女優として開花するか!? “足臭おバカキャラ”AKB48・川栄李奈の演技に絶賛の声


 この事件は、AKB48の次世代主要メンバーとして注目を集め始めた川栄にとって、その後の活動を休養しなければならず、怪我以上に大きな痛手となったことだろう。それでも、事件から1カ月ほどで復帰した彼女は、ファンからの「復帰後の活動に支障がでるのでは?」といった声をよそに以前と変わらぬ天真爛漫な笑顔で活動を再開した。

 「おバカキャラ」や「あの襲撃された子」というイメージが強い川栄。そんな演技とは結びつかない印象がつきまとっているからこそ、そのギャップから今回これだけ演技の才能を評価されているのかもしれない。しかし、そもそも川栄の演技力は業界でも評判だったとある番組関係者は語る。

「もともとは女優志望ということも聞いていましたので、AKB48内で人気が出たら使いたいなぁと思っていた関係者も多いはずです。しかし今、AKB48のメンバーをドラマで起用するには、どうしても『グループ内で人気が出てから』という風潮があります。いくら演技が上手いと知っても、“AKB48”という肩書きに嫌悪感を抱いてしまう視聴者もいるので…。しかし川栄の演技は嫌味なところがなく自然体で、これまでのAKB48メンバーとは違った雰囲気を感じますね。今のところすでに卒業している前田敦子(23)や大島優子(26)が女優として活動していますが、AKB48当時の人気が女優業での評価に直結しているわけではありません。しかし、そうした現状も川栄ならば吹き飛ばしてくれるのではないかと業界内ではもっぱらの噂ですよ」

 現在放送中の『ごめんね青春!』でさらに活躍のフィールドを広げつつある川栄。しかし、今以上にバラエティ番組で「おバカキャラ」が披露し続ければ、今後の女優業に支障をきたしかねない。本格的に女優業を始めるのであれば、いつか必ずどちらかを選択しなければならない日が来るだろう。「おバカキャラ」と「女優」どちらの道を進むことになるのか。著者としては、卒業した先輩方を大きく上回るほどの“大女優”になり、AKB48の歴史を塗り替えて欲しい。
(文=ozaki)

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