幻惑の潜入編

【ニッポンの裏風俗】大阪:快楽が止まらない店~五大新地の街に見た近未来風俗の姿~

 今回潜入したのは、アーケードの繁華街にある、その名も“快楽が止まらない”店です。その店があるのは、上から下まで歌舞伎町ならぬ、京橋のエロい部分が濃厚に詰まった風俗ビル。札幌や名古屋、大阪にはバリバリの現役で複数残っていますが、東京ではもはや見ることもできない、大人のアミューズメントビルであります。

 特徴的な螺旋階段のあるビルの上階にあるその店に入ると、まるでビジネスホテルのフロントに立つホテルマンのような店員が迎えてくれるのでした。

 
「いらっしゃいませ。ご予約のお客様でしょうか?」
「いえ、初めてです」

 
 実は以前もこの店に来たことがあるのですが、もう一度聞きたい説明があるので、あえて「初めて」と言いました。

 
「初めてのご来店ということで、当店のシステムをご説明いたします」

 
 未来型風俗店とする理由のひとつが、この風俗店というよりサービス業レベルの接客の丁寧さです。東京でワイシャツに黒ズボン姿のホテヘルの受付なんて見たことありません。大阪の風俗はやっぱり進んでるなぁと感心してしまうのです。そして…、

 
「…お客様からのお触りはNGとなっております。そして最後は、セックスより気持ちいい、生暖かいローションによるハンドサービスでフィニッシュとなります」

 
 これですよ、これ。「セックスよりも気持ちいいハンドフィニッシュ」ですよ! 説明は、ぜひ女性の店員さんにお願いしたいと思わずにはいられないのです。

 しかし、「おっ、そうだった!」と思い出したこともあります。お触りがNGだってこと。指入れも素股もなしで、果たしてイケるのか、ちと不安になってくるのでした。

 待合室からご案内された廊下の奥で待っていたのは、写真指名した石原さとみ似のタラコくちびるなYちゃん。

 
Y「こんばんは」
オイラ「こんばんはー(写真より全然エエやん!)」

 
 小さくガッツポーズを決めたその手を握り、ずらっと並ぶ個室に案内してくれるのですが、いくつになってもこの瞬間は照れ臭くてうつむいてしまいます。

 部屋は四畳半程度の長細い完全個室で、エアコン、冷蔵庫、クローゼットがシステマチックに備え付けられていて、暗証番号式の手提げ金庫を入れるロッカーも完備と、まさに未来的な造りになっているのです。

 そして、この店の名物と言える“大浴場”に向かいます。開店当初、大きな湯船で複数の客と女のコが混浴できることがこの店の目玉でした。しかし、なんやら法に抵触するというお上のお達しで、現在はシャワーで体を洗ってくれるようになっているのです。

 ですが、ついた女のコとは別の女のコがボディ洗いしてくれて、一度でふたりのオッパイが楽しめるという嬉しいシステムになっているんです。これは、次回の女のコ選びの参考にというサービスのひとつ。しかも、他の客を洗っている女のコのオッパイも楽しめると、他の店では考えもつかない斬新でおもしろいアイディアが詰まった混浴大浴場なのです。

 しかし、残念ながらその日は、女のコの数が足りないということで、Yちゃん自身が「小さくてごめんね」と気にするCカップのオッパイで洗ってくれるのでした。いやいや、大満足です。

 部屋に戻ると、まずはオイルマッサージ。足裏から始まり、太もも、腰、背中と、意外な力強さで揉んでくれます。

 最近、東京にもマッサージとヌキの両方を楽しめるハイブリッド系のデリヘルが増えていますが、ということは、ヘルスの行き着く先はこの辺りということなのでしょうか?

 

20170828ura_283_8399.jpg過激さより、「安心と安全」が未来のキーワード

 
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