヨンジュコル(北朝鮮国境に近い場所にある巨大ちょんの間街)も大丈夫」

 
 という返事が返って来ました。韓国風俗はオリンピックを乗り越えたようだ。日本風俗も来たる大波を乗り越えてくれることを切に望みます。

(写真・文=松本雷太)

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