【ネットナンパ】35歳バツイチ女性の貪欲さにドン引きするトコショー

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Ilustrate by ながおか

 先日知り合いの出会い系ライターに聞いたのだが、最近の出会い系サイトに課金するユーザーは50代や60代の男性が多くなってきているとのことだった。

 なるほど、確かにそうかもしれない。20代や30代の男性に比べると、50代前後の男性はセックスに対して非常にアグレッシブな人が多いだからだ。

 バブル華やかなりし頃に青春時代を送ってきた野郎というものは、いつまでたってもセックスに貪欲であり夢を求めてしまうものでもある。アラウンドフィフティーの筆者トコショーももちろんそのクチだ。人生の後半戦に突入している身だが、まだまだシタくてしょうがないお年頃なのである。

 いつか枯れるその時まで、一人でも多くの女とヤリたい! オスとしての本能が筆者を常に駆り立てているのであった。

 
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バツイチですけど 
 
はじめまして30代半ばのヒロミです。 
 
自分では淡泊なほうだと思っていたのですが、
最近ちょっと悶々が止まりません。 
 
1回限りでも構いませんし、
仲良くなれたら定期的な関係になるのもありかもですね。 
 
いま新宿にいますので、お誘いのメール待っています。 
 
書込み日時:1/2* 17:55
受付メール数 :0/15 
 
♀ヒロミ
30代後半
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 ご覧の書き込みは、筆者愛用の出会える系サイトの一つである【ワクワクメール】の「スグ会いたい掲示板」で見つけたものだ。

 30代半ばのヤリたがり女性というやつである。加齢と共に衰えて行く容姿、そして加齢と共に増していく性欲。そんな焦燥感ゆえか、30代半ばの女性は男が引くほどエロいものである。

 そんなワケで、このヒロミちゃんなる女性に俄然興味を持った筆者は、サクサクっとファーストメールを書き上げてアタックを開始したのである。

 
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こんばんは、ヒロミさん。
都内ので会社員しているショーイチ・38歳です。 
 
たまたまサイトでヒロミさんの書き込みを拝見しちゃいました。
最近ずっと仕事が忙しくて、私もかなり悶々としています。 
 
ですので、ぜひヒロミさんと楽しくて気持ちいい時間を過ごしたいと思いました。 
 
私もちょうど新宿にいますので、今すぐの待ち合わせでも大丈夫ですので。 
 
以上、検討してもらえたらとっても嬉しいです!!
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 こんなメールを送信したところ、ものの5分もしないうちにヒロミちゃんから返信が届いた。そこから数通ほどのメール交換を行い、いつもようにアッサリと約束が成立したのである。

 ウヒヒ、今日は30代の女盛りの身体をトコトン味わい尽くしてやるぜ。ニヤニヤしながら待ち合わせ場所に向かった筆者なのであった。

 待ち合わせ場所に先着した筆者がソワソワしながら待っていると、約束の時間通りにヒロミちゃんが登場。

嗚呼、今すぐ家に帰ってモンハンやりてぇ。

 ヒロミちゃんを一目見てガックシしてしまった筆者。彼女の容姿は、女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子さんを少しだけ若くした感じ。パっと見はとても30代とは思えず、アラウンドフィフティーくらいに見えてしまう。

 笑ってもいないのにほうれい線が目立ち、肌は日焼けというより地黒といった感じのヒロミちゃん。普通の男なら会って即ごめんなさいするところだろう。いや、ゴメンナサイどころか、他人のフリして顔パスしてもおかしくないところだ。
 
 
 
こちとら慈善事業で出会える系サイト遊びをしているわけじゃない!
 
 
 
 だが、ここで筆者の悪い癖が出てしまう。

 こういうのに限ってアッチのほうが凄いんジャネ?

 ポジティブシンキングにもほどがあるというもんだ。まっ、出会える系サイトで男を漁る女性に容姿の良さなんてものを求めるほうが間違いである。見た瞬間に吐き気をもよおすレベルでなければ、とりあえず合格というものだ。そのくらいの度量がなければ、出会える系サイト遊びを満喫することは叶わないとも言えるだろう。

 そんなワケで覚悟を決め、ヒロミちゃんに近づいていき声をかけたのであった。

「こんばんは、ヒロミちゃんかな?」 
 
「あ、ハイ。そうです」 
 
「さっき【ワクワクメール】でメールしてたショーイチです。今日はよろしくね」 
 
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします」 
 
「じゃ、早速だけど行こうか?」 
 
「え?」 
 
「いや、立ち話もなんだからホテルに行こうよ」 
 
「こ、こんなオバサンでも大丈夫ですか?」


 驚き桃の木山椒の木! 自らオバサンであることを認めて、随分と下手にでるヒロミちゃん。ほほぅ、どうやら自分の容姿をよくわきまえているようである。

 そんなヒロミちゃんに対し、途端に親近感を覚えてしまう筆者トコショー。筆者も自分の容姿をよくわきまえているつもりだ。だからこそ、筆者の前で股を開いてくれる女性に対しては、容姿を問わず一生懸命愛撫するワケである。

「も、もちろんだよ。それに俺のほうが年上なんだからオバサンだなんて思わないよ」 
 
「あ、ありがとうございます」 
 
「じゃ、行こうか?」 
 
「はい」


 こうしてホテル街に向かって歩き始めた二人。ちなみに、いつもより距離をとって、付かず離れずの位置をキープしたトコショーなのであった。

 狭くて古くて安いラブホテルを選び、無事にチェックイン。ヒロミちゃんを連れ回しながらホテル街をアチコチ散策せずに済んでまずは一安心といったところだ。

 別々にシャワーを浴び、室内の照明を限界まで暗くしてベッドイン開始。

 軽めのキスを交わし、推定Aカップほどの胸板をチャチャっと愛撫する。そしてクンニタイムへ突入。

 カッサカサに乾いていたマンコであったが、そういうマンコを見ると闘志がメラメラと湧きあがってしまうトコショー。

今から俺のクンニでグチョ濡れにしてやんぜ!

