【ナンパ珍体験】世間は狭い…知り合いの彼女を寝取る


「はるかちゃん、最近大学はどう?」 
 
「最近はサークルとバイトが忙しくて…」 
 
「サークルは何やってるん?」 
 
「写真のサークルです。そろそろコンテストがあって、写真も撮りたいけど新しいカメラも欲しくて、それでバイトのシフトもたくさんいれちゃって…」

 
 写真やカメラのことはよく分からないが、とりあえず充実した毎日を送っているようだ。はるかちゃんはよく話す子で、一度話が始まるといろいろなことを話してくれた。あまりにも楽しそうに話すので、聞いている私も楽しくなってしまう。

 お互い初対面の緊張感もなくなったころ、お酒が入っていたこともあり、思いきって彼氏がいるのか聞いてみることにした。

 
「そういえば、はるかちゃんって彼氏いるん?」 
 
「…うん。一応いるけど、最近ケンカしちゃって。」 
 
「そうなんや…。何があったん?」

 
 一瞬、地雷を踏んでしまった気がしたが、この話の流れで聞かないわけにもいかなかった。

 はるかちゃんは延々と彼氏との喧嘩話を語ったが、大まかな内容はこうだ。彼氏はサッカーの選手で、大会の日にお弁当を作って応援に行ったが、「こんなの食べられない」と言われたという。理由を聞いたら、栄養バランスがとか、油が多いとか、とにかくかなりのダメ出しをくらったそうだ。

 この話を聞いて、同じ学部のちょっと調子に乗ってるサッカー部の友人・翔太が自慢げに語っていたことを思い出した。「この前の彼女の弁当が最悪でさ、栄養のバランスとか考えずに揚げ物ばっか作ってくんのよ」みたいなことを話していたのだ。

 あまりにも似た話だったので、はるかちゃんに彼氏がどんな人なのか探りを入れた。すると、彼氏と翔太の特徴はかなり一致していて、ここで思いきってズバリ聞くことにした。

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