茨城は人妻風俗天国だった!


 もちろん、それが悪いとは言わない。しかし、個人的なわがままだが、もう少し余韻があっても…。不倫気分を味わうようなシステムだっただけに、余計に残念だった。

 そういったこともあり、東京へ戻るために水戸駅から常磐線に乗ってからも、なんとなく股間がうずいていた。そこで途中下車したのが土浦駅だった。以前、制服をカスタマイズできる学園系風俗店を目的に訪れたことがあり、風俗店が多いことも分かっていたからだ。

 ここでも案内所に入って驚いた。前回は目的の店があったために他店は気にならなかったが、改めて意識してみると、土浦も水戸ほどではないが、店舗型・派遣型問わずに人妻店が多いのだ。

 このことを風俗ポータルサイトで編集をしている知人に話をすると、意外なことが分かった。

 茨城県は、隣接する千葉県に近い地域はベッドタウンとしての役割が大きいそうだ。当然、奥様方も多くなる。マイホームのためなのかはさておき、パートで働こうと考える人妻も多いが、周辺の働き口には限りがあり、都内近郊に比べると時給も安い。そこで「風俗で…」と考える人が少なくないとのことだった。さらにその編集は、

 
「夫が東京で働いている場合、18時の定時に仕事を終えたとしても、帰宅するのは距離的にも20時をすぎてしまいます。つまり、それだけ時間に余裕があるということも風俗で働くには好都合なのでは?」

 
 と分析していた。こういった事情から、茨城の人妻風俗は、午前中に家事を終えて出勤する午後1時頃~夕方が最高だと力説された。まぁ、いくらアツい言われても、水戸での一件もあるわけだが…。するとその編集は、

 
「夫が急に帰宅することになって慌てていたのかもしれない…と解釈すれば、リアルな不倫っぽいですよ(笑)」

 
 と他人事のように盛り上がるのだった。

 また、風俗で働く人妻が増えたことで、今回利用したような『待ち合わせ式デリヘル』が増加傾向にあるのだという。それは、お客さんを先に待ち合わせ場所に行かせ、遠目に見て知人でないことを確認できるからだ。ちなみに、店舗型風俗店の場合は、客の待合室にカメラが設置されていて、知り合いバレを回避しているようだ。

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