【ネットナンパ】き、巨乳じゃなくて、巨漢!? 肉の上で波乗りセックス!

tokosyo_150605fla.jpgIlustrate by ながおか

 いやぁ、とにかくヌキ足らない!! いくらオナニーしてもいくら風俗でヌいてもいくら出会える系サイト遊びをしても、一向に筆者トコショーの性欲が衰える兆しがないのである。

 アラウンドフィフティーの身ゆえ体のアチコチにガタが来ているものの、我が愚息だけは10代半ばのオナニー猿の頃のままなのだ。

 出世欲も名誉欲も物欲も全く興味のない筆者なので、性欲だけが突出してしまったのだろう。こんな性欲の権化である筆者が一人のパートナーだけで満足するわけもない。このまま一生独身を貫き通すことになりそうである。

 そんなワケで今日も今日とて一夜限りのお相手と巡り合うために出会える系サイトを物色するのであった。

 
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今日の夜、新宿でお会いしたいです 
 

こういう遊びに慣れていないのですが、たまにはこんな出会いもありかなと思ってます。 
 
とくに技もないので楽しんで貰えないかもしれませんが、優しくリードしてもらえたら嬉しいです。 
 
それと、ポッチャリ系なので、見た目にこだわる方はご遠慮ください。 
 
我がままばかりでゴメンなさい。
それでも許してくれる年上紳士の方からのご連絡お待ちしています。 
 

書込み日時:05/2* 14:40
受付メール数 :0/10 
 
♀まなみ
20代後半(若葉マーク)
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 ご覧の書き込みは筆者愛用サイトの一つである【ワクワクメール】で発見したもの。随分と自信無さげな書き込みではないか! この書き込みと遭遇したのは15時を少し回ったところである。書き込みから20分以上経過しているのに、まだ誰も彼女にアプローチをかけていないようだ。

 だったら筆者が手を挙げてやろうではないか! 周囲から優しくされることのないトコショー、その分だけ周囲に優しくしたくなってしまうのが性分なのである。相手がポッチャリさんだろうがガリガリだろうが関係ない。男には無い穴がそこに開いていればOKなのだから!

 
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こんにちは、まなみさん。
都内の会社員ショーイチ、34歳です。 
 
まなみさんの書き込みを拝見しました。 
 
私もあまり慣れていませんが、互いに優しくいたわり合う時間を過ごしたいと思っています。 
 
女性に尽くすことくらいしか取り柄のない私ですが、ご検討してもらえると嬉しいです。 
 
ちなみに、18時以降でしたら何時待ち合わせでもOKなのでまなみさんの都合に合わせられると思います。 
 
では!
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 こんな具合にアプローチを開始したのである。ちなみに、このようなファーストメールを書く際に筆者が気をつけている点がある。それは必ず「相手の名前」をメールの本文中に記載することだ。

 当たり前の事のように思われるかもしれないが、案外こんなことすらできていない男性が非常に多いのである。それゆえ、相手に好印象を与えるにはかなり有効な手段となるのであった。

 今回のファーストメールには相手の名前を3回も書いたのでちょっとくどいかもしれないと思ったのだが、なにぶんこのまなみチャンなる女性はサイトの初心者のようなのでこれくらいが丁度いいハズだ。

 そんな筆者の思惑が奏功してか、5分もしないうちに返信が届いた。こうなりゃもうこっちのもん! そこから2通ほどメール交換した時点でアッサリと約束が成立したのであった。

 筆者が指定したのは新宿アルタ前から歩いて徒歩10秒ほどの所にある大型靴屋さんの前。筆者がよく使う定番の待ち合わせスポットである。待ち合わせスポットの定番である新宿アルタ前はいつも半端じゃない人出なので初対面同士が待ち合わせするのには不向きである。その点、ここだと待ち合わせスポットに使われることも少なく、相手に場所の説明がしやすくてもってこいなのだ。

 約束の時間5分ほど前に到着した筆者だが、すぐに【ワクワクメール】経由でまなみチャンからのメールが届いた。

 
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今向かっていますのであと2分くらいで着きます。
ショーイチさんはもう来られてますか?
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 約束の遅れているわけでもないのに随分と律儀な娘である。だが、こうした礼儀をわきまえている女性とのエッチは得てして激しくなりがちだ。ますますボルテージが上がってしまうトコショー。

 
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はい。今、到着したばかりです!
人混みが多いので慌てずにゆっくりと来てくださいね。
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 紳士的に気遣いを見せたメールを返信して待つこと数分。あらかじめメールで聞いていた通りの女性が視野に入った。
 
 
 
 
 リ、リセットボタンはどこぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?
 
 
 
 
 最後にセーブした所まで戻ってやり直したくなってしまったトコショー。ズシンズシンと軽やかに地響きを立てながら近づいてくるまなみチャン。彼女の体型は、グリコのシチューやクッキーのパッケージに描かれている「クレアおばさん」さながらだったのである。さすがに眼鏡はかけていなかったが、大きなずん胴をかき回している給食のおばちゃんといった感じだ。

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