【ネットナンパ】久しぶりの“チェンジゲッター2スイッチオンんんヌっ”

llustrate by ながおか

 筆者トコショーが愛用している出会える系サイト。初対面の素人女性とエッチするにはもってこいなのだが、残念ながらいい事ばかりではない。素人女性を装った業者の書き込みが少なからず存在するからだ。

 こうした業者はいわゆる援助デリバリー業者がほとんど。こうした業者に引っかかった場合、セックスはただの商行為に成り下がってしまい面白みが無くなってしまう。それゆえ、できることなら援デリ業者に遭遇しないで済む目を養いたいものだ。
 
 
 
 
 しかし!
 
 
 
 
 百戦錬磨を自負する筆者トコショーであっても、月に1、2回は罠にかかってしまう。とにかく奴らの手口は巧妙で日々進化し続けているのである。

 「援デリ業者」を避けるための方策を明文化したいところだが、相手の手口が流動的ゆえなかなか難しい。やはり常日頃からたくさん遊んで、肌感覚で身につけるしかないのかもしれない。

 ま、そういう面もあるからこそ筆者は飽きずに毎日出会える系サイトを覗いているのである。そう「日々是精進」、生涯現役を目標とするからには毎日が勉強なのだ。

 
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[タイトル]
今日の夕方に渋谷で待ち合わせ♪ 
 
[内容]
今日の夕方18時過ぎから渋谷で会える人いませんか? 
 
バイトが18時に終わるので、その後から終電まで楽しくお会いしたいカモ。
最近毎日が同じことの繰り返しでツマンナイから刺激がほしいです。 
 
ガツガツしてる人は苦手なんで、色々と余裕のある人がいいな♪♪ 
 

[書込み日時]02/1* 10:02
[受付メール数] 0/20 
 
チアキ さん
♀20代半ば
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 ご覧の書き込みを発見したのは筆者愛用サイトの一つである【ハッピーメール】のアダルト掲示板。寝起きの一服をしながら朝の時間帯の書き込みをチェックしていた時のことである。

 このように8時間後だとか翌日だとかと時間をおいた約束の募集というのは、素人女性のモノホンの書き込みである可能性が高いのである。なかには業者があえてそうしているパターンもあるのだが、今のところその手口は少数派であると言えよう。

 そんなワケで、筆者はこの書き込みに募集することにしたのである。

 
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こんにちは、チアキさん。
都内の会社員ショーイチ、36歳です。 
 
今日は仕事なんですが、18時過ぎには時間を作れます! 
 
良かったらぜひ楽しく気持ち良くお会いしたいです。
ガツガツ派ではなくまったり派なんで、チアキさんに楽しんでもらえるよう頑張っちゃいます! 
 
詳しい希望とか教えてもらえたらうれしいです!
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 すると10数分後に返信があり、無事に交渉成立。相変わらずの楽勝である。それにしても初対面の男性と密室で二人っきりになって股を開くだなんて、本当にけしからん女性が増えたものだ。ま、そのおかげで筆者のような非モテ男性でも気持ちのいいおセックスを楽しめるのだからそうした傾向は歓迎するべきだろう。

 約束の時間、待ち合わせ場所の渋谷百軒店アーケードの下で待っていると、チアキちゃんがやってきた。白いワンピースと黒のハーフコート。身長は150センチほどのちびっこ体型で、細い手足が印象的。そしてお顔は、80年代後半に大ブレイクしていた女性アイドルデュオ「Wink」のさっちんこと鈴木早智子の全盛期を思わせる雰囲気だった。

 はかなげで透明感があり、普段はMの筆者ですら思わずイジメたくなるようなチアキちゃん。
 
 
 
 
 今日は俺のテクを思う存分出し切って、足腰立たないようにしてやるぜ、ゴルぁ!
 
 
 
 
 そう決心しながらも、紳士の仮面を被って語りかけた。

 
「こんばんは、チアキちゃんだよね?」 
 
「あ、はい。ショーイチさんですか?」 
 
「そう、【ハッピーメール】で約束してたショーイチだよ」 
 
「ごめんなさい、ちょっと遅れちゃいましたね」 
 
「ううん、気にしないで。この場所すぐ分かったかな?」 
 
「ここは何度も通ったことあるんですけど、“ひゃっけんだな”っていう場所だって知らなかったんですよ」 
 
「ああ、そっかぁ。そうだよね、普通は気にしないものね」 
 
「でも、これで覚えたからもう大丈夫です」

 
 そんな当たり障りのない会話をしながらも、筆者の愚息はフル勃起! ここからなら早足で向かえば30秒もかからずにホテルに入ることが可能だ。だが、そんなせっかちでは女性にヒかれてしまうだけ。ここはググっと我慢のしどころだろう。

 
「ホテルに行く前に、コンビニでお茶でも買っていこうか?」 
 
「はい」 
 
「お茶でもジュースでもビールでも構わないから遠慮しないでね」 
 
「え、そんな悪いです」 
 
「いいからいいから、俺のを買うついでだから、ね?」 
 
「じゃあ、お言葉に甘えますね」

 
 たかが飲み物くらいでここまで遠慮するとはなかなか礼儀の正しい娘のようだ。こういう娘を“俺色”に染めるっていうのも、素人女性とヤれる【出会える系サイト】ならではだろう。

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