秋元康、AKB新グループ構想を明かす一方で「引退」におわせる発言…時代の寵児が選んだ引き際のタイミング


 グループ卒業をウワサされる小嶋陽菜(26)の話題になった際、秋元氏が「みんな(メンバー)に卒業を言われる前に、俺が卒業したい。だって56歳ということは、一般ではあと4年で定年でしょう」と、自身の進退に言及したのだ。さらに秋元氏は「(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のそれぞれ)4人プロデューサーを立てて、それぞれで考えればいいんじゃないかと考えたりもする」と、引退後の具体的なグループ体制の構想まで語った。

 話題づくりのためのリップサービスとも考えられるが、秋元氏は昨年もラジオ番組で「60歳で引退する」と発言しており、AKB総合プロデューサーのポジションから降りたがっているという情報は以前から業界内で流れていた。

「AKBの大成功で『年収50億』といわれるほどの富を手にした秋元氏は、もう金儲けやアイドルプロデュース業に対して興味を失っている。また、巨大なビジネスに成長したAKBグループは秋元氏の手を離れ、実質的に主導しているのは広告代理店などの大企業。かつてのように秋元氏の独断でグループを動かすことはできなくなった。であれば、グループが人気を維持しているうちに晩節を汚さずに身を引きたいと考えているのでしょう。最近の秋元氏は激太りや急激な老化が話題になるなど、長年の激務がたたって体調に不安を抱えているとのウワサもある。富も名声も手に入れたのだから、あとはゆっくりと過ごしたいという気持ちが強いのかもしれません。ただ、秋元氏は東京オリンピックに対しては意欲が強く、異常な執着を見せている。公的な“名誉”がほしいのでしょうが、となるとAKBの総合プロデューサーを引退しても何かしらの形でグループに関わってくるでしょう」(前同)

 長年業界をわたってきた嗅覚でタイミングを察知し、グループが衰退する前の“逃げ切り”を考えているのだろうか。それでも東京五輪だけはあきらめ切れないというあたりは業の深さを感じさせる。いずれにせよ、いまだ芸能界を席巻するAKB帝国を築いた時代の寵児の引き際は間近に迫っているようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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