署名活動に発展するなど注目を集めた『AKBグループ大組閣』 運営の本当の狙いは…

 AKB48グループが24日、グループ内のチーム替えを発表するイベント「AKB48グループ大組閣祭り ~時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!~」を開催した。そこでは、今春でグループを卒業する大島優子(25)がキャプテンを務めるチームKにNMB48の山本彩(20)とHKT48の兒玉遥(17)が現チームとの兼任で加入することが発表され、ファンからは驚きの声が上がった。また、チームKとSKE48を兼任していた松井珠理奈(16)はそれを継続することが決まり、それぞれ姉妹チームのエースがチームKに集中するという結果に。これを受けて、ポスト大島の座は誰が獲得するのかと注目が集まっている。

 しかし、26日にAKB48の35thシングル「前しか向かねえ」(キングレコード)がリリースされたことで事態は一変。4タイプある同シングルのジャケット写真の裏表紙が全て山本のものであったことから、ネット上では「大島の後継者は山本に決定しているのでは」という憶測が飛び交っている。

 また、今回の組閣祭では、AKB48の公式ライバルとされる乃木坂46の生駒里奈(18)がSKE48との兼任に、SKE48の松井玲奈(22)は乃木坂46との兼任になるという異例の人事が発表され、波紋を呼んでいる。これには双方のメンバーも戸惑いを隠せない様子で、乃木坂46の白石麻衣(21)は自身のブログにて「昨日のAKB48さんの組閣について。乃木坂も関わってると知った時はびっくりしたし、理解できませんでした。2年間皆で頑張ってきた今までの私たちの努力は無駄なのかな…乃木坂の力だけじゃやっていけないのかなぁ…でも、私がどうこう言ったところで、何も変わらない」と本音を吐露。

 この想定外の事態に、両グループのファンからは「もうめちゃくちゃじゃん」「なんで乃木坂まで巻き込むの」「迷走してる」とネガティブな反応が相次ぎ、27日には乃木坂46ファンによる兼任反対の署名活動が開始されるという状況になっている。この署名活動では、AKBグループの総合プロデューサーである秋元康氏(55)や、乃木坂46運営委員会委員長の今野義雄氏らに向け、「私たちは乃木坂46のAKB48グループとの移籍・兼任に反対し公式ライバルとして従来の活動を存続することを望みます」として、生駒と松井の兼任撤回などを求めているという。

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