アイドルになりたくなかった伝説のアイドル!? 斉藤由貴、デビュー30周年を語る


「斉藤さんは家族の応援とは裏腹に、アイドルや芸能人になりたいとは思っていなかったと過去のインタビューで告白しています。今回の『PON!』でも、『たくさん仕事をするのが当たり前の時代で、仕事が終わったと思っても夜中の2時から雑誌の表紙撮影とかが入って…。悲しかった』と語っていましたね。しかしデビュー以降、人気は加速度的に上がり、80年代のアイドルでもトップクラスの活躍をすることになりました。その後、歌手の尾崎豊さんとの不倫騒動の影響でCMを降板するなどで一時期バッシングを受けるようなこともありましたが、94年に一般男性と結婚してからもドラマなどにはコンスタントに出演しており、芸能生活は順調といえるでしょう」(テレビ関係者)

 プライベートでは4月に高校1年生、小学6年生と5年生になる3児の母親でもある斉藤。岡田に「仕事と子育ての両立はどうですか?」と聞かれると、「子どもたちは私がバタバタしているのを見て楽しんでくれているみたい」と笑顔を向けていた。女優業の傍らで子育てをすることには苦労も多いだろうが、斉藤はそんなことをおくびにも出さず「自由な気持ちを持って育っている気がします」と話す。そしてときおり作るというキャラ弁の写真も公開して優しい母の一面をのぞかせた。

 番組の最後では11日に発売したデビュー30周年の記念アルバム『ETERNITY』について触れ、恋をテーマにした作品になっていると熱心に語っていた斉藤。岡田から番組の終了を告げられると、「え? もう終わりなの?」と驚いた表情を浮かべ、はにかんだように笑顔をこぼす。そんなマイペースなところが彼女の人気のヒミツなのかもしれない。

 13日から15日まで開催されたコンサートも前売りの段階で全席完売し、当日券もすぐに売り切れたという。浮き沈みの激しい芸能界で今なお輝き続ける斉藤は、もはや『伝説のアイドル』といえる。48歳になっても透き通るような美しさとキュートな天然さを合わせ持つ斉藤は、これからも多くのファンを癒し続けることだろう。
(文=kamei)

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