そう意気込んでペロペロし始めたのである。

 だが、どれだけ筆者が愛情を込めても、どれだけ筆者が技を繰り出しても、一向にヒロミちゃんのマンコは乾いたままなのだ。
 
 
 
ポキっ
 
 
 
 いつもならもっと粘るところだが、あっさりと心が折れてしまった。

 だったらさっさとヤルこと済ませてサヨナラするのが懸命だ。感じさせようと頑張るクンニから、己の唾液をなすりつけてビチョビチョにするためのクンニに移行。

 そして頃合いを見計らってからコンドームを装着し、正常位の体勢で挿入を試みたのである。
 
 
 
ギチチっ
 
 
 
 入口付近は筆者の唾液で濡れていたが、中はまだ濡れていなかったのだろう。なかなか根元まで挿入できない。ちょっと強引に押し進めようとするとチンコに痛みを感じるほどだった。

 こうなったら時間をかけて挿入するしかない。水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」を脳内で再生しながら、1ミリずつ挿入し3ミリ進んだ所で2ミリ戻すといった感じで少しずつ前進していくことにした。

 こうして時間をかけ、なんとか根元まで挿入することができた。そしてゆっくりと出し入れを開始したのである。
 
 
 
ピチュクチュ、ぶちゅぐチゅ
 
 
 
 ピストンを開始して数分もしないうちに、結合部からいやらしい音が聞こえてきた。どうやら今になってマンコが濡れてきたようである。

 その恥ずかしい音をかき消すかのように、ヒロミちゃんのアヘ声も大きくなってきた。なるほど、ヒロミちゃんは中が感じるタイプなのだろう。
 
 
 
ピぷっチュクチュじゅ、ブピジュぶちゅぐチゅ
 
 
 
 マンコの内部も外部もビチョ濡れ状態となってしまう。その濡れのせいで滑りがよくなり過ぎてしまい、ピストン運動の最中に愚息がポロっと抜けてしまうほどであった。
 
 
 
ここで問題発生!
 
 
 
 濡れてくれたのは嬉しいが、そのせいでマンコの締まりがどんどん感じられなくなってきたのだ。

 

ヤバいな、ヤバいな、ヤバいなぁ…

 

 内心で焦りまくるトコショー。大きな浴槽に割り箸1本を突っ込んでかき回しているような気分になってしまったのである。このままじゃ発射できそうにない。ヤバいな、ヤバいなぁ。
 
 
 
こんな時こそあの必殺技の出番だ。
 
 
 
クロストライアーングル!!
 
 
 
 胸中でミト王子ばりに叫んでから体位チェンジを行うトコショー。正常位の体勢からヒロミちゃんの両方の足を持ち上げてクロスさせたのである。

 これなら肉の圧力でチンコを締め付けることができるし、ヒロミちゃんの顔を視界に入れずに済むようになるのだ。
 
 
 
カモン、カモン、カモン!
 
 
 
 『最強ロボ ダイオージャ』のオープニングソングのリズムで腰を振り続けるトコショー。そんなピストンの最中、ヒロミちゃんが一際大きな声を上げて頂点に達してくれた様子だ。

 それを見届けてからラストスパートする筆者。
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 ヒロミちゃんがイッた直後から、マンコの内部がフルフルと痙攣して締め付けが良くなっていた。そのおかげで、筆者もなんとか発射することができたのであった。

 さ、終了、終了とばかりにヒロミちゃんをシャワーに促し、その後筆者もシャワーで軽く汗を流す。

 帰り支度をしていると、ヒロミちゃんがモジモジしながら切りだしてきた。

「あのぉ、また会ってくれますか?」
 
 
 
NO!
 
 
 
 と即答できるほど筆者は強い男ではない。こういう時はノラリクラリと回避するしかないだろう。

「うん、そうだね。じゃあ後で【ワクワクメール】経由でメールを送るからそこで連絡先交換しようよ」 
 
「は、はい」


 こうして納得してもらい、ホテルを出たところでサヨウナラしたのであった。

 あれから数日ほど過ぎているが、いまだ筆者のほうからメールはしていない。連絡がないということはもう会う気がないんだと、ヒロミちゃんはきっと察してくれたハズだ。

 なんだかんだ言いながら、可愛い娘には心底優しく、そうでない娘にはそれなりにしか優しくできないトコショーなのであった。

 ま、そりゃそうだろう。どんな不細工な女性のマンコでもペロペロしまくる筆者だが、決して聖人君子ではないのだから。

(文=所沢ショーイチ)

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