「愛・震えていますか」 超時空をも越えて愛を感じろ!! スタイリッシュなハイパワーバイブレーター・ヴァルキリー

valkire-box0609_01.jpg他と一線を画すスタイリッシュな「ヴァルキリー」

 「オナホール」は独り身の男性にとって夜の必需品となりつつあるが、女性にとってソレに当たるのは、電気あんま、つまりバイブレーターではないだろうか? 強烈な音と振動で女性を絶頂へと導く道具として、AVなどで見ることが多かったバイブレーター。しかし、ひと昔前と比べ、女性のオナニーが一般に認知されつつある昨今では、自分で購入し楽しまれる方も多いのだとか。各メーカーも女性の目を意識し、陰茎を模したデザインから脱却を図り、色合いやデザインをより落ち着いたものへと方向転換している。そんな中、スタイリッシュなオナホール「SI-X」シリーズやバツグンのヌキ心地を誇る「R-20」、「セブンティーン」などでおなじみのトイズハートからハイパワーバイブレーター「ヴァルキリー」が発売された。本体には赤紫と黒の色合いを使い、パッケージに女神を模したキャラクターのシルエットが描かれるなど、他のメーカーのものとは一線を画すデザインだ。この商品にはどのような開発秘話が隠されているのか? 商品開発を手掛けたトイズハート社・常務取締役の石田貴之さんと企画部 の小林良治さんにお話を伺った!

──こちらのヴァルキリーは、普段AVなどで見るバイブレーターとは違い、非常に小型でスタイリッシュなデザインをされています。

小林良治氏(以下、小林)「そうですね。これは、全長が190mmで、本体は141gと小型タイプのバイブレーターです。これまでのバイブレーターは、大きくて持ち運びに不便なものが多く、また家に置いておくにしても隠しづらい。そのため、このサイズでの開発を行いました。しかし、小さいからといって決して振動が弱いわけではなく、このクラスではパワフルだと思います」

石田貴之氏(以下、石田)「またパッケージのデザインは 、某有名充電池などをデザインしている会社の方にお願いしました。たまたま、お会いした際にダメもとで頼んでみたところ快諾していただけました」

valkire0609_03.jpg撮影時にブレるこの振動!! 

──小さく軽い上に、スイッチもワンプッシュ式なので片手でも簡単に扱うことができそうですね。

小林「このサイズならば女性でも片手で扱えます。スイッチを徐々に押すことで振動が増します。まず軽く当てスイッチを入れ、徐々に長押しし、振動を加速していただくのがいいのではと考えています。また男性が自身で使う場面はないでしょうが、デートの後などに使っていただければと。バッグから取り出した際に女性に見せても引かれないというデザインコンセプトもありましたので、女性自身はもちろんのこと、男性が女性に使いやすい商品を目指しました」

石田「もちろん先端部、頭の部分には、防水処理を施しています。やはり電気を使う以上、全体を防水化することはできなかったため、お風呂場などでの使用は控えていただきたいのですが、ベッドの上などで使用する際にはいくら濡れても大丈夫だと思いますよ」

──持ち運びしやすいということは、電池式なのでしょうか?

小林「いや、ヴァルキリーは電源タイプです。電池式だと、単一電池などの大容量のものを使用しなければならないため、女性が定期的に幾つか単一電池を購入すると、なにか怪しいことをしているのではと勘繰られそう、で購入に抵抗を覚えるという意見もありましたので」

石田「ヴァルキリーは自宅以外でも使いやすいようにと、従来式だと1.4から1.8mが多い電源ケーブルを2.5m用意してあります。電源から届かない場合に家だと延長ケーブルを使えばいいですが、ラブホテルなどで使う場合、いちいちフロントに延長ケーブルを頼むなんて恥ずかしいし、ちょっとカッコ悪いですしね。うちの社に、出張の際にデリヘルを頼みバイブレーターを使う社員がいるのですが、ケーブルの長さが足りず、延長ケーブルを持ち歩いているそうでして。そんな不便な思いをさせるならば、長くしようと。まあ、なぜそんなものを仕事中に持ち歩いているのか、という話しにもなるのですが(苦笑)」

valkire0609_02.jpg電源へ届かない心配いらずの長ーい電源コード

──非常に研究熱心な社員さんだと思いますよ。大きいバイブレーターは持ち運びはもちろんですが、音が大きいのも気になりますよね。

小林「他社さんのバイブレーターだと、壁が薄いアパートなどでの使用は難しいと思うほど、騒音が響き渡ります。ヴァルキリーは、マックスパワーにしても細やかに振動し、非常に静音です。社内での計測ではありますが、他社さんの製品と比べた場合、14デシベルも音が抑えられています。この差は、結構違いますよ」

石田「静音性には自信があるのですが、AVでも使っていただこうと思いメーカーさんに商品を見せたところ、あまりに音が小さく、音を拾うのが困難だと言われました」

──それほど、静音性に優れていると。こちらは振動する頭の部分も、柔らかい手触りの素材が使用されていますね。

小林「これはシリコンキャップですね、触り心地が良い素材を選びました。他社さんだと、塩化ビニールのキャップが多いのです。しかし日本ではもう聞かなくなりましたが、一時期環境ホルモンが出るなどの問題が発生したこともありましたので、人体への影響も考え、シリコンで作成しました」

石田「そして持ち手にもこだわり、グリップ力が高い素材を使用するのはもちろんのこと、手にフィットしやすいようにと若干グリップを歪曲させています。自分で使う際にも、逆に使われる際にも持ちやすいと思いますよ」

──なるほど。男女両方の目線を意識されていますね。ちょっと気がついたのですが、パッケージのサイド下部に小さく「愛・震えていますか」と書かれていますが、もしかしてあのヒロインが歌う某人気アニメと関係が?

石田「これは私の方から『こっそり書いてくれ。誰にも気付かれなくてもいいから』と、頼み込みました(笑)。名前を考える際に威力がありそうなもので、おしゃれなヨーロッパ系の名前がいいだろうと思い、ワルキューレなどとも呼ばれる北欧神話の女神の名前から取らせていただき、『ヴァルキリー』と命名しました。そしてヴァルキリーといえば”アレ”しかないだろうと、もうできるところは全部”アレ”にちなみました」

小林「私はちょっと、分からないんですけどね。この飛行している女神のデザインも、初めは違う角度で描いていたのですが、『違うんだよ、ヴァルキリーはこの角度じゃないんだよ!』と言われたり。どれでもいいのでは? と思ったんですけどね(苦笑)」

石田「気付いてくれる人だけ、気付いてくれればいいんですよ。本当はもうちょっと、本家に似せたかったんですけどね(笑)。これがヒットした際には、大きいタイプの「アーマード・ヴァルキリー」や「スーパー・ヴァルキリー」を作ろうというのが、僕の野望なんです」

──その遊び心は素晴らしいと思います。では、もっと人気が出たら、超時空要塞クラスまで作ってしまうというのは?

石田「ちょっと、そこまでは……(苦笑)。でも、ほどほどに遊びながらも商品は真剣に作っているので、品質は保証します」

 トイズハート・石田常務が楽しみながら作成したという遊び心にあふれたバイブレーター・ヴァルキリー。ハイパワーながら静音性が高く、スタイリッシュな「ヴァルキリー」を使用し、空を貫き地球を撃つ、いかずちのようなインパクトを女性にお届けしてみてはいかがだろうか? 
(取材・文=明日春人)

『ヴァルキリー』

 
マクロの空をつらぬけ!

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