今度は濃厚キスシーンで魅了! 石原さとみのエロ快進撃は視聴率へとつながるか


 とはいえ今夏放送された木村拓哉主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)は、平均視聴率で20%を超えるなど、衰えぬ人気ぶりを見せた。今期から始まっている水谷豊主演の刑事ドラマ『相棒 シーズン13』(テレビ朝日系)も初回に19.8%を記録。米倉涼子主演の『ドクターX ~外科医・大門未知子~』は21.3%というスタートダッシュを見せ、テレビ全体の低視聴率化が叫ばれる今の時代にあって高い数字を記録している。

「『HERO』、『相棒』、『ドクターX』に共通するのは、カリスマ的な主役の存在です。ドラマの内容はもちろん、主演を務める役者が不動の存在感を発揮してこそ視聴者は安心してチャンネルを合わせることができるのだと思います。たとえば前クールには、妻夫木聡、瑛太、満島ひかり、蒼井優、長澤まさみという主役級を揃えた豪華キャスト陣が話題となった『若者たち2014』(フジテレビ系)が放送されましたが、平均視聴率7.7%と散々な結果でした。メディアの多様化から“ながら見”が強く要求されている今のテレビに、主役が大勢登場するような複雑な構成のドラマは向いていなかったのでしょう」(前出)

 『ディア・シスター』も、石原と松下奈緒(29)のダブル主演という設定。今後、視聴率を伸ばすには、さらに石原がエロさ炸裂の快進撃を続け、松下を圧倒するような存在感を放つしかないのかも…。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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