「菜々緒さんはSMクラブ通いを公言している有吉弘行さん（42）から『今一番、女王様が似合うタレントさん』と絶賛（？）されるほど、生まれながらの女王様キャラ。今年4月に放送された『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）では、菜々緒さんの希望をかなえるという企画で『出川（哲郎）さんをおもちゃにしたい』と要望。菜々緒さんは出川さんの顔面にゴムパッチンを炸裂させ、次に顔面を固定して鼻の穴をこより責め。さらに特製のマズすぎるジュースを飲ませ、出川さんが悶絶する姿を嬉しそうに笑顔で眺めていた。また、過去に彼氏から殴られた際に『3倍返し』で殴り返したと告白したことも。そういったエピソードをきっかけに生粋のドSキャラと認知され、ドM男性からの人気が爆発しています」（芸能ライター）
女優としてもドラマ『ファーストクラス』（フジテレビ系）や『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』（同）での悪女役が人気を博し、もはや悪女役で「右に出る者なし」といわれるほど。さらに今回の映画では悪女役ながらトイレ詰まり用のラバーカップで顔面を引っ張られるというコミカルなシーンにも挑戦し、演技の幅を広げている。
「菜々緒さんは悪女役にやりがいを感じながら楽しんで演じており、それが視聴者にも伝わって『愛される悪女』という独自の地位を築いています。本来ならクールビューティのドSキャラとなれば近寄りがたく、好感度は上がりにくいもの。ブレイク当初は実際に『嫌われキャラ』の筆頭に上げられるような時期もありました。しかし、彼女は志村けんの名物キャラ『変なおじさん』に扮したり、意外にも地味なプライベートをテレビで公開したことで親しみやすさが生まれた。SNSでセクシーショットを頻繁に披露するなどサービス精神の旺盛さも好感を持たれる大きなポイントとなっています」（前同）
ドS女王様キャラでここまで好感度を高めた存在は芸能史でも過去に例がないのではないだろうか。来年も新年から木村拓哉（44）主演のドラマ『A LIFE～愛しき人～』（TBS系）やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』など話題の出演作が続き、この勢いは止まらなさそうな気配だ。
（文＝佐藤勇馬／Yellow Tear Drops）
