「不幸になればなるほど忙しい」 芸能人との“関係”を明言する西川史子のしたたかさ


 最終的には、広いバルコニーでブランコに乗りながらシャンパンを飲む姿を見せつける西川。ツッコミどころ満載のVTRに、さすがの有吉も呆れ気味に、「オシャレだわ~」としか言えない様子。しかし、そんないかにも嫌味な自分の姿を見た西川は、「寂しいんでしょうね」と自虐的に言い、きっちりとそのVTRを成立させてみせた。そして、その後のスタジオトークで、有吉から「芸能人と関係を持ったことは?」と聞かれた西川は、迷わず「ある」と発言したのだった。

1996年に『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)のメンバーに選ばれ、その後2005年ごろから徐々に露出を増やし、現在ではテレビやラジオでレギュラー番組を多数抱える売れっ子タレントの西川。ブレイク当初は、「交際相手に求める年収は4,000万円以上」などと平気で言う高飛車なキャラで注目され、歯に衣着せぬ毒舌タレントという地位を確立した。しかし、近頃では、離婚がきっかけなのか、涙もろい姿や孤独な一面を見せて、独身40女の哀愁を売りにしている模様。セレブな生活を披露しながら、1人寂しく晩酌するVTRなど、まさに今の西川が推しているキャラそのものといえる。

 自らセレブな生活をひけらかして、有吉からそのことをツッコまれても同調し、バツイチの孤独を隠さず、それを自虐的に言ってのける西川。かつての高飛車なキャラから、今の彼女にはさまざまな要素が加わっている。情緒不安定のようにも見える彼女の言動だが、それがまた彼女のキャラの厚みにもなっている。本当の姿が見えてこない西川に困惑する視聴者も多いだろうが、彼女がバラエティでの生き残り方を熟知しているのは間違いない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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