【ガチンコ素人ハメ撮り地獄変】プレイ中、自傷で興奮する女


 街頭写真やら下着姿のポーズなど誌面構成に必要な絵は撮ったので、次は肝心の本番。だが、挿入してもまったく無表情。マネキンの方がまだ生気がある。どうにも臨場感が出ない。

 
「演技でもいいからさ、感じている風な表情できないかな?」

 
 と言うと、ゆりちゃんはおもむろにバッグからカッターを取り出した。こちらは全裸で、手にはカメラ。襲われでもしたら、逃げようにもベッドで膝立ちして身動きが取れない。

 
「私ね、セックスの時に自分の体に傷をつけるのが好きなの…」

 
 と、初対面でヘビーな性癖を告白してきた。よく見ると、全身に薄い切り傷が無数に残っている。修正はいくらでも可能なので好きにさせていたら、みるみる全身血まみれに。プライベートならドン引きだが、あくまで仕事。黙々と腰を振り続ける。すると、段々と恍惚の表情が表れることに。そして、高ぶりとともに深まっていく傷口。GGアリン(※1)かな?

※1:ステージ上で自傷行為をして脱糞したブツを傷口に塗り込むなどのライブパフォーマンスを繰り広げた米国のパンクロッカー。「ロック史上もっとも見事な変質者」と称されている。

 
 勝手に盛り上がる彼女を無視しつつ、女の体に精液が掛かっているとエロい絵面が撮れるので、どこに発射するか思案していた。

 一番好ましいのは顔だが「嫌に決まっているでしょ!」とラリっているくせに明確に拒否してくるゆりちゃん。そうなると腹部辺りが無難である。だが、エロについて毎日考えている生活に「無難」という概念は唾棄されるべきものだ。何か斬新なことをしたい。

 
「リスカ射って、誰もやったことないよな?」

 
 と過去の誌面を頭の中で振り返る。“誰もやらないということは、どこにも需要がない”ということが理解できない新人は、ひとりチャイルドプレイごっこに興じている彼女の血まみれの手首を掴み、発射&激写した!

 脳内では写真に「赤と白のエクスタシー」というキャッチをつけるつもりでいた。冷静に考えると、血だらけの手首に精子をかけた写真を掲載したら、リストカットがバレてしまう。が、退屈なエロは犯罪である。

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