ベリーショートヘアを披露したマリエ、アーティスト枠で芸能界に返り咲き!?


 東日本大震災の後のTwitter発言が問題視され、レギュラー番組を降板したといわれているマリエ。その後、ファッションの勉強のためにニューヨークの美術大学に留学し、約1年間にわたって表舞台から遠ざかった。2012年の夏ころから芸能活動を再開させるも、悪化したイメージは回復しておらず、そう簡単にかつての輝きを取り戻すことはできなかったようだ。

「マリエさんが芸能活動を休んでいる1年間に、ローラさん(25)やトリンドル玲奈さん(23)などがブレイクしています。彼女らをきっかけにハーフタレントが一躍注目を浴び、その流行がマリエさんを一気に過去の人に追いやってしまった。もしローラさんなどが世に出ていなければ、毒舌セレブキャラという個性を持つマリエさんであれば、あっさりと芸能界の席を取り戻していたかもしれませんね。いまでは炎上タレントというのも当たり前の存在ですから」(芸能関係者)

 タイミング的にも悪かったというマリエの海外留学。よもや彼女も新鮮で強烈な個性を持ったハーフタレントが続々と現れるとは思っていなかったことだろう。ローラやトリンドルの後には、ダレノガレ明美(24)、マギー(22)、ラブリ(25)などのタレントが次々とブレイクし、いまさらそこにマリエが割って入るような余裕はない状況になっている。しかしそんなマリエにも復活の兆しがあるという。

「都内の自宅のほかにパリやロサンゼルスに家を持つほどのセレブで知られるマリエさんですから、それほど芸能の仕事に固執していないのかもしれませんが、この4月から全世界に向けて番組を放送している“NHKワールド”の新番組『TOKYO FASHION EXPRESS』のMCに起用されています。日本のファッションカルチャーを世界に発信するという内容で、マリエさんはニューヨークで勉強したことを存分に発揮できるとしてずいぶん意気込んでいるようです。

 今回のイベントでも『新しいことに挑戦したい』と話していましたが、ファッションというものを通して、彼女の奔放なキャラクターが視聴者に受け入れられることになれば、徐々に活躍の幅を広げることになるかもしれません。アーティスト的なポジションであれば、いまのハーフタレントたちと一線を引くことができるでしょう」(テレビ関係者)

 ネット上ではベリーショートヘアが好評のようだが、それはあくまでもルックスに限ってのこと。バラエティ番組などに出演することになれば、再び刺激的な発言をしてバッシングを浴びることになるかもしれない。しかし、さまざまなハーフタレントたちが活躍するいまのバラエティでマリエがどんな態度をとるのかも気になるところ。ダレノガレあたりとトークバトルを繰り広げるようなことになれば面白そうだが…。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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