イッテQ効果!? 中堅芸人によるゴリ推しロケが急増の予感

0422gyanburu_main.jpg※イメージ画像:TBS系『ギャンブル・ザ・ワールド』番組紹介ページより

 20日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の視聴率が20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったとして話題になった。ネットニュースなどでもさっそく報道された同番組の高視聴率。その要因は、やはり昨年の企画発表段階から話題になっている、イモトアヤコ(28)のエベレスト登山への出発直前SPだったためだろう。芸人による世界最高峰への挑戦ということで賛否はあるものの、出発直前のスペシャルで視聴率の大台を叩き出すのだから、注目度の高さは最近のバラエティでは群を抜いている。

 今まさに日本のバラエティ史に若手女芸人のイモトが名を刻もうとしている中、21日深夜にスタートした『ギャンブル・ザ・ワールド』(TBS系)では、バイきんぐの2人が、スペインとモロッコの間にあるジブラルタル海峡を現地で手に入れたダンボールで船を作って渡るという企画に挑戦していた。無論あまりにも現実味のない企画は達成できるはずのないもの。VTRの目的は、あくまでも芸人らしい現地でのハプニングを期待してのことに違いない。

 しかし、そんな手垢のついたような企画にもかかわらず、急遽スペインに飛ばされ、現地でダンボールを集め、ガムテープで船を作り、そして川に入って見事に溺れるバイきんぐの必死な姿は、どこか懐かしく新鮮でもあった。

 やはりそれは、『世界の村で発見!こんなところに日本人』(テレビ朝日系)や『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』(フジテレビ系)などの、昨年から各局がこぞって放送している、俳優やディレクターといった、芸人ではない人々が海外に行きVTRを撮ってくるタイプのバラエティが多かったためだろう。

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