「ちょいワルオヤジ」名物編集長が枕営業を強要? モデル志望者が狙われる業界の闇


 となると、Aさん側が岸田氏をハメようとした可能性も十分ありそうだが…。

「X氏はトラブルを嗅ぎつけて介入し、カネにしようとする業界ゴロのような人物。ですから、岸田氏がTGC出演をエサに若い女性を釣るという“やんちゃ”をして、それを知ったX氏サイドが『カネになる』と踏んだ…というのが真相と見られています。どっちもどっちですが、双方に利用されたAさんには同情したくなりますね」(前同)

 そんな業界ゴロに目をつけられるのも、元々は岸田氏の身から出たサビ。何のキャスティング権限もないショー出演をチラつかせて女性をだますのが「ちょいワル」だとしたら、あきれてしまうところだ。

 モデル業界では、一昨年に有名ブランド「サマンサタバサ」の創業者・寺田和正社長(48)がモデル志望の女子大生に性行為を強要したとして訴えられる事件も起こっている。一部週刊誌によると、同社が被害者女性や家族を含めた周辺を懐柔工作で揺さぶり、寺田社長が土下座までしたことで訴えは取り下げられたということだが、これもモデル業界の闇を如実にあらわした騒動といえるだろう。

 華やかな世界で輝きたいという女性の気持ちは理解できるが、それを利用しようとする醜い大人たちの餌食にならないよう、くれぐれも気をつけてほしいものだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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