「イラッとくる…」 芹那のヘラヘラした態度とサボり癖に青木愛から厳しい言葉


 番組内ではチームの問題児として紹介されていた芹那。しかし、そんな彼女はこの企画の影の主役なのかもしれない。それを象徴するように、15日の放送分では、青木から「根性を直せ」と言われた芹那が、自主トレに励むシーンが挿入されていた。当初は普通に泳ぐことすらままならなかった彼女が、必死な形相で1時間以上も泳ぎ続ける姿には、多くの視聴者も感銘を受けたことだろう。バラエティで、タレントによる挑戦企画が行われることはよくあるが、結果よりも成長の過程こそ見どころなのかもしれない。

「1990年代の人気バラエティ『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)では『社交ダンス部』という企画が行われていました。このコーナーは、番組ファンだけではなく、一般にも浸透し、当時の社交ダンスブームの一端を担うほどの人気を集めました。こうした企画が生まれると番組の知名度は一気に上がります。当然、視聴率にも結びつきますから、番組が長続きする秘訣となる。今秋から始まった『ひろいき村』では、これまでにドミノや手作りワイン企画を行っていますが、いずれも長期のタイプではありません。その点、シンクロは来年3月の大会を目標にしており、今後も定期的に放送する予定なのでしょう。社交ダンス部のように人気が出れば、番組のメイン企画として扱うかもしれませんね」(芸能関係者)

 そもそも番組がなくなっては企画も頓挫してしまう。青木の言葉にめげず、芹那がメンバーとともに実力を伸ばすことができれば、シンクロ企画も盛り上がるだろう。チームのキーマンといえる芹那は、番組の命運をも握っているのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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