ある日、ダッチワイフの夫にさせられた男の話

0430dattiwaifu_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 突然ですが、ある日、気付いたら「嫁ができていた」という状況になったら、あなたはどうしますか? しかも、ロシア人。さらに、その女性の正体が…ということは追々。

 筆者の知り合いに入江氏なる人物がいる。彼は基本的にアダルト業界全般的にカバーするライター兼編集者である。とくに精通していたのはアダルトグッズの世界であった。なんでも、アダルトグッズに興味を持った結果、知り合いのオーナーに素質を買われて大人のおもちゃ屋の雇われ店長をしていたほどだ。

 その縁もあって、アダルトグッズメーカーに出入りするようにもなり、「企画やアイデアも出していた」(入江氏談)という。

 ちなみに入江氏がアダルトグッズ業界に関わるようになって驚いたのは、「大半が中国製ですけど、中には国産の物もあって。その国産グッズの工場って、例えばバイブの外側のプラスチック部分って、子供の玩具を作っている工場が時間の空いている時に片手間で作っているんです。玩具って子供のやつも大人のやつも元は一緒なんだ、みたいな(笑)」(入江氏談)ということだった。そう、現在も妖怪○ォッチ系の玩具を作っている工場で、ローターも作られている可能性もあるワケだ。

 そんな彼が、ある日、埼玉県にあるメーカーを訪れた時のこと。当時の企画開発の責任者に呼ばれ、発売前の新作商品のサンプルを見せられた。それは、ダッチワイフだった。

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